スズキ・ハスラーは軽自動車にも関わらず、軽の規格で本格的なクロスオーバーSUV車として2014年1月から販売を開始。
おもにアウトドアやウインタースポーツ用の車として買う人がいて、雪道や悪路も適した車です。外装はとてもおしゃれでどこか都会的な雰囲気を持った車でもあります。そんなハスラーにも、実は兄貴分のハスラーワイド(クロスビー)ができる話が舞い込んできました。
では、スズキ新型ハスラーワイドの特徴や発売日、価格や燃費・安全性能、画像など、2017年10月現在ある情報を元にお伝えしたいと思います。
スズキは軽自動車「ハスラー」の第2弾と位置付ける新小型車を発表!排気量1000ccクラスの新型車の投入で、5人乗り。デザインはそのままで、車種名を変える方向性。
目次
スズキハスラーの歴史
(大阪モーターショー2013展示車)
Xターボ (1型・2014年1月 – 2015年12月)
Xターボ (2型・2015年12月 – )
スズキハスラーは、軽ワゴン車+SUVを掛け合わせた車として2014年1月から販売を開始。アウトドアやスポーツなどのレジャー対象者を想定にし、アクティブなライフをこのハスラーで遊んでもらおうという趣旨で生まれました。その後は、何回かのマイナーチェンジをしています。まだフルモデルチェンジの話は聞こえてこないようです。
スズキと言えばジムニーですね。そして兄貴分のジムニー・シエラ(1.3L)がいます。どちらかと言いますと、ジムニー車は4WDで足腰が強いイメージです。山道でのジムニーの走行は目を見張るものがあります。ハスラーは、ちょっとしたアウトドア用で、ジムニーは、どっしりと道なき道を走る感じですね。ハスラーとジムニーの間にはしっかりとすみわけをしています。
【新型スズキジムニー】フルモデルチェンジで燃費や価格は?発売日と評判は?
今回の新型スズキハスラーワイド(クロスビー)もハスラーの人気を得てしまったから今のうちに小型車を販売しようと思ったのでしょうね。
理由は、あくまでも推測ですが軽の新車の税金が上ったことが挙げられます。同じ税金を払うなら、大差のない1.0Lの小型車でも買おうかという心理が働くそうです。
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スズキ新型ハスラーワイドの発売日
出典 スズキ公式 クロスビー
ハスラー・ワイドの発売日は、2018年以降となっています。しかも、名前はXBEE(クロスビー)と改めて、東京モーターショー2017でお披露目される予定です。
XBEE(クロスビー)のグレードは、クロスビー(標準車)・クロスビー/アウトドア アドベンチャー(アウトドア用)・クロスビー/ストリートアドベンチャー(おしゃれな街中用)となっています。各シーンに合わせた車で、選択しやすいようにしたんだなと思います。
新ジャンルのクロスオーバーワゴンとして、今後の車のあり方を提案していくようですね。確かに、SUVでもなく、ミニバンでもないSUVワゴンといえばそうなるかもしれませんね。
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スズキ新型ハスラーワイドの特徴
エンジン
エンジン | 1Lガソリン車(推測) | 1Lターボ車(推測) |
パワーユニット | 新開発の3気筒のイグニスのデュアルジェット エンジンか? | パレードと同じブースタージェットか? |
最大出力 | 不明 | 不明 |
最大トルク | 不明 | 不明 |
トランスミッション | 5MT/CVT | 5MT/CVT |
駆動方法 | 2WD/4WD | 2WD/4WD |
新型スズキハスラーワイド(クロスビー)の未定エンジンです。1Lでガソリン車とターボ車が出る模様です。
ガソリン車ではデュアルジェット エンジンか?ターボ車の場合ブースタージェットエンジンになるのでは?という話があります。
出力とトルクは不明ですが、トランスミッション及び駆動方法は、5MT/CVTと2WD/4WDです。
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ボディ―サイズ
ボディ―サイズ | ハスラーワイド1.0L(予想) | ハスラー(660cc) | イグニス(1.2L) |
全長 | 3500 | 3395 | 3700 |
全幅 | 1500 | 1475 | 1660 |
全高 | 1600 | 1665 | 1595 |
現行車の各ボディーサイズです。スズキ新型ハスラーワイド(クロスビー)は、軽のボディー規格から外れますので、当然全体が大きくなります。
とはいえ排気量が1.0Lなので、もしイグニスのプラットフォームを使うのであれば、サイズ修正をしなくてはいけませんね。イグニスと軽ハスラーと間をとっての数値を予想しています。
燃費
燃費比較 | 2WD | 4WD |
新型ハスラーワイド1.0L(予想) | 5MT:25.0 CVT:30.0 | 5MT:24.5 CVT:28.0 |
ハスラー・Aガソリン(660cc) | 5MT:24.8 CVT:26.6 | 5MT:24.2 CVT:25.6 |
ハスラー・Gターボ(660cc) | G:5MT/26.4・CVT/32.0 Gターボ:27.8 | G:5MT/25.6・CVT/30.4 Gターボ:26.2 |
ハスラー・Xターボ(660cc) | X:CVT/32.0 Xターボ:27.8 | X:CVT/30.4 Xターボ:26.2 |
イグニス1.2Lハイブリッド | 28.0 | 25.4 |
ソリオ・G 1.2L | 24.8 | 22.0 |
ソリオ1.2L・マイルドハイブリッド | 27.8 | 23.8 |
ソリオ1.2L・ストロングハイブリッド | 32.0 | なし |
*単位:JC08モード km/L
スズキ各車の燃費表です。イグニスは、マイルドハイブリッドを搭載しています。スズキ・イグニスではハイブリッドと言っていますが、あくまでもマイルドの名が付きます。トヨタとの差別化をしています。
ソリオは、マイルド及びストロングハイブリッドを搭載しています。トヨタのアクアと同じ燃費をたたき出しています。
肝心のスズキ新型ハスラーワイド(クロスビー)は、JC08モード25.0~30.0km/Lと予想しています。5MTとCVTでマイルドハイブリッド搭載です。
1.0Lなので実験的にストロングハイブリッドを搭載の手もありますよね。これからのスズキは、順次このストロングハイブリッドへ変わっていくかもしれませんね。
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ボディー色
クールカーキパールメタリック
スチールシルバーメタリック
シフォンアイボリーメタリック
ブルーイッシュブラックパール3
クリスタルホワイトパール
出典:スズキ公式・ハスラー・A
パッションオレンジ・ホワイト2トーンルーフ
サマーブルーメタリック・ホワイト2トーンルーフ
キャンディピンクメタリック・ホワイト2トーンルーフ
ムーンライトバイオレットパールメタリック・ホワイト2トーンルーフ
アクティブイエロー・ブラック2トーンルーフ
フェニックスレッドパール・ブラック2トーンルーフ
クールカーキパールメタリック
スチールシルバーメタリック
シフォンアイボリーメタリック
ブルーイッシュブラックパール3
クリスタルホワイトパール
現行車のハスラーの色を載せておきます。ハスラーは走りはもちろんのこと、このボディー色で人気もあったことは間違いないと思います。色的にハスラーは目立ちますね。
新型スズキハスラーワイド(クロスビー)もド派手なボディー色を期待したいところです。まあ、お兄さんタイプでしょうから、ハスラー・グレードAのようなジブい色を持ってくるかもしれません。
装備
現行車のイグニスの内装です。スズキ新型ハスラーワイド(クロスビー)の車体ではないかということで参考として載せています。すごくシンプルな内装ですね。
軽ハスラーの内装はカラフルに色がアレンジできます。おそらくハスラーワイド(クロスビー)ではイグニスのようなシンプルで飽きのこない内装となると思いますよ。
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ハスラー・ワイドという名前が先行していましたが、XBEE(クロスビー)と名前を変えて、販売されるようです。イグニスに似た外観となる話もありましたが、結局はハスラーを一回り大きくした感じとなっています。
排気量1.0L、あとの数字はまだ未確定で、2017年10月末で行われる東京モーターショーでお披露目となります。
安全性能
デュアルカメラブレーキサポート
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
先行車発進お知らせ機能
ESP(R)[車両走行安定補助システム]
4輪ABS[EBD・ブレーキアシスト付]
軽量衝撃吸収ボディー TECT[テクト]
SRSエアバッグ
フロント・リヤELR3点式シートベルト
歩行者傷害軽減ボディー
雪道などでの発進をサポートするグリップコントロール(4WD車)
坂道発進時も安心のヒルホールドコントロール
イグニスの現行車の安全性能です。スズキ新型ハスラーワイドの安全性能もイグニス同様、これくらいは網羅すると思います。
スズキ新型ハスラーワイドの価格
価格表 | 2WD | 4WD |
イグニスMG | 138万円~147万円~ | 151万円~161万円~ |
イグニスMX | 150万円~159万円~ | 163万円~173万円~ |
イグニスMZ | 164万円~173万円~ | 177万円~187万円~ |
ハスラー・A | 107万円~ | 119万円~ |
ハスラー・G ターボ | 116万円~140万円~ | 127万円~152万円~ |
ハスラー・X ターボ | 146万円~159万円~ | 158万円~171万円~ |
現行車イグニスと軽ハスラーの価格表です。2つの平均値で数字を出しました。スズキ新型ハスラーワイドの価格は120万円~180万円くらい推測できます。
あくまでも推測なので何々仕様車の場合は金額が変わってきます。
ライバル車
トヨタ・ダイハツ・スバル連合 ルーミー/タンク・トール・ジャスティー
出典 ダイハツ公式 トール
1.0Lで小型車といえば、このトヨタ・ダイハツ・スバル連合のルーミー/タンク・トール・ジャスティーですね。
スズキハスラーワイドの評判
営業さんがハスラーワイド改めクロスビー見てきたそうです。
やはり初売りの目玉になりそうです。
— うっちー (@3three_peace) October 6, 2017
https://twitter.com/GOLFGLI2/status/911112731553538048
ハスラーワイドは普通にすき
元が人気だからそこそこ売れそう— なつめ (@natsume_nago) September 22, 2017
まとめ
スズキ新型ハスラーワイド、いかがだったでしょうか
ハスラーワイド(クロスビー)の発売は、2018年以降ということ楽しみが増えました。名前も変わっての発売となります。
1000ccでSUVワゴン車、しかもハイブリッドで燃費もよく、おしゃれなボディー色が揃って、ほんとワクワクドキドキの楽しい小型車が誕生します。
スズキは、2016年燃費不正の問題で各車の生産が遅れていましたが、2017年には持ち直しました。生産や販売がずれこんだりしましたが、やっと元の状態に戻ったところです。
今後のスズキ新型ハスラーワイド(クロスビー)も含めて、どんな車を私たちに届けるか、期待大ですね。
コメント
もし出すのであれば、
内外装デザインはもう一工夫(イグニスの馬蹄形ヘッドライトはグッド)、
乗り心地もより良く、現ハスラー並み以上に本格派SUVに、
車中泊も快適に、
サイドエアバックはなるべく設定可に、
燃費は4WDでも20km/L以上に、
価格はお手頃に、そして
地震大国であることへの配慮含みでお願いしたい。
コメントありがとうございます!
価格はお手頃で、内装、外装、燃費などなど、しっかりとユーザー満足度が高くなるような開発ですね。あと地震への配慮も^^ ほんと期待したいですね!
これまで、ND通信社のCM出演タレントであるW・K氏やH・Mさんらに散々広告宣伝面での協力をして貰っておきながら(企業側からすればタレント起用とも言えますが)、自前では難しい自動運転技術の開発や部品調達等でT社(KD通信社の最大株主)と協業すると決めるや否や、手の平を返したかのような会見を開いていてビックリしました。
S社の恩を仇で返すような軽薄な対応ぶりにガッカリです。
S社にはご縁こそあれ、恨みはありませんが、何だかんだ言って所詮は全て経済的な損得勘定のみ(宣伝は勿論、社会貢献活動もイメージ向上目的に過ぎず。)なのか、と酷く残念に思いました。
水面下での知る人ぞ知る推察事情においても、清濁併せ飲むというよりも、邪に染まる対応ぶりを見た想いがします。(副会長の名前が偶然とは思えません。名誉職というよりも、ただの渉外工作職なのでしょうか。最大シェアを誇るインド市場の背後にE国の存在があることを連想させられます。)
その経営判断ぶりは表層的な面にしか行き届いておらず、技術面でも営業面でも愚かな判断を下されたのではないか、と感じます。(VW社との提携が失敗に終わったことも、その後の対応にしても、所詮は軽自動車メーカーレベルであるとの印象が戻りました。)
米D・T新大統領の誕生やその言動に慌てているT社にしても、似た印象です。
(意見としてキツ過ぎるとサイトで判断されたならば、コメントは反映(掲載)して頂かなくて結構です。)ただ一言申し上げたく思いました。
車への想いを感じました。なかなか難しい問題ですね。表面的なやり取りだけでなく、ユーザー視点に立った素晴らしい自動車の開発、そして安全便利を提供してもらえることを切に願います。