新型スバル・レガシィB4は、スバルのセダンとしてかなり有名です。2017年2月、シカゴ開催地のオートショーで米国仕様がお披露目されました。と言うことは、いずれ日本仕様として発売されることになりますね。
では、新型スバル・レガシィB4の特徴と発売日、エンジンや装備や内装や外装・安全性能や評価など今、わかっている情報を元にお伝えしたいと思います。
目次
スバル・レガシィB4の歴史
初代 BC/BF系(1989年-1993年)
RSタイプRA(前期型)
ツーリングワゴン(後期型)
初代のスバル・レガシィですね。セダンとツーリングワゴン(ステーションワゴン)の2種類があります。
1.8L/2.0L/2.0Lターボ/2.2L水平対向4気筒。駆動方式は4WD・FF。トランスミッションは、5速MT/4速AT。スバル独自の水平対向エンジンです。
先代はスバルレオーネです。なんだか名前が「レガシィ」なんですが、どこにでもあるようなセダンとワゴンですね。
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2代目 BD/BG系(1993年-1998年)
セダン TS
ツーリングワゴン ブライトン
グランドワゴン/ランカスター(輸出名アウトバック)
2代目のスバル・レガシィです。セダン・ワゴンにクロスオーバーSUV車を追加。北米仕様で名前を「アウトバック」。画像を見ますとかなり大きいことがわかります。
日本仕様で1995年8月、「グランドワゴン」として発売をしましたが、やはり車体が大きすぎたのか、あまり売れなかったようです。1.8L/2.0L/2.0Lターボ/2.2L/2.5L水平対向4気筒。駆動方式4WD・FF。トランスミッションは5速MTと4速AT。
3代目 BE/BH系(1998年-2003年)
B4 RSK(前期)
ランカスター(前期)
3代目のスバル・レガシィです。グレードはそのままでエンジンが変更しました。2.0L/2.0Lシーケンシャルツインターボ・2.5L水平対向4気筒・3.0L水平対向6気筒(海外用エンジン)。駆動方式は4WDのみ。トランスミッションは5速MT/4速AT。
初代と2代目はどことなくよその車と同じような顔立ちでした。やっと、スバルらしい顔立ちになってきましたね。
4代目 BL/BP系(2003年-2009年)
4代目レガシィB42.5GT(前期型・北米仕様)
レガシィB4 2.0GT(後期型・日本仕様)
4代目のスバル・レガシィですね。この4代目よりボディが大きくなり3ナンバーへ変更となります。排気量は2.0L/2.5L(水平対向4気筒)・3.0L(水平対向6気筒海外仕様)。駆動方式は4WD。トランスミッションは5速MT・6速MTとスポーツシフトE-4速AT・E-5速ATです。
5代目 BM/BR系(2009年-2014年)
B4(前期型)
ツーリングワゴン(後期型、2.0GT DIT)
5代目のスバル・レガシィです。3ナンバーは健在で海外仕様での売れ行きが好調。排気量2.5L/2.0L。駆動方式4WD。トランスミッションは、リニアトロニックE-5速AT(2.5GT系)6速MT(2.5GT S Package / 前期型のみ)
5代目のツーリングワゴンは生産が終わります。後継車は「レヴォ―グ」となります。
6代目 BN/BS系(2014年 – )
B4
B4 カナダ仕様車
6代目のスバル・レガシィですね。5代目のツーリングワゴンはスバル・レヴォーグへ吸収され、セダンタイプのB4とクロスオーバーSUVタイプのアウトバックのみとなります。排気量は、統一されて2.5L。駆動方式は4WDシンメトリカルAWD)。トランスミッションはリニアトロニック(マニュアルモード付)とシンプルな構成になりました。2016年9月に一部改良しマイナーチェンジをして、新型フルモデルチェンジの準備が整いつつありますね。
新型スバル・レガシィB4の発売日
新型スバル・レガシィB4の発売日がとても気になりますよね。
2017年、アメリカのシカゴ・オートショーにて、米国仕様の2018年型「レガシィ」(日本名はレガシィB4)お披露目されています。
順調にいけば米国の発売は2017年9月ごろからで、日本の発売は2017年末から2018年の春くらいでしょうね。
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新型スバル・レガシィB4の特徴
エンジン
エンジン | S・B4 /2.5L | M・アテンザ /2.0L /2.2L /2.5L | T・マークX /2.5L /3.5L |
パワートレイン | 水平 対向 4気筒 DOHC 16 バルブ AVCS | 水冷 直列 4気筒 DOHC 16 バルブ +ターボ | V型 6気筒 DOHC |
最高出力 | 129[175] /5800 | NA: 114 ~138[155 ~ 188] /5700~ 6000 D/t: 129[175] /4500 | 2.5L: 149[203] /64003.5L: 234[318] /6400 |
最大トルク | 235[24.0] /4000 | NA: 196~250[20.0~25.5] /3250~ 4000 D/t: 420[42.8] /2000 | 2.5L: 243[24.8] /48003.5L: 380[38.7] /4800 |
トランスミッション | リニア トロニック()マニュアルモード付 | 6EC-AT / 6MT | スーパー インテリ ジェント6速 オートマ チック [6 Super ECT] |
駆動方式 | AWD (常時 全輪 駆動) | 2WD / 4WD | 2WD / 4WD |
*最高出力(モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・D/t:ディーゼルターボ
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
*16バルブ:一気筒当たり4つの吸排気弁(バルブ)X4気筒
現行車のエンジン表です。2017年シカゴでお披露目された米国仕様では、2.5L水平対向4気筒と3.6L水平対向6気筒です。日本では3.6Lは販売されていませんので、今度の新型フルモデルチェンジ・スバル・レガシィB4日本仕様では2.5Lエンジンだけでしょうね。
ボディーサイズ
ボディーサイズ | B4 /2.5L | M・アテンザ /2.0L /2.2L /2.5L | T・マークX /2.5L /3.5L |
全長 | 4795 | 4865 | 4770 |
全幅 | 1840 | 1840 | 1795 |
全高 | 1500 | 1450 | 1435 ~ 1445 |
ホイールベース | 2750 | 2830 | 2850 |
室内長 | 2030 | 1960 | 1975 |
室内幅 | 1545 | 1550 | 1500 |
室内高 | 1220 | 1160 ~ 1170 | 1170 |
重量 | 1530 | 1450 ~ 1610 | 1510 ~ 1570 |
乗員 | 5 | 5 | 5 |
*単位:mm/kg
現行車のボディーサイズ表です。全体的に各車ともあまり大きさは変わらないようですね。2017年シカゴでお披露目された米国仕様では4802x1840x1500mm(全長×全幅×全高)で全長がすこし長いです。
新型フルモデルチェンジスバル・レガシィB4日本仕様のボディーサイズは、米国仕様の排気量3.6Lが日本で発売されない限り、おそらく数字の変動はないと推測します。
燃費
燃費 | AWD |
B4 /2.5L | NA: 14.8 |
M・アテンザ /2.0L /2.2L /2.5L | NA: 16.0~17.4 D/t: 18.2~22.4 |
T・マークX /2.5L /3.5L | NA: 10.0~11.8 |
*単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・D/t:ディーゼルターボ
現行車の燃費表です。今のところ各車ハイブリッドへの転換はしてないです。新型フルモデルチェンジの燃費情報は入ってはいませんが、おそらく現状維持か、エンジンとの調整をし燃費向上をするかですね。
ボディー色
クリスタルホワイト・パール
アイスシルバー・メタリック
ダークグレー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
ヴェネチアンレッド・パール
ラピスブルー・パール
ダークブルー・パール
現行車のボディー色ですね。新型フルモデルチェンジ・スバル・レガシィB4では、あまり変化がないように思われます。
スバル1番人気のラピスブルー・パールがあります。あとグリーン系がありますと、しっとりとした感じの車になりそうです。
装備
出典 motor1 2017年シカゴ・オートショー スバル・レガシィB4
シカゴオートショーでお披露目された新型スバル・レガシィB4です。米国仕様で左ハンドルですね。あとは、運転しやすいようにしっかりと運転席はまとまっています。
あくまでも米国仕様なので、日本仕様ともなりますとまた変わるかもしれません。
出典 motor1 2017年シカゴ・オートショー スバル・レガシィB4
シカゴオートショーでお披露目された新型スバル・レガシィB4です。米国仕様です。フロント・マスクが若干変わっている感じがします。
ヘッドライトは、ハンドル操作で一緒に動くシステムを採用するようです。ヘッドライトがハンドルを動かすだびにその方向へ動きます。
安全性能
出典 You Yube LEGACY プロダクトムービー 「アイサイト(ver.3)篇」
現行車の安全性能ですね。アドバンスドセイフティパッケージとプリクラッシュブレーキ/アクティブレーンキープが搭載されています。新型フルモデルチェンジスバル・レガシィB4では、そう変わらないのではないでしょうか。アイサイトVer3もありますしね。
新型スバル・レガシィB4の価格
価格 | AWD |
B4/ 2.5L | 293万円~ |
B4/2.5L Limited | 315万円~ |
現行車の価格です。新型スバル・レガシィの価格は、あまり変わらないという話が出ています。形がセダンなので変えるとしてもフロントマスクやリア・タイヤのホイールなどの形状が変わるだけですので、ほんのすこしだけ価格が変動するかもしれませんね。
300万円前後~ではないでしょうか。
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ライバル車について
マツダ・アテンザ
出典 マツダ公式 アテンザ
マツダ・アテンザですね。排気量は2.0L(NA)/2.5L(NA)/2.2L(ディーゼル)。駆動方式はFF/4WD。トランスミッションは、6EC-AT/6MT。排気量の選択肢が多いですね。価格は、276万円~400万円~。
マツダは、今ものすごく人気がありますね。やはりスカイアクティブのおかげでしょうか。デザイン性も高くなっています。強力なライバルだといえますね。
トヨタ・マークX
出典 トヨタ公式 マークX
トヨタ・マークXですね。排気量は2.5L/3.5L。駆動方式はFR(エンジンが前で駆動は後)/4WD。トランスミッションは、スーパーインテリジェント6速オートマチックのみです。価格は265万円~385万円~。
マークXもかなり人気のある車で、走りを意識したスポーツセダンです。ちょっと趣が違いますね。
【新型トヨタマークX・G’s】フルモデルチェンジなしで販売終了?マイナーの燃費や評価は?
スバル・レガシィB4の評判
(* ゚∀゚)へーーー!レガシー B4の覆面パトカーとかあるんだ!
(中央道 石川PA付近)— 是政ざんくさん【3900】 (@KoremasaZank) February 22, 2017
レガシーB4めっちゃ早くてご満悦
— しらゆきねこ (@shirayuki_neco) January 27, 2017
最近、俺の中でレガシーB4キテル
普通にのれる
丈夫で長く乗れる
まぁカッコいい
セダン
燃費いい
四駆と二駆が切り替えられる
1シリーズ前のやつだったら100万くらい(もちローンで)悪いとことしたら
覆面にしか見えない— おおたき (@GK7BA_CF46A) December 19, 2016
CM
出典 You Tube SUBARU CM Episode02 父の足音
まとめ
新型スバル・レガシィB4は、いかがだったでしょうか。
2017年2月、シカゴでお披露目された新型スバル・レガシィB4(米国仕様)の姿は、そう変わってはいないように思われます。日本仕様ではどんなふうにして、変わるのかは未知数です。きっと、目に見えないところで進化をしているのではないでしょうか。
車を買うタイミングは、予算とデザイン性と買う人の気持ちですね。実用性もかねたいい車を買うこと。この新型スバル・レガシィB4もそんな気持ちにさせてくれる車だと思いますね。日本仕様がとても楽しみです。