新型トヨタ・アルファードは、トヨタの高級ミニバンとして君臨しています。今度、大幅なマイナーチェンジを考えているようです。使い勝手のよい仕様となるようです。では、新型トヨタ・アルファードの特徴、発売日や価格、燃費や内装外装、安全性能やライバル車や評価など、今わかってる情報を元にお話ししたいと思います。
目次
トヨタ・アルファードの歴史(旧型情報)
初代(2002年-2008年)
アルファードV前期型 (2002年5月 – 2005年4月)
アルファードG後期型 (2005年4月 – 2008年5月)
アルファードハイブリッド
初代のトヨタ・アルファードですね。ミニバンとなっていますが、元はハイエースのワゴン系7-8人のりから、派生した車です。見るからに、バンですね。排気量は、NA・V6・3.0L/直4・2.4L、ハイブリッド直4・2.4L。駆動方式FF/4WD。トランスミッションは、5速AT、4速AT[Super ECT]、ハイブリッド:CVT[Super CVT]
この時から日産エルグランドは、ライバル車でした。豪華で気品のあるミニバンとして人気があり、トヨタ・アルファードは、かなり苦戦していました。
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2代目(2008年-2015年)
前期型(2008年5月 – 2011年11月)
2代目のトヨタ・アルファードですね。車体がどこなく丸びを帯びています。フレームは、3代目エスティアと同じものを使っているからです。排気量は、NA・V6・3.5L/直4・2.4L、ハイブリッド直4・2.4L、3.0L→3.5Lへ変更。駆動方式FF/4WD。トランスミッションは、4・5速→6速AT[6 Super ECT]、ハイブリッド:CVT[Super CVT]
3代目(2015年 – )
G[2.5L]
3代目のトヨタ・アルファードです。画像をみてるとわかるのですが、ぐっと高級路線へ変換をしています。フロントマスクが凛々しくなっていますね。排気量は、NA・V6・3.5L/直4・2.4L→2.5L、ハイブリッド直4・2.5L、駆動方式FF/4WD。トランスミッションは、6速AT[6 Super ECT]、自動無段変速機[Super CVT-i]、ハイブリッド:電気式無段変速機です。
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新型トヨタ・アルファードの発売日
新型トヨタ・アルファードは、2015年に3代目フルモデルチェンジをし、2016年7月には、マイナーチェンジをしています。次期マイナーチェンジは、2017年10月あたりで行なわれる模様です。
周期的には、2020年あたりにフルモデルチェンジはすると推測します。ただ、それまでには、マイナーチェンジと特別仕様車で、つなぐ感じとなりますが、日産エルグランドが2018年にフルモデルチェンジをする情報が入ってきています。アルファードが2020年にフルモデルかと思っていましたが、2019年あたりにすこし早くなりそうですね。
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新型トヨタ・アルファードの特徴
エンジン
エンジン | T・アルファード /2.5L(H) /3.5L (NA) /2.5L (NA) | N・エルグランド /3.5L /2.5L |
パワートレイン | 2.5L(H): 直列4気筒DOHC3.5L (NA): V型6気筒DOHC2.5L (NA): 直列 4気筒DOHC | 3.5L: V型 6気筒 DOHC2.5L: 直列 4気筒 DOHC |
最高出力 | 2.5L(H): 112[152] /57003.5L (NA): 206[280] /62002.5L (NA): 134[182] /6000 | 3.5L: 206[280] /64002.5L: 125[170] /5600 |
最大トルク | 2.5L(H): 206[21.0] /4400- 48003.5L (NA): 344[35.1] /47002.5L (NA): 235[24.0] /4100 | 3.5L: 344[35.1] /44002.5L: 245[25.0] /3900 |
最高出力(馬力・モーター用) | 2.5L(H・前): 105[143]2.5L(H・後): 50[68] | なし |
最大トルク(回転数モーター用) | 2.5L(H・前): 270[27.5]2.5L(H・後): 139[14.2] | なし |
トランスミッション | 2.5L(H): 電気式 無段変速機3.5L (NA): スーパー インテリジェント 6速AT [6 Super ECT]2.5L (NA): 自動無段変速機[Super CVT-i] | エクストロ ニックCVT-M6 [6速 マニュアル モード付 無段変速機] |
駆動方式 | 2.5L(H): 4WD3.5L 2.5L(NA): 2WD 4WD | 2WD 4WD |
電池 | ニッケル水素電池 | なし |
個数 | 34 | なし |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
*NA:自然吸気・H:ハイブリッド
燃費&実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費 (e燃費調べ) |
T・アルファード/2.5L(H) /3.5L (NA) /2.5L (NA) | 3.5L (NA): 9.52.5L (NA): 11.4- 12.8 | 2.5L(H): 18.4- 19.43.5L (NA): 9.12.5L (NA): 12.0- 12.4 | 2.5L(H): 12.893.5L (NA): 不明2.5L (NA): 8.67- 9.46 |
N・エルグランド/3.5L /2.5L | NA: 9.4-10.8 | NA: 9.0-10.4 | 不明 |
* 単位:JC08モード・km/L
現行車のエンジン表と燃費表です。エンジンは、ガソリン車とハイブリッド車で、NA3.5LV型6気筒が入っています。今度行なわれるであろうマイナーチェンジでこのV型6気筒が2.0L 直列4気筒ターボエンジンに変更するんではないかと言われています。
エンジンをダウンサイジングするわけです。エンジンの排気量を小さくしながらもターボで圧力をかけて、小型化されたエンジンの力を最大限引き出します。軽量でしかもコスト的にもやすい利点があります。
欠点としては、エンジン自体に負荷をかけるので従来のエンジンよりかは、寿命が短いようです。昔よりは、技術も進歩してかなり質があがったてるようですね。燃費も、エンジン変更により多少数値が変わりますが、ほほ変更はないと思われます。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | T・アルファード/2.5L(H) /3.5L (NA) /2.5L (NA) | N・エルグランド /3.5L /2.5L |
全長 | 4915 -4935 | 4945 |
全幅 | 1850 | 1850 |
全高 | 2.5L(H): 1895- 19503.5L (NA): 1880-19502.5L (NA): 1880- 1895 | 1815 |
ホイールベース | 3000 | 3000 |
室内長 | 3210 | 3025 |
室内幅 | 1590 | 1580 |
室内高 | 1400 | 1270- 1285 |
重量 | 1950-2220 | 1910 – 2110 |
乗員 | 7~8 | 7~8 |
最小回転半径 | 5.6 5.8 | 5.7 |
*単位:mm/kg
ボディー色
ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプション:32,400円)
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク(メーカーオプション:32,400円)
シルバーメタリック
グレーメタリック
ブラック
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(メーカーオプション:32,400円)
グレイッシュブルーマイカメタリック
現行車のボディーサイズとボディー色です。室内は、アルファードのほうが広いですね。排気量もエルクランドとは、あまり変わり映えしません。となりますとアルファードがエルクランドに負けてるのは、おそらく外観や内装のデザインで優劣がついてる可能性がありますね。これは、他車でも言えますが、車も見た目かっこいいかどうかです。ボディー色の変更はない模様です。
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装備
出典 You Tube 【ALPHARD】機能紹介/快適を極めた大空間。
エグゼクティブラウンジ
出典:You Tube 【エスティマ/エスティマハイブリッド】6:4分割・電動床下格納機能付サードシート
現行車の内装です。今度のマイナーチェンジでより一層の高級感を出すために、変更があるようですね。インテリアパネルの変更や細かい改良がおこなわれると思われます。エスティマで搭載されている6:4分割・電動床下格納機能付サードシートをアルファードに載せるという話が出ています。けっこう、ミニバンのシートは、大きくて重く、女性が扱うと大変ですが、この電動床下格納機能付サードシートにより、ボタン一つで収納スペースができます。あくまでも推測ですが、もし搭載すればかなり便利な機能です。
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シーケンシャルウィンカー
出典 You Tube TOYOTA C-HR 流れるウインカー
現行車の外装です。今度のマイナーチェンジで、バンパーの変更やテールランプの変更、フロントグリルのデザイン変更、アルミホイールの新しいデザインの追加とかなり凝った話が出ています。
あとは、最近公道で見かけるのはシーケンシャルウィンカー。通称流れるウインカーと言われ、トヨタ・C-HRの搭載されている方向指示器です。アルファードに載せるのではないかとも言われています。これは楽しみですね。おそらく、オプションだと推測しますね。
【トヨタ C-HR・SUV車】価格や燃費は?内装やサイズ、ライバル比較は?
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安全性能
出典 You Tube 【ALPHARD】機能紹介/大きなクルマの、大いなる安心。 【技術】
プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
インテリジェントクリアランスソナー(8センサー)
LEDコーナリングランプ
オートマチックハイビーム
現行車の安全性能です。現状の性能では、歩行者の認識や自動ブレーキ支援、車線のはみ出しを制御できる装備は、搭載されていません。今度のマイナーチェンジでは、セーフティセンスPへ変更されるようです。
ミリ波レーダー方式の単眼カメラをつけることによってより精度をあげて衝突防止を歩行者や車に対して行なえます。ミニバンでもかなり大きな部類に入りますので、セーフティセンスPでちゃんと安全対策をすればかなりいいのではないでしょうか。
新型トヨタ・アルファードの価格
価格 | 2WD | 4WD |
特別仕様車SA”TYPE BLACK” /3.5L (7人乗り) | 431 万円~ | 451 万円~ |
特別仕様車 S”A パッケージTYPE BLACK” /2.5L (7人乗り) | 392 万円~ | 417 万円~ |
HYBRID Executive Lounge /2.5L (7人乗り) | なし | 703 万円~ |
Executive Lounge /3.5L (7人乗り) | 652 万円~ | 671 万円~ |
HYBRID G ”F パッケージ” /2.5L (7人乗り) | なし | 535 万円~ |
HYBRID G /2.5L (7人乗り) | なし | 477 万円~ |
HYBRID X /2.5L (7人乗り) | なし | 415 万円~ |
HYBRID X /2.5L (8人乗り) | なし | 411 万円~ |
HYBRID X ”サイドリフトアップシート装着車”/2.5L (7人乗り) | なし | 418 万円~ |
HYBRID SR ”Cパッケージ”/2.5L (7人乗り) | なし | 550 万円~ |
HYBRID SR /2.5L (7人乗り) | なし | 491 万円~ |
HYBRID SR ”サイドリフトアップシート装着車”/2.5L (7人乗り) | なし | 486 万円~ |
GF /3.5L (7人乗り) | 482 万円~ | 503 万円~ |
GF ”サイドリフトアップシート装着車”/3.5L (7人乗り) | 434 万円~ | 452 万円~ |
G /2.5L (7人乗り) | 399 万円~ | 424 万円~ |
G /2.5L (8人乗り) | 395 万円~ | 420 万円~ |
G ”サイドリフトアップシート装着車”/2.5L (7人乗り) | 396 万円~ | 420 万円~ |
X /2.5L (8人乗り) | 319 万円~ | 344 万円~ |
X ”サイドリフトアップシート装着車”/2.5L (7人乗り) | 330 万円~ | 353 万円~ |
SA ”Cパッケージ” /3.5L (7人乗り) | 458 万円~ | 477 万円~ |
S ”Cパッケージ” /2.5L (7人乗り) | 417 万円~ | 442 万円~ |
SA /3.5L (7人乗り) | 414 万円~ | 433 万円~ |
S ”Aパッケージ” /2.5L (7人乗り) | 375 万円~ | 400 万円~ |
S /2.5L (7人乗り) | 357 万円~ | 382 万円~ |
S /2.5L (8人乗り) | 353 万円~ | 378 万円~ |
S ”Aパッケージ” /2.5L (7人乗り) | 356 万円~ | 380 万円~ |
現行車の価格表です。グレードの多さにびっくりですね。7人乗りと8人乗りがあります。2016年7月に追加された「アルファード タイプブラック」が今度行われるマイナーチェンジに伴い販売を終わるようです。
あとは、安全性能のセーフティセンスPがオプションになるか標準装備になるかですね。それにより、価格が10万円-20万円と上がります。全グレードにセーフティセンスPが標準装備という話ですが、少しでも安く車を購入したいお客様がいることを考えると、やはりオプションになる可能性が高いですね。
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ライバル車
日産・エルグランド
出典 日産公式 エルグランド
日産・エルグランドですね。排気量は3.5L・2.5L価格は、339万円-583万円-。派手さはないのですが、すごく高級感があります。新型フルモデルチェンジは2018年の行われるという話が出ています。日産は、デザイン性がいいですからね。どうしてもトヨタの方が、すこしぼやっとした感じでセンスがいまいちです。マイナーチェンジで、かなり巻き返しをするトヨタ・アルファードですが、さてどうなるでしょうか。
【日産エルグランドハイウェイスター】CM特徴や価格は?ライダーとの違いは?
トヨタ・アルファードの評判
車を乗り替えようと思ってアルファード、ベルファイアあたりで考えてたけどNOAHもありだなぁ。
— 初代vathゆーき (@yu_ki_flying_v) July 8, 2017
ヴォクシーとかあのへんは知らんけど、
アルファードの乗り心地はいい。— Yu t a r ❨o❩_✍ (@kurage_0411) July 8, 2017
まとめ
新型トヨタ・アルファードは、いかがだったでしたか
マイナーチェンジで、さらなる高級感とあげつつ、安全性能トヨタセーフティセンスPを搭載します。今後は、フルモデルチェンジでプラットフォームTNGAを利用しますし、ますます進化してくと思われます。楽しみなミニバンとなりそうな予感ですね。