新型ホンダオデッセイの価格、燃費や日本発売日は?【北米2017】

2017年1月9日、アメリカデトロイドモーターショーで、北米仕様の新型オデッセイがお披露目されました。アメリカで絶大なる人気を得て、アメリカのミニバンにおける販売台数が7年連続No1に輝きました。7~8人乗りで、小回りが利きますし、何よりも移動をするときはアメリカの大家族にはもってこいの車です。

日本では、2016年2月にハイブブリッド化をしたばかりですが、これを機に日本でも新型オデッセイが発売されるのではないかと言われています。

では、新型ホンダ・オデッセイ(北米仕様)の特徴日本仕様の発売日燃費価格内装外装安全性能ライバル車CMなど、今わかっている情報を元にお伝えしたいと思います。

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ホンダ・オデッセイの歴史

初代 RA1/2/3/4/5型(1994年 – 1999年)

フロント(日本仕様、前期型)

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出典:ウィキペディア ホンダ・オデッセイ

管理人のワンポイント説明

初代のオデッセイです。いかにもミニバンって感じです。当時、乗用車の定員が6~7人で珍しかったのか、かなりの人気が出たんだそうです。欠点としては、燃費の悪さですね。排気量は直4の2.2L/2.3L/3.0Lです。トランスミッションは4速AT。駆動方式FF・4WDです。欧州では、シャトルと呼ばれています。

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2代目 RA6/7/8/9型(1999年 – 2003年)

前期型

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出典:ウィキペディア ホンダ・オデッセイ

管理人のワンポイント説明

2代目のホンダ・オデッセイです。フロントマスクが変化していますね。外装はあいかわらず大人しめで、インパクトにかけます。排気量は直4の2.3L/3.0Lです。2.2Lは廃止。トランスミッションは4速ATで5速AT追加されています。駆動方式FF・4WDです。

中国やオーストラリアでも販売されるようになりました。2代目より、走りを重視したスポーティーモデル「アブソルート(Absolute)」を新たに追加しています。

3代目 RB1/2型(2003年 – 2008年)

前期型(2003年10月 – 2006年4月)

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後期型フロント(2006年4月 – 2008年10月)

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出典:ウィキペディア ホンダ・オデッセイ

管理人のワンポイント説明

3代目のホンダ・オデッセイフロントマスクがやや面長になったようです。全体的にスリムになった感じを受けます。排気量は直4の2.4L/だけになりました。3.0Lは廃止。トランスミッションは4速ATは廃止。5速ATでCTV追加されています。駆動方式FF・4WDです。

4代目 RB3/4型(2008年 – 2013年)

前期型 アブソルート (2008年10月 – 2011年10月)

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出典:ウィキペディア ホンダ・オデッセイ

管理人のワンポイント説明

5代目のホンダ・オデッセイです。フロントグリルが一新されシャープな感じです。車体のスリムさは変わりはないですね。排気量は直4の2.4L/。トランスミッションはCTV/5速AT。駆動方式FF・4WDです。

5代目 RC1/2/4型(2013年 – 現在)

ABSOLUTE

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出典:ウィキペディア ホンダ・オデッセイ

管理人のワンポイント説明

5代目のホンダ・オデッセイです。フロントマスク及び、フロントグリルがさらに目立つ顔立ちとなりましたね。全体的にごつい感じです。車体もそれに合わせてちょっと大きくなったようです。

日本では2016年2月4日にマイナーチェンジをしてハイブリッド搭載車が出ました。排気量は直噴4の2.0L/。トランスミッションはなんとないんですね。運転席のパネルでボタンようなもので設定するようです。ガソリン車にはCVTを載せています。駆動方式FF・4WDです。

新型ホンダ・オデッセイの発売日

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出典:オートックワン 巨漢ミニバン、ホンダ 新型オデッセイ公開!全幅2メートル超えは日本ではデカ過ぎ (画像No.2)

実は、ホンダ・オデッセイ(日本仕様)は2016年2月にマイナーチェンジをしハイブリッド化を行っています。その後、2017年デトロイドモーターショーで新型オデッセイ(北米仕様用)をお披露目しました。

5代目が2013年生まれで周期的にも5~6年で新型に変わると言われています。お披露目したということは、新型オデッセイの販売がほぼ確定だと推測できますので、時期的新型ホンダ・オデッセイの日本仕様の発売日には、2018年~2019年と思われます。

上記の画像は、北米国際自動車ショー2017で公開されたもので北米仕様となります。

最新情報では、2017年9月28日に日本仕様のマイナーチェンジを行うと発表し、11月に販売される予定です。北米仕様は、2017年1月9日にフルモデルチェンジをしていますが、日本仕様とは異なります。けっこう、日本でも北米仕様のファンがいるみたいですよ。

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新型ホンダ・オデッセイの特徴

プラットフォーム

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出典:ホンダ公式 オデッセイ(現行車日本仕様) 超低床プラットフォーム (センタータンクレイアウト)

新型ホンダ・オデッセイのプラットホームは、ホンダ・グローバルライトトラックプラットフォームと呼ばれているもので、北米仕様ホンダ・オデッセイ(3代目・4代目)につかわれています。あくまでも推測ですが、そのままこのプラットフォームが使われていると思います。

また、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトも採用しているかもしれません。なぜなら、大型ミニバンクラスの乗り心地がよくないと、ロングドライブでは疲れます。リラックスできる室内空間を実現するには、燃料タンクをどこに置くかで決まりますので、そのためのセンタータンクレイアウトです。これなら、室内空間を広くできればシートなどのアレンジも思いのままです。

因みに、現行車の日本仕様のプラットフォームは、超低床プラットフォームとして名前をつけています。

エンジン

エンジンH:オデッセイ
/2.0L・2.4L
T・エスティマ・エ
/2.4L
T・トヨタ・ヴェルファイア
/2.5L・3.5L
パワーユニット2.0L:
4気筒(+モーター)
2.4L:
4気筒
2.4L:
4気筒(+モーター)
2.5L:
4気筒(+モーター)
3.5L:
6気筒
最高出力2.0L・H:
107[145]/6200
2.4L・G:
129~140[145~190]/4000
110~125[150~170]/60002.5L/H:
112[152]/5700
2.5L/G:
134[182]/6000
3.5L/G:
206[280]/6200
最大トルク2.0L・H:
175[17.8]/4000
2.4L・G:
225~237[23.0~24.2]
190~224[19.4~22.8]/40002.5L/H:
206[21.0]/4400~4800
2.5L/G:
235[24.0]/4100
3.5L/G:
344[35.1]/4700
最高出力(モーター用)135[184]/
5000-6000
前:105[143]
後:270[27.5]
前:105[143]
/省略
後:50[68]/省略
最大トルク(モーター用)315[32.1]/
0-2000
前:50[68]
後:130[13.3]
前:270[27.5]
後:139[142]
トランスミッションボタン式?H:
電気式無段変速機
H:
電気式無段変速機
3.5L:
6Super ECT
2.5L:
Super CTV-i
駆動方式2WD/4WD2WD/4WD
H:
E-Four
2WD/4WD
H:
E-Four

*最高出力単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク単位:N・m[kgf・m]/rpm
*最高出力(モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm

エンジン表です。日本仕様では2016年2月4日、マイナーチェンジをしてハイブリッド車2.0Lを発売。ホンダのミニバン車としては初めてのSPORTS HYBRID i-MMDを搭載しました。

今回の新型オデッセイ(北米仕様)では、3.5Lが追加されるようで、トランスミッションは、10速オートマチックを採用。日本仕様の新型オデッセイは、ハイブリッド搭載は標準だと思いますが、3.5Lハイブリッド搭載が出るかは未知数ですね。

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ボディーサイズ

ボディーサイズH:オデッセイ
/2.0L・2.4L
T・エスティマ
/2.4L
T・トヨタ・ヴェルファイア
/2.5L・3.5L
全長483048204930
~35
全幅182018101850
全高1695
~1715
17601880
~1950
ホイールベース290029503000
室内長293530103210
室内幅162515801590
室内高1300
~1325
12551400
重量1720
~1880
2155
~2225
2140
~2220

単位:mm/kg

ボディーサイズです。新型オデッセイ(北米仕様)のサイズはかなり大きく、アメリカビッグサイズとなっています。なんでも全長が5000mm・全幅2000mmという話を聞きます。現行車よりも一回り大きいですね。

日本仕様サイズよりかなり大きく見えますが、日本仕様の場合はおそらくサイズは現状維持だと推測します。

燃費

燃費2WD4WD
H:オデッセイ2.0L/H:
24.4~26.0
2.4L/G:
13.4~
14.0
2.4L/G:
12.8~13.0
T・エスティマ2.4L・3.5L/G:
11.4~11.6
2.4L/H:
17.0~18.0(E-Four)
T・ヴェルファイア2.5L/G:
11.4~11.6
3.5L/G:
9.5
2.5L/H:
18.4~19.4
2.5L/G:
11.4~11.6
3.5L/G:
9.5

単位:JC08モード・km/L

燃費表です。新型オデッセイ(北米仕様)はサイズが大きく、排気量も3.5Lともなりますと、ハイブリッドではないかぎり燃費はJC08モード10km/L行くか行かないかですね。現行車2.4Lのガソリン車がJC08モード13.4~14.0km/Lですので、北米仕様の燃費は、あまり期待はできないと思います。

ホンダオデッセイの弱点?!

実は、現行車ホンダ・オデッセイの日本仕様ハイブリッド車のモーターが1個しかないんですね。トヨタのプリウスは、モーターが2個前後についています。だから燃費も上がりますし、力強い走りをするわけですね。

ホンダはどちらかといいますと、ハイブリット化が遅れている気がします。勢力図でもトヨタ・マツダ・スバルと日産・ホンダと分かれているようですし、基本的にはトヨタに追いつけ追い越せなんでしょう。ホンダ以外は独自のスタイルを持っていますが、ホンダだけはどうも迷走している感があります。

新型ホンダ・オデッセイ日本仕様が発売される時は、ハイブリッド強化で出してくれると推測します。

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ボディー色

日本仕様のボディー色

ホワイトオーキッド・パール [全タイプ]
スーパープラチナ・メタリック [全タイプ]
モダンスティール・メタリック [全タイプ]
クリスタルブラック・パール [全タイプ]
プレミアムヴィーナスブラック・パール [アブソルート全タイプ]
プレミアムスパイスパープル・パール [全タイプ]
プレミアムディープロッソ・パール [全タイプ]

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出典:ホンダ公式 オデッセイ ボディー色

ボデイー色です。画像だけは判断は難しいと思いますが、流れとしては新型が出てもボディー色はそう変わらないのではないでしょうか。やはり、大人数で乗る車です。華やかな色合いよりもシックな感じで高級感のある色合いがいいかもしれませんね。

装備

内装

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出典:オートックワン 巨漢ミニバン、ホンダ 新型オデッセイ公開!全幅2メートル超えは日本ではデカ過ぎ (画像No.3)

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出典:オートックワン 巨漢ミニバン、ホンダ 新型オデッセイ公開!全幅2メートル超えは日本ではデカ過ぎ (画像No.8)

新型ホンダ・オデッセイ北米仕様の内装です。色が少し地味な感じを受けます。あくまでも展示品車ですので、シート色などの発表があるかもしれません。ハンドルでもごっついですね。3.5Lで車が大きいので、太くしっかりとした形です。

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外装

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出典:オートックワン 巨漢ミニバン、ホンダ 新型オデッセイ公開!全幅2メートル超えは日本ではデカ過ぎ (画像No.1)

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出典:オートックワン 巨漢ミニバン、ホンダ 新型オデッセイ公開!全幅2メートル超えは日本ではデカ過ぎ (画像No.4)

新型ホンダ・オデッセイ北米仕様の外装です。カメラの寄りすぎか、フロントマスクが見にくいですがけっこうごっつい顔立ちをしてます。あとは、ヘッドランプや装飾なんでしょうが、あくまでも北米用のファミリー向けの車ですので、実用車的な位置づけだと思います。車が安全かつしっかりと走って、大家族が乗れてドライブ出来たり、大きな荷物を運んだりできたらいいなというくらいです。

日本では、スタイリッシュな車で走りがよくコンパクトで燃費がよい車が人気です。この差をどうするか?ですね。おそらく日本仕様では、燃費に対してさらに磨きをかけると思いますし、フロントマスクも変わってくると推測しますね。

安全性能

ホンダセンシング

出典:You Tube 安全運転支援システム『Honda SENSING』

安全性能です。現時点の日本仕様は一部標準装備です。新型では新しい安全装備がつくかはわかりません。マイナーチェンジでは、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に「渋滞追従機能」が追加されるようです。新型オデッセイ北米仕様でも安全性能の詳しい話が出ていなかったので、今後の動向を逐一見ていきたいと思います。

新型ホンダ・オデッセイの価格

価格2WD4WD
G・2.4L:(7~8人乗り)7人:
289万円~
8人:276万円~
8人:
301万円~
G・2.4L/
EX ホンダセンシング
7人:
338万円~
8人:
352万円~
アブソルート・2.4L8人:
298万円~
8人:
323万円~
アブソルート・2.4L/X ホンダセンシング7人:328万円~
8人:
320万円~
8人:
343万円~
アブソルート・2.4L/X ホンダセンシング/
Advancedパッケージ
7人:
347万円~
8人:
339万円~
8人:
362万円~
アブソルート・2.4L/EX ホンダセンシング7人:
345万円~
8人:
356万円~
HYBRID・2.0L7人:
364万円~
8人:
356万円~
なし
HYBRID・2.0L/
Advancedパッケージ
7人:
402万円~
8人:
394万円~
なし
HYBRID・2.0L・EXパッケージ7人:
399万円~
なし
HYBRID・2.0L/
アブソルート・ホンダセンシング
7人:
386万円~
8人:378万円~
なし
HYBRID・2.0L/
アブソルート・ホンダセンシング/Advancedパッケージ
7人:
405万円~
8人:397万円~
なし
HYBRID・2.0L/
アブソルート・ホンダセンシング/EXパッケージ
7人:
400万円~
なし

価格表です。日本仕様の2.0Lのハイブリッド車と2.4Lのガソリン車、北米仕様は$29,850~$45,325(日本円で337万円~512万円~)です。

新型オデッセイ北米仕様も、値段は据え置きのような気がします。日本仕様の新型は外装や内装やオプション・ホンダセンシングの標準装備などの内容によっては、値段も変わってきまので、今後の発表を見守ってみましょう。

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ライバル車について

トヨタ・エスティマ

image

出典:トヨタ公式 エスティマ

トヨタ・エスティマの価格は、327万円~492万円~2.4L+モーターのハイブリッドと2.4Lのガソリン車です。ホンダのライバルはやはりトヨタですね。両社ともミニバンはけっこう力を入れていると思います。

実は、エスティマの新型が遅れている模様です。早くて2017年か、2018年頃に新型フルモデルチェンジする話のようです、もし、そうであれば新型ホンダ・オデッセイ日本仕様の発売と重なる可能性があります。ブランドで選ぶか、機能性で選ぶかは各販売店で確認してみましょう。

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トヨタ・ヴェルファイア

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出典:トヨタ公式 ヴェルファイヤ

トヨタ・ヴェルファイアの価格は、319万円~703万円から3.5L/2.5Lのガソリン車と2.5L+モーターのハイブリッド車です。排気量の多さは、群を抜いていますね。エスティマと比べてフロントマスクが今度の新型ホンダ・オデッセイ北米仕様のフロントマスクに似て、ごつい感じです。実車を見たのですが、ほんと一枚岩がどかんとあるって感じでした。ただ気になるのが価格が若干高いことですね。

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ホンダ・オデッセイ(日本仕様)のCM

出典:2016 Honda Odyssey Hybrid CM Japan (ホンダオデッセイハイブリッド)

まとめ

新型ホンダ・オデッセイはいかがだったでしょうか。

今のところ、北米仕様での新型です。日本仕様は、新型への道はしっかりと準備はしているようです。ハイブリッド化もしていますので、今後の課題としては、価格と内装と外装がポイントとなってきます。いろいろなミニバンの中ではかなり室内が広いので、これをどう活かしてスタイリッシュな車に仕立て上げるかですね。

もちろん、北米仕様もその地域にあう車つくりが大事になってきます。役にたつ車が売れると思いますので、奇抜さよりもオーナーの実用的な満足感が確実に得られるかですね。今後のホンダ・オデッセイの動向を見守っていきましょう。

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