SUV車の先駆者として位置づけされている、新型スズキ・エスクードです。この車が今度マイナーチェンジで追加がありました。では、新型スズキ・エスクードの特徴や発売日・エンジンや燃費、装備や内装や外装、ライバル車や評判など、今わかってる情報をもとにお話したいと思います。
目次
スズキ・エスクードの歴史
初代(1988年-1997年)
ハードトップ(豪州仕様)
5ドア 2.0(後期型)
初代のスズキ・エスクードです。1988年、まだそれほどSUV車が人気ではなかった時、排気量1.6L/2.0L/2.5L。エンジンは直4とV6気筒。NAとディーゼル。駆動方式は、パートタイム4WD。トランスミッションは、5MT/4AT/3AT。見た目、スズキ・ジムニーに似ていますね。
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2代目(1997年-2005年)
ヘリー・ハンセン リミテッド(2000年3月〜2005年4月)
3ドア
2代目のスズキ・エスクードです。排気量は、1.6L/2.0L/2.5L。直4とV6。ガソリンとディーゼル。駆動方式は、FR/パートタイム4WD。トランスミッションは5M/4AT。中身は、そう変わらないのですが、外観が角ばったものになっています。
3代目(2005年-2017年)
前期型 5ドア
XG 5ドア(後期型・日本仕様 7型)
3代目のスズキ・エスクードです。排気量は、1.6L/2.0L/2.7L(前期2005-2008)・2.4L/3.2L/1.9L(クリーンディーゼル海外用)。トランスミッションは、5MT/5AT/4AT。排気量の変更が著しいです。また、車体のデザインは、前回同様あまりパッとしたものではありません。やはり、初代のデザインがエスクードらしいですね。
4代目(2015年 –)
4代目のスズキ・エスクードです。4代目から、製造国ハンガリーが変わります。排気量1.6Lのみ。直4とクリーンデイーゼル。駆動方法FF/フルタイム4WD。トランスミッションは、6AT/6MT。製造先が変わるとデザインがこうも変わるんですね。すごく、力強くなっています。2016年11月、日本車の仕様を変更しました。FFは、廃止。4WDのみとなります。
新型スズキ・エスクードの発売日
新型スズキ・エスクードは4代目(2015年 –)です。2016年11月にマイナーチェンジ仕様変更しています。そのエスクードが、またマイナーチェンジをするのではないかと話が出ています。現在、2017年7月26日に、エスクードのターボエンジンの追加がありました。
新型フルモデルチェンジの周期は5-6年です。ということは、東京オリンピック2020年あたりになりそうです。あくまでも推測ですが、ハイブリッドへ変更するかもしれません。その間に、マイナーチェンジや特別仕様車を出しながら、新型車を出すと思われます。
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新型スズキ・エスクードの特徴
エンジン
エンジン | S・エスクード /1.6L /1.4L(ターボ追加) | H・ヴェゼル /1.5L | S・フォレスター /2.0L |
パワートレイン | 1.6L:直列4気筒 DOHC16バルブVVT1.4L(T):直列4気筒直噴ターボ | 直列4気筒 DOHC | 水平 対向 4気筒 DOHC 16バルブ デュアル AVCS直噴ターボDIT |
最高出力 | 1.6L: 86 1.4L: 100[136]/5500 | H: 97[132] /6600NA: 96[131] /6600 | NA:109 [148] /6200T:206[280]/5700 |
最大トルク | 1.6L: 151[15.4] 1.4L:210[21.4] /2100-4000
| H: 156 [15.9] /4600NA: 155 [15.8] /4600 | NA:196 [20.0] /4200T:350[35.7]/2000-5600 |
最高出力(馬力・モーター用) | なし | 22[29.5] /1313 ̶2000 | なし |
最大トルク(回転数モーター用) | なし | 160[16.3] /0 ̶1313 | なし |
トランスミッション | 6速AT | H: 7速オートマ チック +パドル シフトNA: 無段 変速 オートマ チック[トルクコンバーター付] | リニアトロニック[マニュアルモード付] 6MT スポーツ |
駆動方式 | フルタイム4WD | FF 4WD | AWD [常時 全輪 駆動] |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*NA:自然吸気・H:ハイブリッド・T(ターボ)
燃費&実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費 (e燃費調べ) |
S・エスクード/1.6L /1.4L(T) | なし | NA: 17.4T:16.8 | NA:12.04- 13.57T:不明 |
H・ヴェゼル /1.5L | H: 23.4-27.0NA: 19.8- 20.6 | H: 21.6- 23.2NA: 19.0 | H: 17.30- 19.22NA: 14.49- 14.85 |
S・フォレスター /2.0L | なし | NA/リニアトロニック:16.0 NA/6MT: T:スポーツ | 10.60- 12.93 |
* 単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気・H:ハイブリッド
現行車のエンジン表と燃費表です。今度行われるマイナーチェンジは、エンジンの1.0L直3ターボに変更という話があります。これは、SX4・Sクロス1.6Lで、1.0L直3ターボに変更される話からきているようです。この予想はみごと外れてしまい、今回は1.4L直4ターボエンジンを追加しました。1.0Lよりかは馬力があるのではないでしょうか。税金では、1.6Lよりも安くできますね。
エンジンの仕様が追加されるっていうのは、ほぼフルモデルチェンジの域に近いです。ですから、マイナーチェンジっていうよりもビッグマイナーチェンジに近いです。
スズキでは、エンジンのダウンサイジング化を進めていて、確かに税金の面でもかなり有利です。私としてはターボをつけてダウンサイジングしたら、馬力が落ちる気がします。NAエンジンにターボつけて無理やり、発火させるわけですからね。しかも、排気量が小さいのにもかかわらずです。数字的にみますと、ターボのほうが高くなっています。走り心地は、実際に乗ってみないとわかりませんが、エンジンの寿命が短いのではと思っています。
燃費は、NA車よりもすこし低いです。ターボでは瞬発力はいいですが、やはり燃費が悪いようですね。いくらダウンサイジング化しても燃費が悪ければ、購入者予定者が敬遠する確率が高いですね。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | S・エスクード /1.6L/1.4L(T) | H・ヴェゼル /1.5L | S・フォレスター /2.0L |
全長 | 4175 | 4295- 4305 | 4595- 4610 |
全幅 | 1775 | 1770- 1790 | 1795 |
全高 | 1610 | 1605 | 1715- 1735 |
ホイールベース | 2500 | 2610 | 2640 |
室内長 | 1960 | 1930 | 2095 |
室内幅 | 1480 | 1485 | 1540 |
室内高 | 1265 | 1265 | 1280 |
重量 | 1210-20 | 1270- 1390 | 1460- 1610 |
乗員 | 5 | 5 | 5 |
最小回転半径 | 5.2 | 5.3- 5.5 | 5.3 |
*単位:mm/kg
ボディー色
ブライトレッド5 ブラック2トーンルーフ
サバンナアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ
アトランティスターコイズパールメタリック/ブラック2トーンルーフ
ギャラクティックグレーメタリック
コスミックブラックパールメタリック
クールホワイトパール
現行車のボディーサイズ表とボディー色です。ボディーサイズは、一番小さくコンパクトにまとまっています。マイナーチェンジでは、サイズの変更はありませんでした。
ボディー色は、色を追加する可能性があると推測しましたが、変更はありませんでした。ターボ車も同じ色でした。
新型フルモデルチェンジのでの色は、2トーンカラーと単色は、オレンジ色やイエロー色などを追加するといいですね。欧州で生産していますので、やはり固い色がくるかもしれません。せめて、日本仕様では派手な色使いをしてほしいと思いますね。
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装備
1.6
1.4Lターボ
マイナーチェンジ後の内装ですね。ちょっと、1.6Lはそのままに、シンプルすぎるのとなにか足りない内装です。今度のマイナーチェンジ追加された1.4Lの内装は、赤の線でちょっとアクセントをつけています。かっこいい内装になりましたね。
1.6L
1.4L
マイナーチェンジ後の外装です。マイナーチェンジの変更は、1.4Lの追加で変更があります。画像を見ても分かるのですが、フロントマスクのデザインが変わっています。1.6Lのフロントマスクは、横線ですが、1.4Lの方は縦線です。
1.4L用では、ルーフレールがついています。これは車の上に物を載せるために棒みたいなものです。見た目実用的なルーフレールではない感じがありますね。おしゃれに載せてるようにも見えます。あとは1.4L専用のアルミホイールやヘッドランプがあります。
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安全性能
ミリ波レーダー方式の衝突被害軽減システム
出典:スバル公式 エスクード ミリ波レーダー方式の衝突被害軽減システム
走行性能
現行車と追加分の安全性能と走行性能です。安全性能は、レーダーブレーキサポートII(ミリ波レーダー方式の衝突被害軽減システム)を標準装備しています。上記の4つの機能があります。
走行性能は、ALLGRIPですね。電子制御4WD・4モード走行切替機能・車両運動協調制御システムで四輪制御。安定の走行と優れた馬力を発揮します。やはり走りが重視でその上で安全性能が優秀であれば、走り屋さんには、かなりの魅力ですね。
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新型スズキ・エスクードの価格
価格 | 2WD | 4WD |
S・エスクード /1.6L/1.4L | なし | 1.6L: 234万円- 1.4L: 258万円- |
H・ヴェゼル /1.5L | H:227万円ー 277万円-NA: 192万円- 239万円ー | H: 248万円- 288万円- NA: 213万円- 233万円ー |
スバル・フォレスター /2.0L | なし | NA: 241万円ー 312万円ー |
*NA:自然吸気・H:ハイブリッド
現行車と追加分の価格表です。1.6Lが234万円-、1.4Lが258万円-です。他車と比べても同じくらいの金額となっています。エスクードでは、価格の差が24万ほどですね。馬力で選ぶか、価格で選ぶかですね。特に税金と比較しますと、1.4Lの方が税金が安くつきますが、価格が高いので悩みますよね。あとは、どこで車を見るかですね。ブランド名で見るか、好みもありますし予算もあります。
ライバル車
ホンダ・ヴェゼル
出典 ホンダ公式 ヴェゼル
ホンダ・ヴェゼルですね。1.5Lでハイブリッドを装備。2017年~2018年にかけて、マイナーチェンジが行なわれるようですね。欧州や中国から噂が流れています。
ヴェゼル新型(ホンダ)RSマイナーチェンジで価格や燃費は?デザインや評判は?
スバル・フォレスター
出典 スバル公式 フォレスター
スバル・フォレスターですね。新型フルモデルチェンジの話が出ています。NAガソリン車は2017年末から2018年春。PHVは2019年の発売となると噂があります。デザインもスズキ・エクシードよりも風貌がまさにSUV車の王様という感じですね。車体も一回り大きいですね。
【スバル新型フォレスター】フルモデルチェンジ価格・評判は?発売日・燃費は?
スズキ・エスクードの評判
どこにでも行ける安定感と、なんと言っても性能に対する価格の安さが、スズキ・エスクードの魅力。PCSがついた4WDのSUVが200万円台前半で買えるってないですよ。
まぁPCSは人間を判定してくれないのと、ハンガリーからの輸入車っていうところが不安点かしら。— [SSA2日目]あさかぜみずほP (@Cyber_PeroPero) August 25, 2016
カタログモデルながら走っている所をあまり見かけないレア車「スズキ・エスクード」。
昨日、このレア車を八幡平アスピーテラインで2台も見たんだ。
「スズキ・SX4 S-CROSS」もレア車だよな。走っている所を一度も見たことないもの。 pic.twitter.com/ZS0EMfo6vB— koba0622 (@takamatsu4777) May 23, 2016
小さいSUV買うならスズキ・エスクードがいいな。やっすいインパネと見栄を張れないこと以外魅力的笑
— つくるひと AS200 (@FL250h) May 1, 2016
まとめ
新型スズキ・エスクードは、いかがだったでしょうか シンプルなSUV車ですが、マイナーチェンジでは、1.4Lターボが追加されました。内装や外装なども変更がありました。
SUV車は、各社にとっては人気車あり稼ぎかしらです。スズキもその流れに遅れないように今後も、進化していくに違いないです。楽しみですね。