アウディの中での高級セダンとして、君臨していますのがA8です。おもに、企業の社長さんや政治家クラスが乗る車ですね。品があって、流れるような車体デザイン。見ていて飽きがこないです。そんなアウディA8が新型フルモデルチェンジをする話との噂が!
では、新型アウディA8の日本での発売日や特徴、価格・装備やエンジン・内装や外装・安全性能・自動運転や評判など、今わかってる情報を元にお伝えします。
目次
アウディA8の歴史
初代(1994年-2003年)D2系
前期型
後期型
初代のアウディA8です。1994年~欧州仕様。1995年~日本仕様を販売。高級セダンという名前にふさわしい車ですね。グレードは、4.2Lと3.7L(1997年→1999年廃止)。ロングボディもありますが、日本仕様にはならなかったですね。世界初のW型12気筒エンジンを搭載した市販車「6.0クワトロ」も欧州で発売されたが、日本では発売をしませんでした。
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2代目(2003年-2010年)D3系
前期型
中期型
後期型
2代目のアウディA8です。グレードは4.2Lクワトロ・6.0クワトロ(廃止へ)・6.0クワトロL(Lはロングホイールベースモデル:後席を130mm延長)です。3.7クワトロを追加・廃止になっています。クワトロとは4WDですね。駆動方式は4WD。トランスミッションは6速MTと6速AT。ヘッドライトが横長になって、後期のフロントグリルがはっきりと線で逆台形になっています。すごくメリハリのあるデザインとなっています。
3代目(2010年-)D4系
アウディ D4 A8 4.2 FSI クワトロ(前期型)
アウディ D4 A8 4.0 TFSI クワトロ(後期型)
3代目のアウディA8です。ガソリン車はV型8気筒4.2L FSI(アウディ独自のエンジン)とV型6気筒 3.0L TFSI(ターボ付き)。ディーゼル車はV型8気筒4.2LとV型6気筒3.0LのTDIのそれぞれ2種類を採用。2010年にはW型12気筒エンジンを追加。トランスミッションは、8速AT/7速DCT/7速DSG.。
3代目は、そう変わってはいないようですが、すこしフロントマスクが、角ばっていますね。あとは、ヘッドライトの中が分割されている感じで、より眼力が強い印象になりました。
新型アウディA8の発売日
出典 You Tube 2018 Audi A8 (D5) Testing on the Nurburgring!
新型アウディA8の発売日が、とても気になりますね。話のよりますと2017年7月11日、アウディ・サミットでの発表がバルセロナで行なわれるようです。他には2017年の秋にフランクフルトモーターショーでお披露目という話もありますね。流れ的には、発表→車体お披露目という感じでしょうか。
この流れでいきますと、推測ですが日本仕様ではおそらく1年後の2018年の夏~秋にかけての発売となりそうです。ちなみにスパイショットがもう出ていますので、車体のお披露目はできると思いますね。
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新型アウディA8の特徴
プラットフォーム
新型アウディA8のプラットフォームは、MLB Evoプラットフォームです。このプラットフォームは柔軟性があり、例えば素材のアルミやカーボンやスチールなどの異なるものを調合して、ボデイーのフレームを作ってしまう技術です。いろいろな素材の混ぜあわせによって、軽量かつ強度なボディ作りが柔軟にできるわけです。
ほかにもPHV(プラグインハイブリッド)・バッテリーカー用のフレームまでも、MLB Evoプラットフォームで作ろうと話が進んでいるようですね。
エンジン
エンジン | 3.0L ・4.0L TFSI /quattro | 4.0L TFSI /quattro (L:ロングサイズ) | 6.3L W12 /quattro (L:ロングサイズ) | 2013年2月~2015年2月 (販売 終了) 2.0L ハイ ブリッド |
パワートレイン | 3.0L: V型 6気筒 DOHC スーパー チャージャー4.0L: V型 8気筒 DOHC インタークーラー付 バイ ターボ | 4.0L: V型 8気筒 DOHC インタークーラー付 バイ ターボ | 6.3L W型 12気筒 DOHC | 直列 4気筒DOHC IC ターボ+モーター |
最高出力 | 3.0L: 228[310] /5500-65004.0L: 320[435] /5100-6000 | 4.0L: 320[435] /5100-6000 | 6.3L: 368 [500] /6200 | 155[211] / 4300 ~ 6000 |
最大トルク | 3.0L: 440[44.9] /2900-45004.0L: 600[61.2] /1500-5000 | 4.0L: 600[61.2] /1500-5000 | 6.3L: 625 [63.7] /4750 | 350 [35.7] /1500~ 4200 |
トランスミッション | 電子 制御 8速 AT トランス ミッション[ティプトロニック] | 電子 制御 8速 AT トランス ミッション[ティプトロニック] | 電子 制御 8速 AT トランス ミッション[ティプトロニック] | 8AT |
駆動方式 | 4WD | 4WD | 4WD | FF |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
出典 You Tube 世界初の電動ターボがよくわかる! アウディがSQ7のアニメーション映像を公開
現行車のエンジン表です。今のところ、日本ではガソリン仕様のみ販売しています。2013年2月~2015年2月のあいだにA8ハイブリッドが販売されていました。排気量が2.0Lでエンジンは直4+モーター。2年の間で日本では販売が終了。
新型フルモデルチェンジでは、ハイブリッドではなくPHV(プラグインハイブリッド)を出すのではないかといわれています。
エンジンは、3.0LV6ディーゼル+モーターで48Vの電動ターボチャージャー(SUVのSQ7で実証済・日本では未販売)搭載。
仕組みは、電動式コンプレッサーで過給を制御し、ターボラグを押さえ低速域ではシングルターボで動かし、高速域ではツインターボに切り替わるらしいですね。
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PHV化で燃費が10%以上向上?!
電気でパワーを溜めてさらに、エンジン部分ではシングルとツインターボの使い分けをして燃焼率を高めて走りを加速させるのです。しかも、自宅で充電できたり、外出先でも充電できるということなので、もうモンスター級のハイレベルな車となります。
燃費は10%以上はよくなり、さらにハイブリッドシステムの回生エネルギーは48V電源の充電しつつ、アウディの電気システムの配給元となります。電気システムは、今後アウディ全車に搭載されるようですね。
ただ、まだほかにも海外仕様で4.0L TDI V8 ディーゼルエンジン・5.0LV10 ディーゼルエンジンや、日本仕様では3.0L・4.0L・6.3Lのガソリン仕様があります。
どんな感じのグレードの日本仕様が来るかは、今のところわかりませんが、もしPHV日本仕様が来れば、かなりのインパクトがありますね。
燃費
燃費 | 4WD |
3.0L ・4.0L TFSI /quattro | 3.0L: 12.54.0L: 10.4 |
4.0L TFSI /quattro (L:ロングサイズ) | 4.0L: 9.9 |
6.3L W12 /quattro (L:ロングサイズ) | 6.3L: 8.9 |
2013年2月~2015年2月 (販売 終了) 2.0L ハイ ブリッド | FF(2WD): 13.8PHVなら 10%アップか |
*単位:JC08モード・km/L
現行の燃費表ですね。エンジンのところでも説明をしましたが、新型フルモデルチェンジの候補として3.0LPHVが上がっています。肝心の燃費は10%ほどアップするようですが、さてどうでしょか。
ハイブリッドでは、カタログハイブリッド燃費の13.8km/Lで、実燃費は、おそらく10km/L以下だと思われます。
ということは、新型アウディA8フルモデルチェンジのカタログ燃費予想は、ハイブリッドの燃費よりもせめて約15~6km/Lで、実燃費は、10km/L以下にならないようにしませんと意味がないですね。
PHVがハイブリッドの燃費よりもいいということをアピールしなくてはいけません。
日本仕様出の販売は、先なのでその間は改良につぐ改良をしていくのではないかと思われます。ですが、もうスパイショット(テスト車)がお目見えしていますので、欧州仕様では、市販車用の青写真はできていると思いますね。
ボディーサイズ
ボディーサイズ | 3.0L ・4.0L TFSI / quattro | 4.0L TFSI / quattro (L: ロング サイズ) | 6.3L W12 / quattro (L: ロング サイズ) | 2013年 2月~ 2015年 2月 (販売 終了) 2.0L ハイ ブリッド |
全長 | 5145 | 5275 | 5275 | 5145 |
全幅 | 1950 | 1950 | 1950 | 1950 |
全高 | 1465 | 1465 | 1465 | 1465 |
ホイールベース | 2990 | 3120 | 3120 | 2990 |
室内長 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
室内幅 | 1581 | 1581 | 1581 | 不明 |
室内高 | 1036 | 993 | 993 | 不明 |
重量 | 1930 ~ 2040 | 2130 | 2200 | 1930 |
乗員 | 5 | 4 | 4 | 5 |
最小回転半径 | 5.8 | 6.1 | 6.1 | 5.8 |
*単位:mm/kg
現行車のボディーサイズです。ハイブリッドとガソリン車では同じサイズですね。重量も同じくらいです。
新型フルモデルチェンジの3.0LPHVの電池の重さが気になりまよね。48Vの電動ターボチャージャーの装置がどのくらいの重さになるのか。
アウディSUVのSQ7/4.0L(ディーゼルエンジン)では、車重が2330kgはあります。
3.0LPHVでは、電気で48Vの電動ターボチャージャーを制御するわけですから、SQ7(デイーゼルエンジンで電動ターボを動かす)と比べますと電池を積んだ分重くなりますね。車体が重たくなりますと、燃費が低くなる恐れがあります。どんな感じになるんでしょうね。
ボディー色
3.0 TFSI quattro & 4.0 TFSI quattro & 4.0 TFSI quattro LWB
ソリッドフィニッシュ
メタリック(0円)
アーガスブラウンM
フロレットシルバーM
グレイシアホワイトM
ハバナブラックM
モンスーングレーM
ムーンライトブルーM
ミトスブラックM
ウーロングレー
出典 アウディ公式 A8 3.0 TFSI quattro ボディー色
現行車のボデイー色です。今までアウディの色を見てきましたが、さすがドイツ車であって、ホワイトとブラックを中心にシルバー系・グレー系と無難な色使いをしています。
飽きの来ない色で、洗車でもあまり気を使わないで、ワシャワシャと洗えそうです。昔は、レッド系もあったんでしょうが。新型フルモデルチェンジの時には、ジブ目のレッド系を入れてくれますと、社長夫人クラスや、女性企業家にも人気が出る気がしますね。
装備
3.0 TFSI quattro
出典 アウディ公式 A8 3.0 TFSI quattro 内装
シート/生地
Audi デザイン セレクション バラオブラウン(1,490,000 円) 4.0 TFSI quattro&4.0 TFSI quattro LWBは、140,000円
Audi デザイン セレクション マーブルグレー(1,490,000 円) (4.0 TFSI quattro & 4.0 TFSI quattro LWBは140,000円)
バルコナレザー (4.0 TFSI quattro& 4.0 TFSI quattro LWB 同じ)
アトラスベージュ-ブラスゴールド, ダッシュボード: ムーアブラウン-アトラスベージュ, カーペット: アトラスベージュ, 天井: スノーホワイト 0 円
チタニウムグレー, ダッシュボード: スチールグレー-チタニウムグレー, カーペット: チタニウムグレー, 天井: ルナシルバー 0 円
ナツメグブラウン, ダッシュボード: ブラック-ブラック, カーペット: ブラック, 天井: ルナシルバー 0 円
ヌガーブラウン, ダッシュボード: ブラック-ブラック, カーペット: ブラック, 天井: ルナシルバー 0 円
ブラック, ダッシュボード: ブラック-ブラック, カーペット: ブラック, 天井: ルナシルバー 0 円
ベルベットベージュ-ベルベットベージュ, ダッシュボード: ムーアブラウン-ベルベットベージュ, カーペット: ベルベットベージュ, 天井: シルクベージュ 0 円
出典 アウディ公式 A8 3.0 TFSI quattro シート
現行車の内装です。新型フルモデルチェンジでは、超ハイテク化のするんだそうです。バーチャルコックピットの導入予定。LED式のディスプレイでゆくゆくは有機発光ダイオードを使用したものに変更するようですね。
速度や・スマートホンや車のバッテリー充電、走行距離のなどの情報を映し出すシステムです。タッチパネルっぽいですが、タッチ・フィードバック(ボタンを押したどうか確認する)によって、ドライバーが運転しやすいようにするものです。あとは、内装色の変更があると思われますね。
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3.0 TFSI quattro
3.0 TFSI quattro
ホイール
アルミホイール 5アームデザイン 9Jx19 (標準)
アルミホイール 5Vスポークデザイン マットチタンルック ポリッシュト 9Jx19 (Audi Sport)100,000 円(4.0 TFSI quattroは0円)
アルミホイール 10パラレルスポークデザイン パートリーポリッシュト 9Jx20 (鍛造)170,000 円 (4.0 TFSI quattroは、標準装備)
アルミホイール 5ツインスポークデザイン マットチタンルック ポリッシュト 9Jx20 (Audi Sport)180,000 円 (4.0 TFSI quattroは、30000円)
アルミホイール 5アームローターデザイン マットチタンルック ポリッシュト 9Jx21 (Audi Sport)270,000 円 (4.0 TFSI quattroは、110000円)
出典 アウディ公式 アウディA8 3.0 TFSI quattro ホイール
4.0 TFSI quattro LWB
アルミホイール 10スポークYデザイン パートリーポリッシュト 9Jx19標準
アルミホイール 5Vスポークデザイン マットチタンルック ポリッシュト 9Jx19 (Audi Sport)100,000 円
アルミホイール 10パラレルスポークデザイン パートリーポリッシュト 9Jx20 (鍛造) 170,000 円
アルミホイール 5ツインスポークデザイン マットチタンルック ポリッシュト 9Jx20 (Audi Sport) 180,000 円
アルミホイール 5アームローターデザイン マットチタンルック ポリッシュト 9Jx21 (Audi Sport)270,000 円
出典 アウディ公式 アウディA8 4.0 TFSI quattro LWB ホイール
出典 You Tube this is the 2018 AUDI A8 based on spy image (photoshop render timelapse preview)
現行車の外装です。新型フルモデルチェンジでは、フロントマスクとヘッドライトが変更されます。動画は、スパイショットをフォトショップで加工してイメージデザインをしています。かなり引き締まった顔立ちとなります。
横長と六角形で、とても上品なつくりで現行車と比べてみますと、ガラッと印象が男前的な感じを受けます。あくまでも、イメージなので実際の車とは、違う可能性があります。もし、動画通りであれば、けっこうモテモテですよね。
安全性能
現行車の安全性能ですね。新型フルモデルチェンジでは、あまり変わらないと思われます。安全性能で、もし加わるとししたら、自動運転ですね。
夢のような話なんですが、なんと全自動運転システム「トラフィック・ジャム・アシスト」で60km/h以下の走行でも自動運転できる仕組みを作ったんだそうです。一
般道は難しいのですが、高速道路で一定の走りを維持できれば、自分で運転しなくても、バーチャルコックピットでタッチパネルで距離を入力し、あとは車にお任せというふうになるんだそうです。スマートフォンでの車の操作やドライバーの健康状態までも把握してしまうこにもなりそうです。
アウディが目指す自動運転の場合、レベル2(人間とシステムが半々)→レベル3(ほぼシステムが動かします。ドライバーはシステムから要請を受けた場合にいつでも操作できるように準備をする)です。他車よりも先進技術で一歩リードしたいようですね。
ただ、問題点もあり、もし自動運転で事故にあった場合はどうなのか、保険の掛け金などの法整備が整っていないのが現状ではないでしょうか。絶対に事故は起こさない車なら、問題はないのですが、あくまでも運転者の操作のよる自動運転だという認識があります。自動ブレーキ支援システムよりももっと慎重に運転しないといけないのではないでしょうか。
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故障・修理について
アウディA8の故障や修理についてです。アウディ全体にいえることですが、部品一つ一つがかなり高いです。車が壊れていなくでも最低手元の50万円くらいは、もっておきましょう。
中古車を買う人も要注意です。走行距離が10万km前後となりますと、微妙な細かい不具合が出てくるようです。昔のアウディを乗るならA6以下がいいでしょう。
新型アウディA8の価格
価格 | 4WD |
3.0 TFSI quattro | 1129 万円~ |
4.0 TFSI quattro | 1367 万円~ |
4.0 TFSI quattro LWB | 1564万円~ |
現行車の価格表で日本仕様の価格です。最低でも1129万円~ですね。オプションをつければ、さらに高くなります。アウディの最高技術をつぎ込んだ車ですからね。
新型フルモデルチェンジでのPHVや自動運転搭載で、2000万円はゆうに超えるかもしれませんね。あとのグレードはそう変わらないと思われます。
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アウディA8の評判
https://twitter.com/say_junkie_i/status/862400344063594496
アウディA8初めて運転したけど、誰ひとりとして煽ったり無理な追い越ししてきたり全くないなwww
高級車ってスゲーパワー持ってるのな…うちみたいな小娘が運転してるのにwww— くまたいら (@119m03) May 14, 2017
https://twitter.com/Daiana_JK7777/status/852054441909866497
まとめ
新型アウディA8はいかがだったでしょうか。
高級セダンって、アウディA8のような車をいうんですね。今回は、PHVや自動運転と内容が盛り沢山でA8がどのように変わっていくか楽しみです。
A8がうまくいけば、他車も黙っちゃいません。BMWの7シリーズやベンツSクラスに引けを取られないように、アウディも気合をいれてA8を作ってもらいたいものですね。