ホンダ・N-BOXの派生車で新型「N-VAN(エヌバン)」という名前で販売されるという話が出てきました。ただし情報が錯綜していますので私なりにまとめてみました。もし、ホンダ・Nシリーズでバン車が発売されたら、いいなって感じていました。
なぜかといいますと、2017年1月に発表された軽四輪車新車販売台数No.1を2年連続輝いたからなんですね。これって、かなり人気があったってことですね。N-BOXの魅力は、なんといっても室内が広いことです。この広さを十分に活用しようと思った車が、N-VANなんだと思います。
では、新型ホンダ・N-VANの発売日や特徴・価格や燃費・積載量や荷室の広さや装備・安全性能など、推測してお話したいと思います。
目次
ホンダ新型N-VANの発売日
ホンダ新型N-VANの発売日が気になりますよね。実は2017年末にN-BOXが新型フルモデルチェンジをするという話があります。
2通りの考え方ができます。
今のところ、わかっている情報です。ただ、共通点はホンダ・N-BOXが元となっている点です。N-BOXの初代が2011年ですので、周期的には2017年~18年フルモデルチェンジが行われるはずです。
この新型N-BOXを見ないことにはおそらく、ホンダ・N-VANの情報は難しいかと思われます。特に2番はバモスやアクティ・バンのこともあります。
しかも新型バモスとして2017年5月に発売かという話もありますが、今のところそれらしい情報は、入ってきてはいません。
新型バモスもVANと名を入れる話なので乗用車から商用車へ変更するには、かなりの労力が必要です。2017年2月現在では、どちらになるかはわかりませんね。
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ホンダ新型N-VANの特徴
プラットフォーム
ホンダ・新型N-VANのプラットフォームは、当然N-BOXで使われています。Nシリーズ共通プラットフォームです。バンなので商用車となるはずですが、プラットフォームは乗用車のものを使うわけですね。特にたくさんの荷物を載せることが主なので、室内空間がどうなるか楽しみです。
エンジン
エンジン | H・N-BOX | H・バモス(ホビオ) | D・ハイゼットキャディ |
パワートレイン | 水冷直列3気筒横置 (+ターボ) | 水冷直列3気筒横置 | 水冷直列 3気筒(+ターボ) |
最高出力 | 43~47[58~64] / 6000~ 7300 | 33~38[45~52] / 5500 ~ 7000 | T: 47[64] / 6400 NA: 38[52] / 6800 |
最大トルク | 65~104[6.6~10.6] / 2600~ 4700 | 59~ 62[6.0~6.3] / 4000~ 5000 | T: 92[9.4] /3200 NA: 60[6.1] / 5200 |
トランスミッション | 無変速オートマチック | 3AT 4AT 5MT | CVT インパネ センター シフト |
駆動方式 | FF(2WD) / 4WD | MR (後輪駆動) 4WD | FF(2WD) / 4WD |
*最高出力単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク単位:N・m[kgf・m]/rpm
現行車のエンジン表です。ホンダ・新型N-VANでは、新型N-BOXを流用ですので当然、エンジンが同じNA車とターボ車となります。トランスミッションも同じですね。
発売日にも書きましたが、ここで挙げているホンダ・バモス(ホビオ)・アクティ・バン(商用車)でホンダ・新型N-VANの先代になるかもいう話です。駆動方式MRがFFへ変更します、ということはMRがなくなるってことになりますから、特にバモスは無くなる可能性が高いですね。
アクティ・バンは2WDと4WDですので、N-BOXと同じということでN-BOXへ吸収。推測ではありますが、車種を統一するかもって話です。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | H・N-BOX | H・バモス /ホビオ・商用車 | D・ハイゼットキャディ/ 商用車 |
全長 | 3395 | 3395 | 3395 |
全幅 | 1475 | 1475 | 1475 |
全高 | 1780 ~ 1800 | 1755 (1880) | 1850 |
ホイールベース | 2520 | 2420 | 2455 |
室内長 | 2180 | 1645 荷室長 1725 | 荷室長 1310 |
室内幅 | 1350 | 1250 荷室幅 1240 | 荷室幅 1210 |
室内高 | 1400 | 1270~ 1385 荷室高 1180 | 荷室高 1235 |
重量 | 950 ~ 1010 | 960 ~ 1080 | 970 ~ 1020 |
乗員 | 4 | 2~4 | 2 |
現行車のボディーサイズ表です。N-BOXは乗用車なので、ホンダ・新型N-VANは商用車にしないといけませんよね。つまり荷室が広くなることです。
ホンダにはセンタータンクレイアウトがあります。燃料タンクを前席の下に配置し、エンジンをコンパクトにまとめてフロント内に収めることで室内長を広くします。
あとは、シートをスライドしたりコンパクトしたりと荷室の空間を開けるのではないかと推測します。
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荷室の広さ
新型N-VANの荷室の広さは、ホンダ・バモスの荷室長1725mmはほしいところです。でないとVANの意味がないですからね。
N-BOXの車体でセンタータンクレイアウトを駆使しながらエンジンルームと運転席との位置を決めて荷室長が決まってくると思われます。
積載量について
積載量 | 単位:kg |
H・N-BOX | 不明 |
H・バモス (ホビオ) | Pro: 200 |
D・ハイゼットキャディ | 150 |
現行車の積載量です。もし、バンであれば積載量が気になりますね。バモス・ホビオ/Proは4ナンバーで200kg・ダイハツ・ハイゼットキャディ/最大積載量は150kgです。ホンダ新型N-VANでは、バモス・ボビオproくらいの200kgまではいってほしいですね。
そうなりますと、かなり荷室長を確保しないといけません。ホンダ新型N-VANも4ナンバーが出る可能性がありますが、N-VANが乗用車と商用車兼用で作る話は、今のところ見当たらないので、4ナンバーはどうかな?と思います。名前がVANとつけるとなりますと今のところこの点は推測しにくですね。
燃費
燃費 | 2WD | 4WD |
H・N-BOX | NA:25.6 T:23.8 | NA:23.6 T:21.4 |
H・バモス(ホビオ) | 3AT: 15.0~ 15.6 5MT: 16.8~ 17.6 NAのみ | 4AT: 14.6~ 14.8 5MT: 16.0~ 16.8 NAのみ |
D・ハイゼットキャディ | T:22.4 NA:25.0 | T:21.8 NA:23.0 |
*NA:自然吸気・T:ターボ付
*単位:JC08モード・km/L
現行車の燃費表です。ホンダ新型N-VANでは、N-BOXのエンジンを使用しますから燃費は、25.6km/Lといいですね。室内もよりシンプルとなるでしょうから、車体が少し軽くなったら、すこし燃費が向上するのではないかなと考えられます。
ボディー色
プレミアムホワイト・パールⅡ
ルナシルバー・メタリック
クリスタルブラック・パール
プレミアムディープモカ・パール
プレミアムピンク・パール
プレミアムアイボリー・パール
ブリティッシュグリーン・パール
シャイニンググレー・メタリック
ブリリアントスポ―ティブルー・メタリック
プレミアムベルベットパープル・パール
プレミアムディープロッソ・パール(間もなく生産終了)
現行車のN-BOXのボディー色です。新型ホンダN-VANがNシリーズの仲間入りするのであれば、流れ的にN-BOXのボディー色を受け継ぐと思います。
ただし、色の数が減るかなと思います。ホワイト・シルバー・ブラック・ピンク・アイボリーなどの淡い系の色が商用車としては無難な色だと考えられますからね。
装備
現行車のN-BOXです。新型N-VANの内装は、かなりシンプルなものになりそうです。VANといい名前がついてる以上、おしゃれなデザインやアクセサリーは必要はないですね。
ですが、せっかくN-BOXを変えてN-VANを作るのですから、シート色の充実や機能的に使いやすい室内空間を作るのではないかと推測します。多少汚れても頑丈なつくりをしていほしいなと思います。
ただ、荷物を載せるだけでは面白くないですし、室内が広がれば、もし災害時でも車中泊もできますし、足を伸ばすこともできますね。
現行車のホンダ・N-BOXです。新型ホンダN-VANの外観のつくりは、大体同じだと推測します。変更するならフロントマスクとヘッドライトの目が変更されると思います。新型ホンダN-BOXがフルモデルチェンジともなれば、きっとN-VANの外観も見えてくるはずです。
安全性能
出典 You Tube 安全運転支援システム『Honda SENSING』
現行車のホンダ・N-BOXには、あんしんパッケージが搭載されています。おそらく、今度の新型N-BOXにはホンダセンシングは搭載されるかもしれませんね。
もし、新型N-VANの商用車でホンダの最高の安全性能のホンダセンシングが搭載されれば、すごいですね。おそらくメーカーオプションとしてつくと思います。
ホンダ新型N-VANの価格予想
価格 | 2WD | 4WD |
バモス/G | 3AT:137 万円~5MT:132 万円~ | 4AT:151 万円~ 5MT:144 万円~ |
バモス ホビオ/G | 3AT:135 万円~ 5MT:130 万円~ | 4AT:149 万円~ 5MT:143 万円~ |
バモス ホビオ/Pro 4ナンバー | 3AT:137 万円~ 5MT:132 万円~ | 4AT:147 万円~ 5MT:140 万円~ |
ホンダ新型N-VANの価格は、ホンダ・バモスの価格で推測します。
ホンダセンシングなども安全性能が搭載されれば、当然価格が上がりますが、車業界の流れや安全性を考えると納得です。
上がっても10万円くらいからですね。
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ライバル車について
ダイハツ ハイゼットキャディ
現行車のダイハツ・ハイゼットキャディですね。元々は、ハイゼットカーゴの枝分かれした車で、ウェイクのボデイを使用しています。なぜウエイクで作られたかですが、おもいのほか、ウェイクが売れなかったんですね。けっこう派手なCMがありましたが。で、使い道を考えたところ室内が広いので商用車として販売したらという話になったんだと思います。
ボディー色が6色もあります。価格は118万円~154万円。赤外線レーザーと単眼カメラを使って緊急自動ブレーキを作動できるスマートアシストIIがメーカーオプションで搭載できます。
まとめ
ホンダ・新型N-VANはいかがだったでしょうか
ホンダ・Nシリーズで、N-VANが出ればかなりの広い範囲で使えますね。確かにPHVのような電気仕様の車と比較できませんが、災害時など快適空間を提供しやすい車だと私は思います。
それを考えますとこの新型ホンダ・N-VANが発売されるのであれば、使い方次第で危機管理もできるかもしれません。今のところ、N-VANに関する情報があまり出ていないようです。静かに新型N-VANが発売されるのを待って、楽しみにしておきましょう。