新型スバルエクシーガ元々ミニバンで販売されていましたが、2015年3月に惜しくも販売が終了してしまいました。同年4月から名を新型スバルエクシーガクロスオーバー7(CROSSOVER7)と替えて新しくクロスオーバーSUV車の7人乗りとして、幅広く車をつかえるようにしました。
では、新型スバルエクシーガCROSSOVER7や特別仕様車X-BREAKの特徴やボディーサイズや燃費、装備や内装・外装やライバル車や評価など、今わかっている情報を元にお話ししたいと思います。
目次
スバルエクシーガの歴史
初代 YA系(2008年-)
前期型
エクシーガ/クロスオーバー7
初代のスバルエクシーガですね。2008年6月より7人乗りのミニバンとして日本で発売されました。排気量は2.0L/2.5L。エンジンは水平対向エンジンとターボ付きです。駆動方式はFF/4WD。トランスミッションは、E-4AT・CVT(リニアトロニック)・E-5AT(ターボ車のみ)。
2015年3月に生産が終了し、4月の販売を終了。2015年4月より、スバルエクシーガCROSSOVER7と名を変えました。ミニバンからクロスオーバーSUV車への変更です。
2016年1月には特別仕様車「Modern Style」を発売。続いて2016年10月には特別仕様車「Active Style」を発売。この「Active Style」の注文受付が2017年1月22日で終わっています。
2017年3月には一部改良マイナーチェンジと特別仕様車「X-BREAK」が注文受付が始まり、4月3日より発売されます。
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スバルエクシーガCROSSOVER7の特徴
エンジン
エンジン | 2.5i Eye Sight | N・ エクスト レイル /2.0L | M・デリカD:5 /2.0L /2.3L /2.4L | H・オデッセイ /2.0L /2.4L |
パワートレイン | 水平 対向 4気筒 DOHC 16 バルブ AVCS | 直列 4気筒 DOHC +モーター | 4気筒 DOHC /SOHC 16 バルブ ディーゼル | 水冷 直列 4気筒 DOHC+ モーター |
最高出力 | 127 [173] /5600 | NA: 108[147] /6000 | NA: 109 ~ 125 [148 170~] /3500 ~ 6000 | NA/H: 107 ~ 140[145~ 190] /6200 ~ 6400 |
最大トルク | 235 [24.0] /4100 | NA: 207[21.1] /4400 | NA: 191 ~ 360[19.4 ~ 36.7] /1500 ~ 4200 | NA/H: 175 ~ 237[17.8~ 24.2] /4000 |
最高出力(モーター用) | なし | 30[41] | なし | なし |
最大トルク(モーター用) | なし | 160[16.3] | なし | なし |
電池 | なし | リチウムイオン | なし | なし |
トランスミッション | リニア トロニック [マニュアルモード付] | エクストロニックCVT | INVECS-II 6速 スポーツ モード A/T / INVECS -III CVT | 無段変速オートマ チック[トルクコンバーター付/7スピードモード付]+パドルシフト (ありなし) |
駆動方式 | AWD [常時 全輪 駆動] | 2WD/ 4WD | 2WD/ 4WD | 2WD/ 4WD |
*最高出力(モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
*SOHC(Single OverHead Camshaft):1本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
現行車のエンジン表です。今度発売されるのは、スバルエクシーガCROSSOVER7特別仕様車のX-BREAKです。なぜだかActiveStyleは注文受付が終わっています。在庫のみとなりますので、このまま販売終了となるようです。
エンジンについては、すべて初代と同じ。フルモデルチェンジはエンジンの型とボディーの型が変わることを意味しますので、今回は一部改良と特別仕様車でおさまっているようです。
スバルエクシーガCROSSOVER7自体は、2015年~販売開始をしています。ということは本格的なフルモデルチェンジはかなり先となります。周期的には5~6年先ですので、早くて2020年です。
その間は、マイナーチェンジや一部改良・特別仕様車でCROSSOVER7の性能が上がっていくと思われます。
ボディーサイズ
ボディーサイズ | 2.5i Eye Sight | N・ エクスト レイル /2.0L | M・デリカ D:5 /2.0L /2.3L /2.4L | H・オデッセイ /2.0L /2.4L |
全長 | 4780 | 4640 | 4730 | 4830 |
全幅 | 1800 | 1820 | 1795 | 1820 |
全高 | 1670 | 1715 | 1850 ~ 1870 | 1685 ~ 1715 |
ホイールベース | 2750 | 2705 | 2850 | 2900 |
室内長 | 2720 | 2005 | 2915 | 2935 |
室内幅 | 1510 | 1535 | 1505 | 1625 |
室内高 | 1275 | 1270 | 1310 | 1300 ~ 1325 |
重量 | 1620 | 1440 ~ 1640 | 1680 ~ 1910 | 1720 ~ 1880 |
乗員 | 7 | 7 | 7~8 | 7~8 |
*単位:mm/kg
現行車のボディーサイズですね。今度発売されるのは、スバルエクシーガCROSSOVER7特別仕様車のX-BREAKですが、全て同じ数字です。エンジンと同様に据え置きとなります。
スバルエクシーガCROSSOVER7はクロスオーバーSUV車で、エクストレイルやオデッセイではミニバンとして販売されています。この棲み分けがよくわからないんですね。
結局のところ各会社が「これがミニバンだ」といえばそうなるんですよね。ミニバンといえば1BOXカーに近い車だと言われています。いわゆる箱型っぽい意味ですね。
確かに車の形状を見てみますと、エクストレイルやオデッセイは箱型っぽくでおしゃれな外装なんですね。CROSSOVER7とデリカD-5では、ごつごつとし形状をして、フロントマスクやバンパーがしっかりと施されている印象があります。いかにも山道走りますって感じですね。
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燃費
燃費 | 2WD | AWD[常時 全輪 駆動] /4WD |
スバルエクシーガCROSS OVER7 /2.5i Eye Sight | なし | NA: 13.2 |
N・ エクスト レイル /2.0L | NA: 16.4H: 20.6 | NA: 15.6 ~ 16.0H: 20.6 |
M・デリカD:5 /2.0L /2.3L /2.4L | NA: 13.0 | NA: 10.6 D: 13.0 |
H・オデッセイ /2.0L /2.4L | NA: 13.4 ~ 25.2 H: 26.0 | NA: 12.8 ~ 13.0 H: なし |
*単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド
現行車の燃費ですね。スバルエクシーガCROSSOVER7の燃費が13.2km/Lと低いですね。今回は一部改良と特別仕様車を販売しますので、燃費は変わりません。
フルモデルチェンジは、早くても2020年ごろです。このころにはハイブリッドやディーゼルといったエンジンが搭載されれば、燃費が向上しますので、今後の展開が楽しみです。
ボディー色
クリスタル・ホワイトパール(32,400円高・消費税8%込)
タングステン・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
ダークブルー・パール→クォーツブルー・パール
プラチナムグレー・メタリック→ヴェネチアンレッド・パール(32,400円高・消費税8%込)
出典 スバル公式 エクシーガCROSSOVER7 ボディー色
現行車のボディー色です。今回の一部改良ではボディー色の変更があります。ダークブルー・パールからクォーツブルー・パールへ。プラチナムグレー・メタリック→ヴェネチアンレッド・パールへとなっています。4月発売される特別仕様車のX-BREAKも同じ色となります。
装備
特別仕様車X-BREAK
現行車の内装です。2.5i EyeSightではメーカーオプションで上記のようなウルトラスエード/本革シート(タン/ブラック、ブルーグリーンステッチ)を設定できます。すごくかっこいいですね。
4月発売される特別仕様車のX-BREAKでは、特別装備として撥水ファブリック/合成皮革シート(ブラック/ブラック&タン、ブルーグリーンステッチ)となります。
出典 You Tube SUBARU CROSSOVER 7 プロダクトムービー 「Design篇」
特別仕様車X-BREAK
現行車の外装ですね。4月発売される特別仕様車のX-BREAKでは、CROSSOVER7ロゴ(オレンジ)入りサイドクラッディング/17インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)など特別装備がつきます。
やはり、タン色が目立ちますね。これはほんと第一印象はいいですよ。ただし、汚れがついた場合は気になりますよね。その点を気にしないいのであれば、すごくおしゃれで個性的な車ですね。
安全性能
運転支援システム アイサイト(Ver.2)
現行車の安全性能ですね。運転支援システム アイサイト(Ver.2)がついています。今後新型フルモデルチェンジとなった場合は、アイサイトの進化系になる可能性があります。
クロスオーバーSUV車なのでアイサイトつけてほしい反面やはり自分の力量で運転したいのもあります。7人乗りということで安全性を考えますとアイサイトという安全システムは必要不可欠ですね。
スバルエクシーガCROSSOVER7の価格
価格 | 2WD | AWD(常時全輪 駆動) |
スバルエクシーガCROSS OVER7 / 2.5i Eye Sight | なし | 278万円~ |
Modern Style | なし | 278万円~ |
Active Style (注文受付終) | なし | 276万円~ |
X-BREAK (注文受付中) | なし | 276万円~ |
N・エクストレイル /2.0L | 223万円~ 330万円~ | 245万円~ 351万円~ |
M・デリカD:5 /2.0L /2.3L /2.4L | 240万円~ 275万円~ | 285万円~ 429万円~ |
H・オデッセイ /2.0L /2.4L | 276万円~ 339万円~ | 301万円~ 405万円~ |
現行車の価格表です。各車と比較してみますと、スバルエクシーガCROSSOVER7の価格は丁度中間あたりですね。
あとは、ミニバンかクロスオーバーSUV車の形で決めるかです。乗せる人数も大体が同じです。お時間があれば、各販売店へいって質感を確かめるのが一番いいですね。かっこよさやおしゃれ感などデザイン性と走りを求めるならエクシーガで、大家族や実用的に車を使いたいのであればミニバンですね。
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ライバル車について
日産 エクストレイル
出典 日産公式 エクストレイル
日産のエクストレイルですね。2016年11月、特別仕様車「20Xtt エマージェンシーブレーキパッケージ」を発売していますね。
過去に発売された車をバージョンアップしています。2017年4月3日に一部改良マイナーチェンジと特別仕様車「X-BREAK」が発売しますので、比較対象にするにはちょうどいいのではないでしょうか。
【日産新型エクストレイル】マイナーチェンジでディーゼル復活?価格や評価は?
三菱 デリカD5
ミツビシデリカD-5ですね。D-5も2016年10月と11月に特別仕様車を出しています。詳しいことは販売店へ聞いてみましょう。日産エクストレイルとの比較できますしね。
しかし、同じ時期に特別仕様車を出すなんて車業界も大変ですね。他車の動向を見ながら、特別仕様車を販売しないといけませんから。購入予定者もしっかりと比較していい車をゲットしましょう。
【三菱新型デリカD-5】初フルモデルチェンジも燃費不正?価格や発売日は?
ホンダ・オデッセイ
出典 ホンダ公式 オデッセイ
ホンダ・オデッセイですね。オデッセイも2016年2月にハイブリッド車を発売でガソリン車と併用で販売されました。
ライバル車の中で唯一ハイブリッド車ですので、やはり燃費が26.0km/Lと一番です。燃費を選ぶかそれとも実用性をとるか・デザイン性かは購入予定者が頭を悩ましながら決める部分ですね^^
新型ホンダオデッセイの価格、燃費や発売日は?【北米2017】
スバルエクシーガCROSSOVER7の評判
今日乗ってる車は、スバルエクシーガ Crossover7。
もちろんiSight付き。
シートヒーターついてるから、温かくていいわ。 pic.twitter.com/BtGPET3qqP— まっすん (@masudaq690) January 22, 2016
レヴォーグは、フロントガラス交換のため入院中。そして代車がエクシーガ CROSSOVER7だった。初乗りしたけど、予想よりしっかり走ってビックリした。自然吸気の良い加速する。#レヴォーグ #エクシーガ pic.twitter.com/o6aW2EXlve
— K( ケー ) (@kby106) October 14, 2016
同期の看護師(♀)にエクシーガcrossover7を勧めるスバリストの鏡 pic.twitter.com/0fQzU9JgMt
— stare[ステア]@WRX&BRZ乗り (@SkullkidSTI) August 10, 2015
まとめ
新型スバルエクシーガCROSSOVER7はいかがだったでしょうか。
元は、ミニバンといえかなり洗練されたスタイルとなって新型スバルエクシーガCROSSOVER7で蘇り、今回の一部改良や特別仕様車X-BREAKで新たなる展開を見せています。
今のところ、新型フルモデルチェンジは行ないませんが7人乗りのクロスオーバーSUV車としてさらなる強化をしていくと思われます。これからの新型スバルエクシーガCROSSOVER7の動向が楽しみですね。