新型トヨタ・アルファードの弟分として生まれた新型トヨタ・ヴェルファイアは、おもに、独身や若いファミリー層をターゲットにした車です。しかも、カスタムがしやすいので、かなりワクワクする車でもあります。逆に、アルファードは、品のある落ち着いたデザインの車で熟年ファミリー層の人気があります。
この2台がマイナーチェンジをします。特にトヨタ・ヴェルファイアの特徴や発売日や、エンジンや装備や内装・外装や安全性能やライバル車や評価など、今わかっている情報を元のお話したいと思います。
目次
トヨタ・ヴェルファイアの歴史
初代
前期型、3.5V(2008年5月-2011年9月)
後期型 2.4Z (2011年9月-2015年1月)
トヨタ・ヴェルファイアは、トヨタ・アルファード(2代目)から、派生した車です。アルファードと比べてみますと、デザインが攻めてる感じがしますし、より若者系を意識した車となっています。
排気量は、V型6・3.5L、直4・2.4L。駆動方式はFF/4WD。トランスミッションは、6速AT[6 Super ECT]CVT[Super CVT-i]当初より、ハイブリッドは搭載しています。
Sponsored Links
2代目(2015年-)
ZA
VL
2代目トヨタ・ヴェルファイアです。アルファードがフルモデルチェンジしましたので、ヴェルファイヤでは初のフルモデルチェンジとなりました。排気量は、V型6・3.5L、直4・2.4Lから2.5L変更(NA、ハイブリッド)駆動方式はFF/4WD。トランスミッションは、6速AT[6 Super ECT]CVT[Super CVT-i]。フロントマスクがかなりごつくなっています。
新型トヨタ・ヴェルファイアの発売日
新型トヨタ・ヴェルファイアのマイナーチェンジの発売日が気になりますよね。トヨタ・アルファードと兄弟車なので、同じがまたはすこしずらしての発売となりそうです。時期としては2017年10月あたりになるという話が出ています。
実は、ライバル車でもあるホンダ・オデッセイ(北米版)2017年1月にお披露目をしました。と言うことは、2018年~日本仕様が発売される可能性があります。
新型トヨタ・ヴェルファイアは2016年7月に特別仕様車2代目ベースのGOLDEN EYESを発売しています。この車の販売を停止し、対向として新たなマイナーチェンジをしてホンダ・オデッセイとの差別化を計ります。
Sponsored Links
新型トヨタ・ヴェルファイアの特徴
エンジン
エンジン | T・ヴェルファイア /2.5L(H) /3.5L (NA) /2.5L (NA) | H・ オデッセイ /2.0L(H) /2.4L (NA) |
パワートレイン | 2.5L(H・NA): 直列 4気筒DOHC3.5L (NA): V型6 気筒 | 直列4気筒+モーター |
最高出力 | 2.5L(H): 112[152] /57003.5L (NA): 206 [280] /62002.5L (NA): 134[182] /6000 | 2.0L(H): 107 [145] /62002.4L (NA): 129-140[175-190] /6400 |
最高出力 | 2.5L(H): 206[21.0] /4400- 48003.5L (NA): 344[35.1] /47002.5L (NA): 235[24.0] /4100 | 2.0L(H): 175 [17.8] /40002.4L (NA): 225 -237 [23.0-24.2] /4000 |
最高出力(馬力・モーター用) | 105[143] | 135 [184] /5000-6000 |
最大トルク(回転数モーター用) | 270[27.5] | 315 [32.1] /0-2,000 |
トランスミッション | 2.5L(H): 電気式 無段 変速3.5L (NA): スーパーインテリジェント6速AT [6 Super ECT]2.5L (NA): 自動無段変速機[Super CVT-i] | 2.0L(H): なし(ボタンかスイッチ)2.4L (NA): 無段変速AT [トルクコンバーター付/ 7スピードモード付] +バドルシップ |
駆動方式 | 2.5L(H): 4WD3.5L /2.5L (NA): 2WD 4WD | 2.0L(H): 2WD2.4L (NA): 2WD 4WD |
電池 | ニッケル水素 | リチウムイオン |
個数 | 34 | 72 |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
燃費&実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費 (e燃費調べ) |
T・ヴェルファイア /2.5L(H) /3.5L (NA) /2.5L (NA) | 3.5L (NA): 9.52.5L (NA): 11.6- 12.8 | 2.5L(H): 18.4-19.43.5L (NA): 9.12.5L (NA): 12.0- 12.4 | 3.5L: 7.03- 9.812.5L: 8.79- 9.252.5L (H): 11.49- 12.78 |
H・オデッセイ /2.0L(H) /2.4L (NA) | 2.0L(H): 24.4- 26.02.4L (NA): 13.6- 14.0 | 2.4L (NA): 12.8- 13.0 | 2.0L(H): 16.772.4L (NA): 9.61- 11.16 |
* 単位:JC08モード・km/L
現行車のエンジン表と燃費表です。今度のマイナーチェンジでは3.5LV型6気筒から2.0Lターボエンジンへ変更されるかもしれません。もしかしたら間をとって追加も考えられます。
購入予定者には朗報ですね。排気量が小さくなりますと税金が安くつきます。ですが、ターボ車で燃料の発火を促進して瞬発力で走る感じなので、エンジンに負担がかかります。その点が気になるところですが、今ではかなり技術が進んでいますの、少々のことでは壊れないと思います。
燃費は、エンジンの型が変わらないのでそう変わらないと思われます。2.0Lターボが追加したならば、約15.0km/L(JC08モード)くらいはなると推測しますね。ちなみに、トヨタ・アルファードと同じエンジンです。
Sponsored Links
ボディーサイズ
ボディーサイズ | T・ ヴェルファイア /2.5L (H) /3.5L (NA) /2.5L (NA) | H・オデッセイ /2.0L(H) /2.4L (NA) |
全長 | 4930- 4935 | 4830 |
全幅 | 1850 | 1800- 1820 |
全高 | 1880- 1950 | 1685- 1715 |
ホイールベース | 3000 | 2900 |
室内長 | 3210 | 2935 |
室内幅 | 1590 | 1625 |
室内高 | 1400 | 1305- 1325 |
重量 | 1920- 2220 | 1720- 1780 |
乗員 | 7/8 | 7/8 |
最小回転半径 | 5.6/5.8 | 5.4 |
*単位:mm/kg
ボディー色
ホワイトパールクリスタルシャイン (メーカーオプション32,400円)
シルバーメタリック
グレーメタリック
ブラック
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン (メーカーオプション32,400円)
バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク (メーカーオプション32,400円)
グレイッシュブルーマイカメタリック
現行車のボディーサイズとボディー色です。トヨタ・アルファードと比較してみますとボディーサイズは、多少の数字のズレはありますが、ほぼ同じ範囲です。
ボディー色の方に違いがありますね。アルファードには、ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークが入っているのですが、ヴェルファイアでは、バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレークが入っています。今度のマイナーチェンジでは、変更はないようですね。
トヨタアルファード新型のマイナーチェンジの特徴は?旧型情報や価格、燃費は?
Sponsored Links
装備
出典 You Tube 【VELLFIRE】機能紹介/贅を尽くした極上のくつろぎ。 【技術】
出典 You Tube 【エスティマ/エスティマハイブリッド】6:4分割・電動床下格納機能付サードシート
現行車の内装です。トヨタ・アルファードの内装とそう変わりません。(変わっているのはモデルさんと小物ですね)
今度のマイナーチェンジでは、シートの変更があるようです。エステティマの電動床下格納機能付きサードシートが追加されるのではないかと言われています。これは、トヨタ・アルファードでも同じです。あとは、小物などの細かい変更がある模様です。
Sponsored Links
シーケンシャルウィンカー
出典 You Tube TOYOTA C-HR 流れるウインカー
現行車の外装です。マイナーチェンジでは、足周りのバンパーやフロントグリル、新しいデザインのアルミホイールなどけっこう細かい変更がなされるようですね。
アルファードでは、流れるウインカーのシーケンシャルウィンカーが搭載だと言われていますが、けっこうアルファードよりも、ヴェルファイアの方がこのウインカーは似合ってる感じがします。
安全性能
出典 You Tube 【VELLFIRE】機能紹介/大きなクルマの、大いなる安心。 【技術】
出典 You Tube 【LAND CRUISER】機能紹介/Toyota Safety Sense P 衝突回避支援パッケージ【技術】
現行車の安全性能です。アルファードと同様で車に対しての安全対策だけでしたが、今回のマイナーチェンジでトヨタセーフティーセンスPを搭載し、対人まで安全対策ができるようになります。エンブレムから出るミリ波レーダーと単眼カメラをバッグミラーにつけて、全方位対象物を確認します。
他にも安全性能は、トヨタセーフティーセンスPの上級があります。GPSでの通信によるものですが、これはまだインフラ整備ができていません。ミニバンのような大衆車では、まだ難しいようです。
Sponsored Links
新型トヨタ・ヴェルファイアの価格
価格 | 2WD | 4WD |
特別仕様車 ZA ”GOLDEN EYES” /3.5L (7人乗り) | 431万円- | 451 万円- |
Z”GOLDEN EYES” /2.5L (7人乗り) | 392 万円- | 417 万円- |
HYBRID Executive Lounge /2.5L (7人乗り) | なし | 703 万円- |
Executive Lounge /3.5L (7人乗り) | 652 万円- | 671 万円- |
HYBRID ZR”G EDITION” /2.5L (7人乗り) | なし | 550 万円- |
HYBRID ZR /2.5L (7人乗り) | なし | 491 万円- |
HYBRID ZR”サイドリフトアップシート装着車” /2.5L (7人乗り) | なし | 486 万円- |
HYBRID V ”LEDITION ” /2.5L (7人乗り) | なし | 535 万円- |
HYBRID V /2.5L (7人乗り) | なし | 477 万円- |
HYBRID X (7人乗り) | なし | 415 万円- |
HYBRID X (8人乗り) | なし | 411 万円- |
HYBRID X ”サイドリフトアップシート装着車” (7人乗り) | なし | 418 万円- |
ZA”G EDITION” /3.5L (7人乗り) | 458 万円- | 477 万円- |
Z”G EDITION” /2.5L (7人乗り) | 417 万円- | 442 万円- |
ZA /3.5L (7人乗り) | 414 万円- | 433 万円- |
Z”A EDITION” /2.5L (7人乗り) | 375 万円- | 400 万円- |
Z /2.5L (7人乗り) | 357 万円- | 382 万円- |
Z /2.5L (8人乗り) | 353 万円- | 378 万円- |
Z ”サイドリフトアップシート装着車” /2.5L (7人乗り) | 356 万円- | 380 万円- |
VL /3.5L (7人乗り) | 484 万円- | 503 万円- |
VL ”サイドリフトアップシート装着車” /3.5L (7人乗り) | 434 万円- | 452 万円- |
V /2.5L (7人乗り) | 399 万円- | 424 万円- |
V /2.5L (8人乗り) | 395 万円- | 420 万円- |
V ”サイドリフトアップシート装着車” /2.5L (7人乗り) | 396 万円- | 420 万円- |
X /2.5L (8人乗り) | 319 万円- | 344 万円- |
X ”サイドリフトアップシート装着車” /2.5L (7人乗り) | 330 万円- | 353 万円- |
現行車の価格表ですね。ヴェルファイアの特別仕様車ゴールデンアイズは、今度のマイナーチェンジで一時販売が終わります。
2.0Lターボ車が追加や変更された場合の価格予想は、350万円くらいだと思われます。もちろん、安全性能トヨタセーフティーセンスPも標準装備のようなので価格が少し上がりますね。
私としては、オプション扱いでもいいのではないかと思います。現行車の安全性能は、車のみの対応です。それなりに機能しますので、あとは運転手がしっかりと周りを確認をすればいいだけの話です。特に2.0Lターボ車は、価格(特に税金面で)にも走りにしても魅力的な車です。その上でトヨタセーフティーセンスPをつけても、元は取れる感じはしますね。
Sponsored Links
ライバル車
ホンダ・オデッセイ
出典 ホンダ公式 オデッセイ
新型ホンダ・オデッセイですね。ハイブリッド車が378万円-405万円ー、ガソリン車が276万円ー362万円-。
2017年1月に、北米仕様のオデッセイが公開されました。最新情報では、世界初の超高速データ通信サービスの4G LTE車載Wi-Fiが搭載されるようですね。あまり、車と関係はないですが、若者にとっては通信設備が充実したら触手が動くのではないでしょうか。今の車は、ただ走りがいいだとか、おしゃれもいいですが、このような通信設備を完備しないと売れないかもしれませんね。
新型ホンダオデッセイの価格、燃費や発売日は?【北米2017】
トヨタ・ヴェルファイアの評判
https://twitter.com/Bigstar_Ben/status/815816571293560832
トヨタ・ヴェルファイア(Toyota Vellfire)。pic.twitter.com/naTEBODOJp
— 自動車bot (@zidosya_bot) November 2, 2016
CM
出典 You Tube 【ヴェルファイア】A day with VELLFIRE
まとめ
新型トヨタ・ヴェルファイアはいかがだったでしょうか。
トヨタ・アルファードと兄弟車です。やはりライバル車でもあります。ターゲットは違いますが、生き残りをかけて、マイナーチェンジを行います。
トヨタは、ノア3兄弟もあります。なぜか、同じ車で名前を販売することが好きですね。トヨタの戦略ですが、ハイブリッドの時代がそろそろ終わりが近付いています。日産がEV車へ、方向転換しようとしています。トヨタとしては、かなりの脅威を感じると思われます。兄弟車も、いずれ淘汰される時期がくるのではないかと推測しています。これからのトヨタのミニバンの動向が楽しみですね。