日産の中で主力として人気なのがコンパクトカー日産ノートですね。価格も1.5Lクラスでは安くなっているので、手が届きやすい車です。
もともと、日産マーチから派生したもので、ちょっとマーチを四角にした感じなんですが、実は、日産ノートがモデルチェンジでハイブリッド型になるのではという話が出ています。
では、日産ノートのビッグマイナーチェンジでの性能や燃費・価格・エンジン・装備・安全性、ライバル車の動向・評価など解説していきたいと思います。
目次
日産ノートの発売日は?
新型日産ノートは、初代E11型(2004年-2012年)・2代目E12型(2012年-)とモデルチェンジをしました。
2016年11月2日、4回目のマイナーチェンジ(ビック)をおこない、ノート「e-POWER」ハイブリッド搭載車と「モード・プレミア」(12月12日販売開始)を追加し、日産の新しい電気自動車をお披露目しました。また、12月には「e-POWER NISMO」の販売を始めました。
「e-POWER」ハイブリッド搭載車がかなり売れてしまい、2017年1月~6月までの販売台数が84,211台*(ガソリン車も含む)で第二位にもかかわらず、コンパクトカー部門で第1位を取りました。すごいですね。ちなみに、トヨタ・プリウスの販売台数は91,246台*とかなりいい線で売れていて、第一位になっています。*自販連調べ
今のところ、3代目フルモデルチェンジの話はきてはいませんが、日産は、打倒トヨタを目指しています。おそらく今後は「e-POWER」搭載車が中心となっていきますね。
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新型日産ノートの性能
エンジン
e-powerハイブリッド用エンジン
直列3気筒DOHC 1.2L
最高出力 58kW[79PS]/5400rpm
最大トルク 103Nm[10.5kgf・m]/3600-5200rpm
モーター最高出力 80kW[109PS]/3008-10000rpm
最大トルク最高出力 254N・m[25.9kgf・m]/0-3008rpm
電池 リチウムイオン電池
ガソリン車用のエンジン
直列3気筒DOHC 1.2L
最高出力 58~72kW[79~98PS]/5600~6000rpm
最大トルク 106~142Nm[10.8~14.5kgf・m]/4400rpm
駆動方式
FF(フロントエンジン・フロントドライブ2WD)と4WD(4輪駆動車)
トランスミッション
主流のCVT(無段変速機)ですね。目立った変更はないです。やはり売りは、レンジエクステンダーEV式なので操作性はあまり関係はないようです。
新型日産ノートのエンジンと駆動方式とトランスミッションになり、ノートe-power用エンジンは、レンジエクステンダーEV方式で作られています。
ノートe-powerの仕組みを簡単に説明しますと、エンジンの出力は発電だけに特化して、走行は100%電気モーターで走るという仕組みで、つまり充電をする必要がありません。
トヨタのハイブリッドの場合は、エンジン(ガソリンを使用)とモーターとの併用で車を動かします。ですから、ノートe-powerは、自家発電しなからの電気自動車となります。
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燃費
e-powerハイブリッド用
34.0km/L~37.2km/L
ガソリン車用
23.4km/L~26.2km/L
*JC08モード
新型日産ノートマイナーチェンジ後の燃費です。e-powerハイブリッドでは34.0km/L~37.2km/Lで、ハイブリッドのトヨタ・プリウスが37.2km/L出しています。
もう、日産の技術がトヨタに追いついて、同じ数字を出していますし、トヨタのハイブリッドの終わりが近付いている感じですね。今は、販売台数の首位を保っていますが、いずれ日産e-powerハイブリッドに追い抜かれることでしょう。
安全装備
インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
インテリジェント アラウンドビューモニター
インテリジェント ルームミラー
インテリジェント オートライトシステム
新型日産ノートマイナーチェンジ後の安全装備で、一番大事な装備としてインテリジェントエマージェンシーブレーキがあります。いわゆる、自動ブレーキで対人対物に衝突しないようにするための装備です。フロントのマルチセンシングカメラで前方を確認しながら、危険性が高まると警告音が出たりします。
他には、インテリジェント クルーズコントロールは、前車の一定の距離を自動的に保ちながらコントロールができます。またインテリジェント LIでは、車線から車がはみ出さないようにするための装備です。
あとは、全方・上から見渡せるインテリジェント アラウンドビューモニターと、インテリジェント ルームミラーは、アラウンドビューから来た情報も確認ができます。インテリジェント オートライトシステムは、夕暮れどきに自動的にヘッドライトがつく装備です。
他車の安全装備も同じようなシステムですので、あまり比較はできないのでないかと思います。なぜなら、運転者によって、安全装備の扱い方が変わりますので、一概にこの車の安全装備がいいとは言えません。運転者が運転しやすく、また安全装備がうまく使えるのかを確かめることが大事と思います。
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新型日産ノートの価格
出典 日産公式 e-POWER MEDALIST ブラックアロー
マイナーチェンジ後の価格帯は131万円-246万円で、価格がすこし高いわりには、販売台数では、NO1を取っています。ということは、やはり、ノートe-powerの功績が大きいということです。
自分で充電しながら、車道を走っていきますし、デザインもかっこいいですしね。若者から見ますととても魅了的な車で、もちろん、ほかのグレードもあります。
ただ、すこしグレードが多すぎると感じます。いずれ、ノートe-power1本に絞っていくでしょうが、もうすこし選びやすくしてくれると、車が買いやすいのではないでしょうか。
ライバル車の動向
トヨタ・アクア
出典:トヨタ公式・アクアG
燃費は、37.0km/Lとかなりの高さですね。
まさに日本におけるハイブリッド車の中では、王者ですね。しかも、2017年には、フルモデルチェンジが行われるという話がちらほらと出てきています。
こうなりますと、トヨタアクアの動向が気になります。2016年11月日産はマイナーチェンジし、日産ノートe-powerというハイブリッドを発表しました。燃費で勝負して、あのプリウスと肩を並べています。今度は、アクアが、燃費を向上してくるでしょうね。
【トヨタ新型アクア】燃費、価格や発売日は?プリウス比較と評判は?
ホンダフィット
燃費36.4km/Lは、トヨタアクアと比べますと、多々劣りますね。意外とアクアとフィットと比較して車の商談をするユーザーさんが多いんだそうです。
その中、日産ノートが燃費で勝負するのですからあっぱれですね。買い替え時期を狙ってるユーザーさんにとってはよい判断材料になります。
フィット新型(ホンダ)マイナーチェンジで燃費と不具合は?価格・発売日は?
日産ノートの評価
代車はノートe-power。車の燃費計だから誤差はあるだろうけどこの位まで出るんだなぁ。(この後39.6km/lまで伸びました)#日産 #日産ノート pic.twitter.com/RiHUOxEhsN
— 和哉 (@kazuya7733) September 30, 2017
昨日今日とリコールで話題の日産ノートの新しいの乗った。ハイブリッドは初めて乗ったけどエンジンかける時とか音が静か過ぎてなんか不安になたよー。でもやはり燃費は良いねー。
— トキア@10/7ファームさん (@tokiaxil) October 1, 2017
日産 ノート e-POWER NISMO
白、カーボンドアミラー、カーボンピラーガーニッシュ センター/リヤ 装備
次の車はこれに決めた!
交渉でも営業さんがんばってくれた~ありがとう~— アルエム (@Aluem0216) September 21, 2017
まとめ
日産新型ノートはいかがでしたでしょうか?
日産の救世主であるノートe-powerが、かなり売れていますが、懸念があります。それは、日産が2017年10月にリコールを出してしまい、全車影響を受けています。
このリコールのおかげで、せっかくノートe-poweで日産が盛り返したところなのに、日産が窮地に立たされています。今後どうなるかはわかりませんが、日産の動向を見守りたいと思います。