新型スバルWRXは、インプレッサの派生車として生まれました。日本では、まれにみるスポーツセダンで走りに特化した車だといえます。2016年、10月にスバル・インプレッサがフルモデルチェンジをしたことで、にわかにスバルWRX/S4/STIの新型フルモデルチェンの噂が流れています。
では、新型スバルWRX/S4/STIの発売日や特徴、エンジンや燃費・装備や内装・外装や安全性能や、ライバル車・CMなど今、わかっている情報を元にお話ししたいと思います。
目次
新型スバルWRX/S4/STIの歴史
スバル・WRX STI(インプレッサ3代目)2007年10月~2014年8月
WRX STI 5door
WRX STI 4door
スバル・WRX STI(インプレッサ名では3代目)と書いていますが、元はスバル・インプレッサから派生した車です。
2007年10月よりインプレッサ・WRX STIとして販売されました。4ドアセダンと5ドアパッチバッグとグレード分けをしています。エンジンは、水平対向4気筒。排気量は、2.0Lと2.5L。駆動方式は、四輪駆動(DCCD方式4WDとVTD-4WD)。
トランスミッションは、6速MT・E-5速ATです。インプレッサの名前がなくなり、スバル・WRX STIとなりましたが、正式な名前はまだインプレッサの冠は取っていません。2014年8月まで、生産・販売されました。
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スバル・WRX STI/S4(2014年~)
S4 2.0GT EyeSight
STI Type S
スバル・WRX STI(インプレッサ名では3代目)の生産終了まで、インプレッサとは2014年から別に作られていたスバル・WRX STI/S4です。やっと初代と言えますね。
2014年8月から本格的スバル・WRX STIとして販売されるようになりました。S4は、日本専用車です。4ドアセダンとなります。排気量は、2.0Lと2.5L(北米仕様・欧州仕様・豪州仕様)。エンジンは水平対向エンジン。駆動方式は四輪駆動。6速MT(STI・WRX北米仕様)CVT(S4・日本仕様)。なぜだか、海外ではMTが人気なんですね。
新型スバルWRX/S4/STIの発売日
新型スバルWRX/S4/STIの発売日が気になりますよね。発売時期としては2018年8月という話があります。これは、ビックマイナーチェンジではないかと思います。スバルWRXは2014年8月で本格的に販売されました。この時期から考えますとまだ4年しか月日が経っていません。新型の周期は5~6年と言われていますので、まだ新型は早い気もします。
新型スバル・インプレッサが2016年10月に2.0L車を発売。同年、12月には1.6L車を発売したということは、この2年後となります。いくらインプレッサが新型になったからといっても、新型スバルWRX/S4/STIがすぐに新型モデルチェンジは早急すぎますね。
今にところ、2016年日本仕様でSTIによる「WRX S4」特別仕様車「tS」を販売しています。スバルWRX/S4/STIはスポーツセダンです。走りを重視した車なので、かなりのコアなお客様に支持されています。特にSTIですね。もう少し、マイナーチェンジや特別仕様車で様子見ではないでしょうか。
私としては、新型フルモデルチェンジは2014年より5~6年と考えて、2019年か2020年が妥当だと推測します。
ちなみにスバルでは、年次改良というシステムで型の名前をつけています。1年目がA型・2年目がB型というふうに名前を付けます。毎年、新型が出るわけでなくいわば、マイナーチェンジや特別仕様車に位置づけだと私は解釈しています。例えば、新車Zが出れば、1年目でZ-A型ですね。2年目でマイナー、もしくは特別仕様車が発売されれば、新型ZのB型となります。
今回のスバルWRX/S4/STIは、2014年から考えますと、D型(2018年)もしくはE型(2019年)・新型フルモデルチェンジになればまたA型(2020年)となります。購入予定者から見ますと、あまり気にしなくていいですね。年次改良はいわばスバル車の管理用の名前です。やはり、自分の感性で車は購入したいものです。
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新型スバルWRX/S4/STIの特徴
プラットフォーム
出典 You Tube 新型インプレッサ:スバルグローバルプラットフォーム【テクノロジー篇】
出典 You Tube 新型インプレッサ:スバルグローバルプラットフォーム【メリット篇】
新型スバルWRX/S4/STIのプラットフォームは、次世代プラットフォーム スバルグローバルプラットフォーム(SGP)を使用するといいます。
軽量化や車体の強度・安全性能などの問題点を総合的に考えていこうとする理念みたいなものです。新型インプレッサにも採用されています。今後、スバルWRXを初め、レガシー・フォレスター・レヴォーグ・XVなど新型フルモデルチェンジとなった場合、このSGPによってプラットフォームが作られていきます。
エンジン
エンジン | S4 | STI |
パワートレイン | 水平 対向 4気筒+ デュアル AVCS 直噴 ターボ“DIT” /2.0L | 水平 対向 4気筒+ ツイン スクロール ターボ /2.0L |
最高出力 | 221[300] /5600 | 227[308]/6400 |
最大トルク | 400[40.8] /2000-4800 | 422[43.0]/4400 |
トランスミッション | スポーツ リニア トロニック [マニュアルモード付] 注:AT車 | 6MT |
駆動方式 | AWD[常時全輪駆動] | AWD [常時全輪駆動] |
*最高出力単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク単位:N・m[kgf・m]/rpm
出典 You Tube SUBARUテクノロジームービー 「水平対向エンジン篇」
現行車のエンジン表です。プラットフォームがSGPへ切り替えとなります。今のところハイブリッドの搭載していませんので、可能性が高いと思われます。
企画的には面白いですね。実現すれば、けっこうすごいことです。
ただ、スバルのボクサーエンジンは、他車と違って構造に違いがあります。けっこう複雑な構造しているようなので、ハイブリッドとの相性がいいか?ですね。実現するには、相当な努力が必要だと思います。いずれにせよ、ハイブリッドシステムは投入する可能性がありますね。STIは、主に海外向けですから6MTは据え置きとなるでしょう。日本仕様もいずれ出ます。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | S4 /2.0L | STI /2.0L |
全長 | 4595 | 4595 |
全幅 | 1795 | 1795 |
全高 | 1475 | 1475 |
ホイールベース | 2650 | 2650 |
室内長 | 2005 | 2005 |
室内幅 | 1490 | 1490 |
室内高 | 1205 | 1205 |
重量 | 1540 | 1480~ 90 |
乗員 | 5 | 5 |
*単位:mm/kg
現行車のボディーサイズ表です。STIは、エアロパーツがついたりしてますので、重量が重くなります。あとは、ほとんど変わりません。
新型スバルWRX/S4/STIでは、SGPでボディーを作りますので、すこし大きくなる可能性があります。要は、ボディを先に作るか、エンジンとハイブリッドでの構成を先に作るかです。もしハイブリッドならバッテリーを搭載しますからね。それによって、ボディーサイズが決まります。デザイン性も考えないといけませんので、このさじ加減が難しいのではないかと思います。いずれにせよ、ボデイーサイズの変更はありそうです。
燃費
燃費 | AWD(常時全輪駆動) /6MT |
S4 | T:12.4~ 13.2 |
STI& Type S | T:9.4 |
*単位:JC08モード・km/L
*T:ターボ付
現行車の燃費表です。新型WRX/S4でもし、ハイブリッドやPHVになれば、飛躍的燃費が向上することは間違いはありません。
新型プリウスPHV1.8L・HV燃費37.2km/L・EV走行で68.2km/Lとなります。新型WRX/S4にハイブリッド搭載しただけでも、軽く30.0km/Lは出せると推測します。
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ボディー色
クリスタルホワイト・パール
アイスシルバー・メタリック
ダークグレー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
ピュアレッド
WRブルー・パール
現行車のボディー色です。WRブルー・パールの色は、絶対に外せないですね。これは、インプレッサが世界ラリーで走っていた時の色なのです。スバルといえば、この青い色です。
ですから、今後の特別仕様車の限定色みたいな形では色を追加されるかもしれませんね。新型フルモデルチェンジもたぶん、色の変更はあまりないと推測します。
装備
S4
STI&Type S
現行車の内装です。この内装の画像を見ただけでも完成されているようなものです。S4でも、いくら大衆車に近付けたとはいえ、シンプルで飽きの来ない内装となっています。
新型フルモデルチェンジではどんなふうになるかの情報はまだありませんが、ごつい中でもおしゃれ感のある内装になるといいと思いますね。
S4
出典 スバル公式 WRX S4
STI
STI Type S
現行車の外装ですね。特にSTI Type Sに目を奪われますね。これは、スポーティセダンでエアロパーツがついた車です。大型リヤスポイラー(翼のようなパーツ)がついています。
機能的には空気抵抗を抑制させる効果とそれによって出来た力が下へ路面に加わることで後輪のグリップ力を高める機能があります。新型フルモデルチェンジではどうなるか楽しみですね。
安全性能
S4
出典 You Tube WRX S4 プロダクトムービー 「アドバンスド セイフティパッケージ篇」
出典 You Tube WRX S4 プロダクトムービー 「アイサイト(ver.3)篇」
STI&TypeS
出典:You Tube WRX STI プロダクトムービー 「アドバンスド セイフティパッケージ篇」
出典 スバル公式 スバルWRX/STI&TypeS 安全性能
現行車の安全性能です。S4にはプリクラッシュブレーキとアクティブレーンキープが搭載(アイサイトVer3)されていますが、STI&TypeSには搭載されていません。これはSTIの方はMT車からなんですね。クラッチをきりながらの運転となりますので、自動ブレ―キは必要はありません。
新型フルモデルチェンジの時には、このアイサイトのVer3から4になると言われています。ただし、STI関係には搭載しないようです。ということはMT車が残るってことになるでしょうか。走り屋さんに朗報ですね。
新型スバルWRX/S4/STI&TypeSの価格
スバルWRX/S4/STI&TypeS
価格 | AWD (常時全輪駆動) |
2.0GT EyeSight/ 2.0L | 334万円~ |
2.0GT-S EyeSight | 356万円~ |
S4↑ | ↓STI&TypeS |
STI (ターボ付) /2.0L | 379万円~ |
STI Type S (ターボ付) /2.0L | 411万円~ |
現行車の価格表です。新型スバルWRX/S4の安全性能アイサイトVer4になれば価格が若干高くなると思います。
STIの方は、価格が据え置きのようですが、ただ新型ですので少しは高くなるかもしれませんね。あまり価格が高くなりますとちょっと手が出ない気がします。せっかくスポーツセダンなので、価格は抑えてくれると新しい購入者ができそうな気がしますね。
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ライバル車について
ポルシェ911
現行車のポルシェ911・ターボです。カレラ・ダルガなどざっと31種類のグレードがあります。その中の一つの911・ターボです。
価格は2230万円~。排気量3.8L。ライバルというよりもスバルがイメージにしている憧れのスポーツカーの意味合いですね。こんな車を作りたいとスバルが思ってきっとスバルWRX/S4/STIを作ったんだと思います。私も、昔のスーパーカーブームの時は、ポルシェにあこがれた記憶があります。
新型スバルWRX/S4/STIの評判
市内で出会うと珍しい現行スバル車
5位 エクシーガ crossover7
4位 WRX S4
3位 BRZ
2位 レガシィ B4
1位 WRX STI
— タカラーレン570S (@torannnn) February 2, 2017
スバル車乗ってないけど、スバル車のお知り合いが増えてく(笑)いつも隣で荷卸してるお兄さんも丸目のSTI乗ってるしみんからで知り合った方も最新のWRXのS4に乗ってる(^_^)スバル車の魅力に取り付かれそうだ(笑)
— JZサトシ (@m_9090s) February 16, 2017
候補としてスバル車が嫁さんにはいい様子。。。BRZになりそうかな、、、WRXのS4かSTIのどっちか、、、かな
— おスギ650 (@Osugichan719650) February 15, 2017
CM
出典 You Tube SUBARU / スバル WRX S4 CM『再会篇』 30秒
まとめ
新型スバルWRX・S4・STI&TypeSはいかがだったでしょうか
無骨でスポーティタイプの車です。ほんとあまり路上では見かけない車です。エンジンの音も静かな上にスタイリッシュなデザインとなっています。
新型フルモデルチェンジが出る可能性もありますが、現行車でも十分に魅力のある車です。確かに実用車で使えることはいいのですが、このスバルWRX・S4・STI&TypeSでは、本物の走る喜びを感じられるではないでしょうか。ぜひ、体感してみましょう。