新型トヨタ・ポルテは、トヨタ・スぺイドのお姉さんとして生まれました。女性をターゲットに乗りやすく運転しやすい設計された車です。販売台数がなかなか伸びず、2015年1月~6月11,126台まであとは、ランク外と下降線をたどっています。そのポルテに新型フルモデルチェンジの話が舞い込んできました。
では、新型トヨタ・ポルテの特徴と発売日と、装備や内装や外装・安全性能や評判などスペイドとの比較もしながら、今わかっている情報を元にお話ししたいと思います。
目次
トヨタ・ポルテの歴史
初代 NP1#型(2004年 – 2012年)
前期型(2004年7月-2005年12月)
中期型(2005年12月-2007年6月)
初代のトヨタ・ポルテです。排気量は1.3Lと1.5L。トランスミッションは4速AT。駆動方式はFF/4WD。3ドアトールワゴンとして2004年7月~販売開始。左側が1枚のスライド・ドアで右側の運転席も1枚のドアです。3ドア目は、リアドアとなります。
ちょっと、変則的なドアの仕組みとなっています。
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2代目 NP14#型(2012年 – )
F”a la mode”
2代目のトヨタ・ポルテです。排気量は1.3L(2015年7月廃止)と1.5L。トランスミッションはSuper CVT-i。駆動方式はFF/4WD。3ドアから4ドアトールワゴンとして変更。乗り降りの不憫さから、運転席側の後部座席にもドア追加しました。外装デザインは、丸っこくなってかわいい仕上がりとなっています。特別仕様車を発売したものの、販売が伸び悩んでいますね。
新型トヨタ・ポルテの特徴(スペイド比較も含む)
エンジン
エンジン | T・ポルテ /1.5L |
パワートレイン | 直列4気筒 |
最高出力 | 2WD: 80(109) /60004WD: 76(103) /6000 |
最大トルク | 2WD: 136[13.9] /44004WD: 132[13.5] /4400 |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
駆動方式 | 2WD/ 4WD |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド・D/t:ディーゼルターボ・EV:電気
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
燃費&実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費(e燃費調べ) |
T・ポルテ /1.5L | NA: 22.2 | NA: 16.0 | 2WD: 15.73 (2015年7月登録) 4WD: 12.99 (2015年7月登録) |
* 単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気
*e燃費の数値は、各環境下によって変化します。あくまでも参考数値です。
アクア・ハイブリッド
出典 You Tube AQUA ハイブリッドシステム 【技術】
現行車のエンジン表と燃費表です。トヨタ・スぺイドと同じです。
スぺイド新型(トヨタ)のフルモデルチェンジはいつ?価格や内装・外装を考察!
トヨタ・スぺイドと同様に新型フルモデルチェンジとなった場合、ハイブリッド搭載はという話が出ています。1.5L+モーターでアクアクラスの燃費37.0km/Lを目指すようです。実燃費では24.51km/L(e燃費調べ)です。
確かにハイブリッドを搭載したら、かなり燃費が上がります。あっ、一応ガソリン車仕様も残るようです。
エンジンや燃費にかんしてはモデルチェンジをした場合かなりいい方向へはいく模様ですね。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | T・ポルテ /1.5L |
全長 | 3995 |
全幅 | 1695 |
全高 | 1690~ 1720 |
ホイールベース | 2600 |
室内長 | 2160 |
室内幅 | 1420 |
室内高 | 1380 |
重量 | 1170~ 1230 |
乗員 | 5 |
最小回転半径 | 5.0 |
*単位:mm/kg
ボディー色
ホワイトパールクリスタルシャイン メーカーオプション32,400円 (スぺイドあり)
シルバーメタリック (スぺイドあり)
ブラックマイカ (スぺイドあり)
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク メーカーオプション32,400円 (スぺイドあり)
スーパーレッドⅤ (スぺイドあり)
チェリーパールクリスタルシャイン メーカーオプション32,400円→(ボルドーマイカメタリック)
ダークブラウンマイカメタリック (スぺイドあり)
シトラスオレンジマイカメタリック→(スパイシーカーキパールクリスタルシャイン)
クリームベージュ→(シトラスマイカメタリック)
*6番目・8番目・9番目
現行車のボディーサイズとボディー色です。
ボディーサイズは、トヨタ・スぺイドと比較すると同じです。ボディー色では、3色の違いがありますね。
ポルテの方が、女性をターゲットにしていますので、色使いが柔らかいですね。一方、スぺイドは、キレのある色例えばボルドーマイカメタリックは、他車でのカスタム系の色で見かけますね。
新型フルモデルチェンジでは、さらにポルテとスぺイドの色分けしていくと、同じ車でもまた違った雰囲気を演出できると思います。
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装備
現行車の内装ですね。内装色は、ポルテの一部がピンク・ブラック・プラム・フロマージュでスぺイドの一部はブラック・プラム・フロマージュとなります。やはりピンクを使いますとぐーんと女性を意識した作りをしているなと思います。あとの室内装備はほぼ同じです。
今度のフルモデルチェンジでは、より一層の可愛さを演出するかもしれませんね。
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出典 トヨタ公式 ポルテ 外装
現行車の外装です。私的には、丸っこいデザインは好きです。リアのポルテの名前も丸っこくってかわいいです。リアのスぺイドは、スぺイド♠となっています。
新型フルモデルチェンジでは、おそらく外観のデザイン・より箱型になるのではないかと思われます。
トヨタでは、1.0Lのハイトワゴン・トヨタ・ルーミーがあって、この車がけっこう人気を得ています。
【新型ダイハツ・トール★トヨタ・ルーミー&タンク】燃費や評判は?CM徹底比較!
ポルテは排気量が1.5Lでハイブリッド仕様となった場合は、差別化できますので、位置づけとしてはルーミーのお姉さんクラスになるのではないかと推測します。
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安全性能
Toyota Safety Sense C
出典 You Tube 【シエンタ】安全機能解説(Toyota Safety Sense C)
Toyota Safety Sense P
出典 You Tube 【LAND CRUISER】機能紹介/Toyota Safety Sense P 衝突回避支援パッケージ【技術】
ITS Connect
出典 You Tube 【クラウン】機能紹介 / ITS Connect【技術】
現行車の安全性能は、Toyota Safety Sense Cを搭載しています。新型フルモデルチェンジでは、おそらく据え置きかToyota Safety Sense Pを搭載するかもしてませんね。
ITS Connectは、クラウンやレクサスクラスの通信システムでの安全性能です。これは上級車から順次投入するようですから、まだポルテやスぺイドへの搭載は先のようです。
ゆくゆくは、自動運転にもなっていくようですが、トヨタでは自動運転の開発が遅れている感じがあります。
その点日産はセレナのような自動運転搭載車を販売し始めています。高速道路での走りの限定されますが、ITS Connectのような通信システムが整備されてきますと、今後高速以外の街中でも自動運転ができる時期がくるかもしれませんね。
新型トヨタポルテの価格
価格 | 2WD | 4WD |
G | 192 万円~ | 207 万円~ |
F | 182 万円~ | 197 万円~ |
Y | 183 万円~ | 199 万円~ |
X | 177 万円~ | 193 万円~ |
特別仕様車 F ”a la mode Trois” | 194 万円~ | 210 万円~ |
現行車の価格表です。新型フルモデルチェンジになった場合、ハイブリッド搭載の話が出ていますので、価格が高くなる可能性があります。金額としてはガソリン車よりも20万円~40万円~。安全性能もCからPヘ変われば、さらに高くなることもあります。
トヨタ・スぺイド・ポルテ・シエンタと価格の差があまりありません。
シエンタは、6~7人乗りのミニバンです。同じくらいの価格なら、シエンタという手もありますね。
トヨタシエンタ新型のマイナーチェンジの特徴や評判は?価格や燃費は?
新型トヨタ・ポルテの発売日
新型トヨタ・ポルテのフルモデルチェンジの発売日が気になりますよね。
2代目が2012年にフルモデルチェンジをしています。周期的には、5~6年でフルモデルチェンジですので、2018年頃が妥当だと考えられます。
細かいマイナーチェンジや特別仕様車を作りながら、備えてフルモデルチェンジへの移行でしょう。
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トヨタ・ポルテの評価
トヨタならポルテがいいなー。昔見たピカチュウバージョンかわいかった。
— ケーキ派 (@psupdt4) May 17, 2017
https://twitter.com/nonnon_kanon_k/status/861595580161708032
まとめ
新型トヨタ・ポルテはいかがだったでしょうか。
姉妹車のスぺイドとともに、新型フルモデルチェンジで巻き返しをしようとしています。私の見る限りトヨタは、けっこう車種が多いです。今後車種の統合があるかもしれません。ポルテの他にもシエンタやルーミーなどミニバンクラスが多すぎます。
排気量などで差別化をしていますが、販売が良くない車は、いずれ淘汰されますのでトヨタ・ポルテも例外ではありません。フルモデルチェンジで、起死回生となるか今後の動向が楽しみですね。