ジャスティ新型(スバル)ダイハツトール・トヨタルーミー/タンクとの違いや評判は?

2016年11月9日にダイハツから「トール」、トヨタから「ルーミー/タンク」が小型車として販売開始しました。ジャスティとの違いが気になります。元はダイハツのOEM車で、ダイハツの軽自動車の技術を総動員して作られた車です。そして、今回スバルでもこのダイハツのOEM車を使って、スバルジャスティを販売することになりました。

では、新型スバルジャスティの特徴価格燃費装備安全性能トールやルーミー/タンク違いなどをご紹介していきます。

Sponsored Links
Sponsored Links

スバルジャスティの歴史

初代(1984年-1994年)

前期型フロント(豪州仕様)

image

後期型 マイム

image

出典:ウィキペディア スバルジャスティ

管理人のワンポイント説明

初代の販売期間は、1984年2月-1994年12月です。当時の軽自動車スバル・レックスを元にして作られました

実は、スバルジャスティは1994年から日本での販売を終わらせて撤退をしています。そのかわりに欧州仕様として名前を引き継ぐことになり、つまり事実上日本でのスバルジャスティは、10年しか販売していないことになります。

Sponsored Links

初代(通算2代目)(1994年-2003年・海外仕様)

2代目ジャスティ

image

後期型

image

出典:ウィキペディア スバルジャスティ

管理人のワンポイント説明

この2代目が、海外仕様となります。欧州仕様では、スズキ・カルタス(スイフト)からOEM供給を受けて作られた車です。

2代目(通算3代目)(2003年-2007年・海外仕様)

3代目ジャスティ

image

出典:ウィキペディア スバルジャスティ

管理人のワンポイント説明

2003年のスバルジャスティは当時GMの傘下のスズキ・イグニスの欧州仕様車のOEM車から供給してもらい作られた車です。

3代目(通算4代目)(2007年-2011年)

4代目ジャスティ

image

出典:ウィキペディア スバルジャスティ

管理人のワンポイント説明

トヨタ自動車の子会社であるダイハツよりブーン(欧州名シリオン)のOEM供給を受けて新型ジャスティとして欧州で発売

スバルジャスティの歴史を紐解きますと初代を除き一貫してOEM供給による生産で生きてきた車ですね。なんと波乱万丈な車なんでしょうか。

新型スバルジャスティの発売日

トヨタ・ルーミー・タンクとダイハツ・トールは、2016年11月9日に発売され、2代目(スバルから通算5代目)(2016年11月-)新型スバルジャスティは、遅れること11月21日に発売されました。

できれば、いっしょの日に発売を開始すればよかったですね。スバルとしては、車の差別化をしたかったのかもしれません。

Sponsored Links

新型スバルジャスティ・トールやルーミー/タンクの違い

エンジン・ボディサイズ・燃費

スバルジャスティ&カスタム
エンジン:1.0L 直列3気筒DOHC・インタークーラー付ターボ
ボディサイズ:3,700×1,670×1,735
燃費:2WD/21.8-24.6 4WD/22.0km/L

スバルジャスティのプラットフォームは、ダイハツトールからのOEM車ですので当然エンジンと寸法・燃費は同じです。

なぜ、軽の水平対向エンジンを作らなかったのか

スバルと言えば、水平対向エンジンがあり、なぜこのエンジンを軽に活かさなかったのかが疑問に残ります。搭載できないわけは、おそらくエンジンの構造によるものだと推測します。

水平対向エンジンはピストンが横に動き、直列3気筒ではピストンが縦に動きます。つまり、水平対向エンジンが横へ広がっていますので、軽のエンジンルームに入れにくいのではないでしょうか。

しかも、エンジンサイズを狭く小さくしてしまいますと、ピストンの横の動きが悪くなる可能性があります。逆に、直列3気筒は縦ですのでコンパクトにまとめることができ、エンジンルームに入れやすいと思われます。

スバルがジャスティを自社生産しようと思ったとき、1.0L水平対向エンジンの開発は難しいと考えたと思いますね。それより手早くダイハツと協力して、OEM車でとりあえず1.0Lを供給してもらって販売したほうがいいと判断したのでしょう。

私としては、ちょっと逃げに近い感じを受けますが、水平対向エンジン搭載の軽自動車を乗ってみたかったですね

Sponsored Links

ボディカラー

ジャスティ色

出典 スバル公式 ジャスティ インペリアルゴールドクリスタル・メタリック

インペリアルゴールドクリスタル・メタリック
パール・ホワイトⅢ
ブライトシルバー・メタリック
ブラック・マイカメタリック
プラムブラウンクリスタル・マイカ
ファインブルー・マイカメタリック
マゼンタベリー・マイカメタリック
フレッシュグリーン・メタリック
レーザーブルークリスタルシャインimageimage
出典:スバル公式 ジャスティ 色

トヨタルーミー限定色:ブリリアンカッパ―クリスタルマイカ

image

image

出典:トヨタ公式 外観・ボディー色・2トーン

スバルジャスティのボディー色です。ダイハツのトールと同じ配色に2トーン3色のみ(ダイハツは5色)を追加しています。

トヨタルーミーは、インペリアルゴールドクリスタル・メタリックの替わりにブリリアンカッパ―クリスタルマイカが入ります。あとは、2トーン5色もあります。

画像から限定色のカッパ―とゴールドで比較しても色の質感がわかりません。明るいかシブいかです。これは、一度各販売店で確認したほうがいいですね。

Sponsored Links

装備

内装

image

image

出典:スバル公式 ジャスティ インテリア

スバルジャスティの内装です。つくりは同じですが、オプションでカスタマイズすることで他車との差別化ができます。

スバルならスバルアクセサリー・トヨタならトヨタアクセサリー・ダイハツならダイハツアクセサリーがあります

外装

GSフロント

image

GSリア

image

カスタムRS

image

出典:スバル公式 ジャスティ エクステリア

スバルジャスティの外装です。カスタムの名前がついきますとフロントグリルが勇ましくなります。エンブレムはもちろんスバルの星が輝いています。

あとは、オーナーの好みでオプションでのカスタマズができます。トールとルーミー/タンクも同じデザインです。

安全性能

スマートアシストⅡ
衝突回避支援ブレーキ機能
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
誤発進抑制制御機能
先行車発進お知らせ機能
車線逸脱警報機能

スバルジャスティには、全車標準装備でスマートアシストⅡがついています

ダイハツトールでは、カスタムG・G・Xにはついていませんトヨタルーミーでは、カスタムG-T、カスタムG“S”、G-T、G“S”、X“S”に標準装備となっていますが、G・X・カスタムGにはつきません。トヨタタンクもルーミーと同じです。

ということは価格次第では、特にグレードの低い車を選びますと安全性能がついてスバルジャスティ、けっこうお買い得ではないでしょうか?

今後はマイナーチェンや一部改良で、スマートアシストⅡからスマートアシストⅢへ変わる可能性があります。まずは、OEM元であるダイハツ・トールから搭載となります。

Sponsored Links

スバルジャスティの価格

スバルジャスティ

スバルジャスティ2WD4WD
L152万円~175万円~
G168万円~190万円~
GS189万円~なし
カスタムR194万円~213万円~
カスタムRS207万円~なし

トヨタルーミー/タンク

トヨタルーミー/タンク2WD4WD
X

(スマアシⅡなし)

146万円~163万円~
X”S”152万円~170万円~
G

(スマアシⅡなし)

162万円~179万円~
G”S”168万円~185万円~
G-T183万円~なし
カスタムG

(スマアシⅡなし)

177万円~194万円~
カスタムG“S”183万円~200万円~
カスタムG-T196万円~なし

スバルジャスティの価格表とトヨタルーミー/タンクの価格表です。ジャスティには安全性能のスマートアシストⅡが全車に装備されています。

トヨタルーミーを例に比較してみますとスバルの最低グレードLは、152万円~、トヨタルーミーの最低グレードXで146万円~でスマートアシストⅡが搭載されていないから価格が低いんですね。ほかに、G・Gカスタムにも搭載されていません。

ということはやはり、スマートアシストの料金分上乗せされています。もし、146万で同じ金額ならお買い得と思ったのですが・・・。スバルジャスティの方が全車スマートアシストⅡ搭載という面では、お買い得な感じを受けます。

Sponsored Links

ライバル車について

スズキソリオ

image

出典:スズキ ソリオ

管理人のワンポイント説明

スバルジャスティ(ルーミー・タンク・トール)の打倒は、スズキソリオです。

マイルドハイブリッドを持ち、燃費は27.8km/L、しかも室内が広いので、これでかなり人気を得ています先進の安全技術のデュアルカメラブレーキサポート搭載で、価格が160万円~とお手ごろです。画像で判断するかぎり、ソリオはかなりゆったりとした感じを受けますね。

【スズキソリオ】新型ストロングハイブリッド、燃費や値段・特徴や発売日は?

スズキワゴンRの兄貴的な存在として、生まれてコンパクトカースズキソリオ。サイズと価格が売りでちょっと、軽自動車の扱いに近い車でありましたが、...

スバルジャスティの評判

関連記事

【新型ダイハツ・トール★トヨタ・ルーミー&タンク】燃費や評判は?CM徹底比較!

2016年11月9日新型ダイハツ・トールが発売されました。トールの名前の由来は北欧神話に出てくる雷神”THOR”と発音が同じ”TALL”の意...

【トヨタ新型車ルーミー】特徴・エンジン・価格・安全装備は?ソリオのライバル車2016年11月発売!

トヨタが、本格的な小型車を作る布石として新型「ルーミー」をダイハツと共同開発しました。トヨタの印象としては、どちらかと言えば普通自動車のイメ...

まとめ

新型スバルジャスティは、いかがだったでしょうか?

トヨタルーミー・タンク及びダイハツ・トールとほほ変わらなかったですね。ですが、新型スバルジャスティのグレード全車にはスマートアシストⅡが標準装備されています。これは、他の車では一部しかついていません。

価格が若干割高となりますが、同じ燃費で色も同じであれば、セットで安全性能が装備されてる方がお得な感じがします。しかも、エンブレムはスバルの星ですからね。ちょっと趣向を変えて、スバルジャスティを選択するのもありですね。

さて、このスバルジャスティ・トヨタルーミー・タンク及びダイハツ・トールでどのような販売台数を記録するか?

またスズキソリオとの戦いはどのうようになっていくかこれからの小型車の行く末が楽しみですね。

Sponsored Links
Sponsored Links
コード スニペットをコピー

シェアする

フォローする

Sponsored Links