トヨタで有名なスポーツカーとしてトヨタ・86(排気量2.0L)があります。2012年4月から発売されかなり人気が出ました。その味を占めたのか、今度はより身近により走りを楽しめるスポーツカーを作ろうと思い立ったのが新型トヨタ・S-FR/コンセプトで2015年第44回東京モーターショー2015にお披露目しました。あくまでもコンセプトカーですが、今後の動向が楽しみな車となっています。
では、新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルの最新情報と発売日、特徴や価格、エンジンや燃費・装備や内装・外装・安全性能やライバル車や評判・CMなど今わかっている情報を元にお伝えしたいと思います。
目次
新型トヨタ・S-FRの最新情報
プラットフォーム
出典 トヨタ公式 Toyota New Global Architecture
出典:トヨタ・グローバル・ニュース 新世代ライトウェイトスポーツコンセプト TOYOTA S-FR
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルのプラットフォームはどうなるかといいますと、基本的にトヨタ・86の弟だと言われていますので、この流れを受け継ぎます。
トヨタ86はスバルと共同開発している車で、スバルBRZという親戚がいます。かなり複雑な関係ですね。
トヨタには、Toyota New Global Architecture(TNGA)という理念があります。これを元に総合的かつコスト削減などあらゆる角度から車を検証し、いかにより安全な車と走行性を高めるかを目指すものです。
おそらくは、新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルは、トヨタのTNGAのプラットフォームを使用すると考えられます。
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エンジン
・新型トヨタ・C-HRの1.2L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
・1.5L直列4気筒DOHC/NA
・1.6L直列4気筒DOHC/NA
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルのエンジンはどのような排気量なるかといいますと上記の3種類の候補があります。
トヨタ・86の排気量が2.0Lなのでそれ以下となります。排気量を考える時は、税金がどのくらいかかるかを目安にするといいかもしれません。
1.5L(34500円)で1.6L(39500円)です。括弧内は税金です。
たった5000円の差ですが、やはり税金は安い方がいいという人は1.5Lを選択しますよね。馬力がほしい人は1.6Lを選ぶでしょう。ちなみにC-HRは1.2Lなので1.5Lとの税金は変わりません。
あともうひとつ候補に挙げるとしたら、1.5L+ターボのエンジンですね。理由は、ある程度の馬力はほしいが税金をかけたくないということです。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | 新型トヨタ・S-FR /コンセプト | 軽自動車 規格 以下 | 小型車 規格 5ナンバー 以下 | 普通車 規格 以下 3ナンバー 以下 |
全長 | 3990 | 3400 | 4700 | 12000 |
全幅 | 1695 | 1480 | 1700 | 2500 |
全高 | 1320 | 2000 | 2000 | 3800 |
ホイールベース | 2480 | 不明 | 不明 | 不明 |
室内長 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
室内幅 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
室内高 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
重量 | 900 ~ 1100 | 1000以下 | 1000以下 | 1000超 |
乗員 | 4 | 4 | 4 | 5~ |
*単位:mm/kg
新型トヨタ・S-FR/コンセプトのボディーサイズは、上記の全長・全幅・全高・ホイールベースと乗員4名ということがわかっています。参考まで軽・小型車と普通車のサイズと比較してみますと、全幅は小型車のサイズに近いですね。全長と全高は、こじんまりとしているようです。
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルでは、やはり数字を変えてくるかですね。要はエンジンの大きさにもよりますので若干の数字の変動はあります。
燃費
燃費 | 6-Speed SPDS (6 Super ECT) | 6MT |
T・86 /2.0L | NA: 12.4 | NA: 11.8 |
燃費 | 電気式無段変速機 | Super CVT-i(自動無段変速機)[7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] |
T・C-HR | 1.8L H: 30.2 | 1.2L NA/T: 15.4 |
*単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの燃費は不明です。新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルの燃費はどうなるかといいますとエンジンが1.5LNAや1.6LNAといわれていますので、おそらく15.0km/L~くらいからですね。車体が900~1100kgのあいだです。かなり足元が軽くなりますので、燃費がよくなる可能性があります。
ボディー色
クリスタルホワイトパール
アイスシルバーメタリック
ダークグレーメタリック
クリスタルブラックシリカ
ピュアレッド
オレンジメタリック
アズライトブルー
ホワイトパールクリスタルシャイン
メタルストリームメタリック
ブラックマイカ
センシュアルレッドマイカ
ダークブラウンマイカメタリック
イエロー
ラディアントグリーンメタリック
ブルーメタリック
新型トヨタ・S-FR/コンセプトはイエローですね。新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルのボディー色は、ジブくいくか派手にいくかですね。体系が丸っこいし、すでにイエローでお披露目されています。おしゃれな感じでC-HRのボディー色に近いものになるかもしれませんね。
装備
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの内装ですね。かなりデザイン性の高いものになっています。内装とが外装の色を合わせています。
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルでは、シンプルかつ走りを意識した感じの内装となりそうですね。4名乗れるようになっていますが、正直な話かなり狭いと思います。トヨタ・86もC-HRも後部座席がかなり狭いです。ほぼ、2シーターと思えばいいですね。
出典 You Tube 2015 Tokyo Motor Show: Toyota S-FR Concept
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの外装ですね。車体のラインがとてもいいですね。走行性では問題はないように思います。ただ、フロントとリアの顔がすこし残念です。何か物足りないですね。あまりにもデザインがこじゃれた感じの方向へいってしまったことです。
あくまでもコンセプトカーなので今度の新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルでは、外装を変更するかもしれません。
新世代ライトウェイトスポーツコンセプトと名前がついていますので、やはりエッジに効いたデザインでないとスポーツカーとはいえないですね。
安全性能
Toyota Safety Sense C
出典 You Tube 【シエンタ】安全機能解説(Toyota Safety Sense C)
Toyota Safety Sense P
出典 You Tube 【LAND CRUISER】機能紹介/Toyota Safety Sense P 衝突回避支援パッケージ【技術】
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの安全性能は、今のところ不明です。トヨタには安全性能をパッケージしたToyota Safety Sense CとPがあります。ランク的はPの方が上です。
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルでは、この二つのどちらかを搭載するのではないかと推測します。ただ、トランスミッションはCVT(自動無段変速機)と6MTなのでおそらくCVTの方に搭載されるかもしれません。6MTは、運転操作が絡んできます。操作に支障がない程度の安全性能の一部を搭載ですね。あとはメーカーオプションで搭載するかです。
新型トヨタ・S-FRの価格
価格 | 6MT | 6AT |
T・86 /2.0L | NA: 262万円 ~ 339万円 ~ | NA: 264万円 ~ 346万円 ~ |
2WD CVT | 4WD CVT | |
T・C-HR / 1.8L 1.2L | H:1.8L 264 万円 ~ 290 万円 ~ | T:1.2L 251 万円 ~ 277 万円 ~ |
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド
新型トヨタ・S-FR/コンセプトの量産型モデルの価格予想ですが、おそらくトヨタ・86やトヨタ・C-HRの価格の間たと推測します。
価格設定を150万円以下でするという話もありますが、これは現実的は無理な感じです。
いくら車体本体を安くしても、装備やアクセサリーなどのオプションがたくさんあったとしたら車につけたいですよね。当然、価格が上がってきます。それなら、装備やアクセサリー・安全性能など初めからパッケージして価格設定してくれると、購入しやすいのではないでしょうか。
新型トヨタ・S-FR(量産型モデル)の発売日
出典 トヨタ公式 TOYOTA S-FR Racing Concept
2015年第44回東京モーターショー2015にお披露目された新型トヨタ・S-FRコンセプトがいつごろどのような形で発売されるかとても気になりますよね。まずは量産化モデルを作り、生産・販売という流れです。
実は東京オートサロン2016にて、S-FRのレーシングコンセプト仕様車をお披露目しました。この車はあくまでもレーシングカー用です。まだ量産型モデルを作っていないようですね。両車ともコンセプトカーです。すでにトヨタ・86が販売されています。
今更ライトウェイトスポーツカーを販売して意味があるのかという話から量産型モデルは発売中止になるのではと憶測が飛んでいます。2015年、2016年と確実に新型トヨタ・S-FRの姿を見せていますので、おそら東京オートサロン2017で量産化モデルを公開なのではといわれています。
今2017年3月現在、輸出用として新型トヨタ・S-FRの量産化モデルへという話が流れで、なんと2021年へ発売延期と話になっている模様です。4年先ですので、かなり車のスペックが変わりそうですね。ハイブリッド・PHVやはたまた自動運転まであらゆることが想定されます。さて、どんな新型トヨタ・S-FRの量産化モデルが出てくるか楽しみですね。
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ライバル車について
ロードスター
出典 マツダ公式 ロードスター
マツダのロードスターです。排気量が1.5L。駆動方式は2WD(FR)のみ。トランスミッションは6MT/6EC-AT。全グレードはNA車でディーゼル車はないですね。
価格は249万円~319万円~となります。マツダは長年スポーツカーを販売しており、老舗の中の老舗です。ロードスターには、兄貴分がいましてロードスターRF2.0Lがいます。新型トヨタ・S-FRが発売されたらかなりのライバルとなるでしょうね。
【新型マツダ・ロードスターRF画像】価格や発売日は?動画の評判は?
トヨタ・S-FRの評判
TOYOTA S-FR Racing Concept
割とS-FRが好きだったりする
ロードスターRFと比較されそう pic.twitter.com/GZBKuvHm51— 坂史 (@1jz_ge_15) March 10, 2017
次に欲しい車はトヨタ S-FR。
2020年までに200万 貯めたら買えるかな。
— ヨタWRX 2017 (@yotawrc) December 31, 2016
https://twitter.com/ilove235sesse/status/799958497492221954
CM
出典 You Tube 【WOW】MESSAGE MOVIE 技術篇*車がS-FRっぽいです。
まとめ
新型トヨタ・S-FRコンセプトは、いかがだったでしょうか。
もうすでに元の車は、レーシング用までできています。あとは量産化モデルがどうなるかですね。発売が2021年と延びた話もあります。
ここまで新型トヨタ・S-FRをちらちらと見せています。最高の形で新型トヨタ・S-FRを出そうと思っているのでしょう。
今、2017年現在であと4年あります。この先時代は変わっていきます。購入予定者の気持ちも変わっていきます。新型トヨタ・S-FRが時代遅れの車になりはしないか心配しています。
もし、販売するのであればはやく量産化モデルを出してほしいし、販売をしなければほんと無駄となってしまいます。だからこそ、遅くなってもぜひしっかりとした新型トヨタ・S-FRの量産化モデルを形にしてほしいと思いますね。