トヨタのミニバンとして生まれたシエンタ。5/6/7人乗りで2016年4月~2017年3月までの販売台数が127,392台(自販連調べ)で、ミニバンNO1(全体では第3位)に君臨しています。このシエンタがマイナーチェンジと特別仕様車を出す話がちらほらと出てきました。
では、新型トヨタ・シエンタの特徴やマイナーチェンジの発売日や、装備や内装や外装・安全性能や評判など今わかっている情報を元にお話しします。
目次
新型トヨタ・シエンタの歴史
初代 P8#G型(2003年 – 2015年)
前期型(2003年 – 2006年)
中期型(2006年 – 2010年)
後期型 ダイス(2011年 – 2015年)
初代のトヨタ・シエンタです。6~7人乗りのミニバンとして登場。排気量1.5L直4DOHC。駆動方式は、FF(2WD)/4WD。当時から両側スライドドアを採用。前期は、トヨタで中期以降ダイハツが生産が移っています。2010年8月には、いったん生産・販売を終了しています。理由は、シエンタの代替車種と言われていたパッソセッテ/ブーンルミナスの売れゆきが不振だったからです。
2011年5月に、シエンタが生産・販売を再開。
おそらく、ホンダ・フリードの存在ですね。2008年5月にホンダ・フリードが販売開始され、当時のミニバンの販売台数NO1を獲得。その上、フリードのハイブリッドまで販売を開始。ミニバンでかなり遅れをとったトヨタが苦肉の策でシエンタを再生産と再販売にしたのでしょう。
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2代目 P17#G型(2015年 –)
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2代目のトヨタ・シエンタです。思いっきり外観のデザインを変えてきましたね。初代が売れなかった理由のひとつに、デザインの悪さが考えられます。ミニバンというよりも商用車ぽっいイメージがあったものを、かなりインパクトのあるデザインに一気に変更しました。
排気量は1.5L。乗員は5 – 7人。駆動方式FF / 4WD。2015年には、ハイブリッド搭載と安全性能の「Toyota Safety Sense C」を搭載。2016年には、台湾でもガソリン車のみ販売開始。
新型トヨタ・シエンタの特徴
エンジン
エンジン | T・シエンタ /1.5L |
パワートレイン | 直列 4気筒 DOHC +モーター |
最高出力 | H: 54 [74] /4800NA: 76~80 [103 ~ 109] /6000 |
最大トルク | H: 111 [11.3] /3600 ~ 4400NA: 132 ~ 136 [13.5~13.9] /4400 |
最高出力(馬力・モーター用) | 45[61] |
最大トルク(回転数モーター用) | 169 [17.2] |
トランスミッション | H: 電気式 無段 変速機NA: Super CVT-i [自動 無段 変速機] |
駆動方式 | H:2WD NA: 2WD /4WD |
電池 | ニッケル水素電池 |
個数 | 20 |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*NA:自然吸気・H:ハイブリッド
燃費&実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費 |
T・シエンタ /1.5L | H: 27.2NA: 19.6~ 20.6 | NA: 15.4 | H: 19.19 (2015年7月登録)NA: 12.30 ~ 14.30 (2015年7月登録) |
* 単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気・H:ハイブリッド
*e燃費の数値は、各環境下によって変化します。あくまでも参考数値です。
現行車のエンジン及び燃費&実燃費ですね。排気量は1.5L。NA車とハイブリッド車となります。カタログ燃費は、20km/Lを超えていますが、実際の燃費ではすこし数字が落ちます。
ただ、気がかりなのが排気量ですね。私は10年前1.5Lの2ドアクーペを乗ったことがあります。4人乗りで燃費が8~9km/Lくらいだったのを覚えています。クーペとミニバンでは、比較にはならないと思いますが、1.5Lは燃費が良くないと当時は思ってしまいました。
1.5Lでは馬力がないイメージなんですよね。ましてやシエンタは6~7人乗りと人数分だけ重くなります。実際のところは燃費をかなり消費するのではないでしょうか。ですから、ハイブリッド車を用意したに違いないです。
ハイブリッド車の実燃費の数字でも、いったい何人乗っての燃費数字なのかそこまではわかりません。シエンタクラスのミニバンとして大人2人と子供2人くらいなら、ちょうどいい燃費が出せるのではないでしょうか。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | T・シエンタ /1.5L |
全長 | 4235 |
全幅 | 1695 |
全高 | 1675 |
ホイールベース | 2750 |
室内長 | 2535 |
室内幅 | 1470 |
室内高 | 1280 |
重量 | 1310~ 1380 |
乗員 | 5(車いす仕様車) /6/7 |
最小回転半径 | 5.2 |
*単位:mm/kg
ボディー色
出典 トヨタ公式 シエンタ エアーイエロー×アクセントカラー:ブルーメタリック *フレックストーン
単色
エアーイエロー
グリーンマイカメタリック
レッドマイカメタリック
ブルーメタリック
ホワイトパールクリスタルシャイン (メーカーオプション:32,400円)
シルバーメタリック
ブラックマイカ
ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン (メーカーオプション:32,400円)
スーパーホワイトⅡ(車いす仕様車のみ選択)
FLEX TONE(ドアミラー・リアサイド・フロントマスクあたりに色を追加)
ブラックマイカ×アクセントカラー:ブルーメタリック (54,000円)
ホワイトパールクリスタルシャイン×アクセントカラー:ブラウンパール(86,400円)
エアーイエロー×アクセントカラー:ブルーメタリック (54,000円)
グリーンマイカメタリック6W8×アクセントカラー:ブラウンパール (54,000円)
シルバーメタリック1F7×アクセントカラー:ブルーメタリック (54,000円)
*フレックストーン(アクセントカラー)、メーカーオプション:54,000円
*ホワイトパールクリスタルシャイン、メーカーオプション32,400円
現行車のボディーサイズとボディー色です。ボディーサイズは、画像の見た目小さく見えます。実際に車を見たことがありますが、ほんとミニバンにしては、小さく見えましたね。
ボディー色は、エアーイエローを見かけました。フレックストーンのような派手な色使いの車は見たことがありませんね。ホワイトパールクリスタルシャイン×アクセントカラー:ブラウンパールくらいがちょうといい色です。
私のイメージでは、ミニバンはあくまでも人数を乗せて、荷物を載せて走る実用車です。派手な色使いを使うよりももっと実用的に使いやすい車にしていくといいのではないかと思いますね。例えば、重くなっても燃費が下がらないとか走りをよくするとかですね。
装備
7人シート
6人シート
出典 You Tube 【シエンタ】シートアレンジ・荷室の使いやすさ
出典 You Tube 【シエンタ】デザイン解説(インテリア)
現行車の内装です。売りとしては、やはり6~7人乗りですね。6人乗り用と7人乗り用と比較してみますと、違いがわかりますか。
2列目のシートの真ん中がドリンクホルダーになってるかなってないかですね。ドリンクホルダーではなく座席になった場合は、とても座りにくそうですし、長時間のドライブともなると座布団は必須ではないでしょうか。3列シートも2人ですが、かなりせまく感じます。私的から見ますとやはり5人乗りが妥当だという気がしますね。
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出典 You Tube 【シエンタ】デザイン解説(エクステリア)
現行車の外装ですね。2代目のデザインがかなり変わりました。箱型からすこし流線型を意識した形となっています。
話によりますとトレッキングシューズのイメージでデザインが作られたようです。気軽に車に乗って屋外へ出ようという戦略でしょう。なんとなく靴には見えますね。
ミニバンと言えばスライド・ドアです。小さいお子さんや高齢者には、とてもよい機能です。ドアが横に流れるので乗り降りしやすいからですね。
安全性能
出典 You Tube 【シエンタ】安全機能解説(Toyota Safety Sense C)
現行車の安全性能です。Toyota Safety Sense Cを搭載しています。追加となりますとやはりToyota Safety Sense Pでしょうか。今のところ話はでていませんが、段階を踏むとすれば先で行われるであろう新型フルモデルチェンジで搭載となる感じですね。まずはマイナーチェンジで、燃費や走りを充実させることが優先事項だと思います。
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新型トヨタ・シエンタの価格
価格 | 2WD | 4WD |
X | 7人: 181 万円~ | 6人: 195万円~ |
X”Vパッケージ” | 7人: 168 万円~ | 6人: 183 万円~ |
G | 6 ~ 7人: 198 万円~ | 6人: 212 万円~ |
HYBRID X | 7人: 222万円~ | なし |
現行車の価格表です。マイナーチェンジの話が出ています。エンジンの見直しや燃費の改善と特別仕様車が出る模様です。ということはボディー色も専用で出るかもしれません。ハイブリッドかNAエンジンかどちらを改善するかはわかりませんが少し価格が上がるのではないかと推測します。また特別仕様車はGグレードを元に作られます。価格は、Gグレードと同じくらいだと考えられますね。
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新型トヨタ・シエンタの発売日
新型トヨタ・シエンタのマイナーチェンジの発売日が気になりますよね。2017年8月に一部改良と特別仕様車”G Cuero”が出る話が出ています。
フルモデルチェンジは、まだ先の2020年あたりでしょうか。この間は、マイナーチェンジと特別仕様車でつないでいく感じですね。変更があるかもしれませんので、新しい情報が入り次第お知らせしますね。
トヨタ・シエンタの評判
親子、義父母で6人乗れて(次は)スライドドアという条件、さりとて子育てもほぼ終わりで大きなクルマも必要なし、そもそも長いクルマは車庫に入らないとなると、、
フリードかシエンタかとなるのでしょうがエディックスは本当に我が家にマッチしているんですよね。— あんちょう (@doinichan) May 28, 2017
次期愛車はトヨタならカローラフィールダーかシエンタ、ホンダならシャトルかフリードがいいなあ。
— ヤバ麻呂 (@airmoto235) May 28, 2017
ありがとうございます♪自転車積みやすさでシエンタに決めました(*´∀`*)
— ちば@日々Zwift (@chiba_ken_1030) May 28, 2017
CM
出典 You Tube 2015 Toyota Sienta CM Japan 4 (トヨタシエンタ)
まとめ
新型トヨタ・シエンタは、いかがだったでしょうか。
販売台数がいいとはいえ、けっこう厳しい評価をききますね。エンジンの馬力のなさでアクセルを踏んだあと、なかなかエンジンが加速しにくいようです。3列シートでは乗り降りがけっこうきついなど、細かい問題があるようですね。
トヨタが車の一般的な評価を確認するかはわかりませんが、今度行われるであろうマイナーチェンジと特別仕様車でさらなる快適なミニバンを作れるかですね。今後のシエンタが楽しみです。