新型スズキ・スイフト・スポーツは、スイフトから枝分かれをしたスポーツ系の車です。ラリー大会など出ていて実績が認められて本格的な装備をもって市販車として生まれ変わりました。3代目が2016年12月27日、一旦販売終了。もうスイフト・スポーツが生産・販売されないのかと思っていたところ、4代目新型フルモデルチェンジとしてお披露目が決まりました。
では、新型スズキ・スイフトスポーツの特徴や発売日や、価格やエンジンや装備・内装や外装など、今わかっている情報を元にお話ししたいと思います。
目次
スズキ・スイフトスポーツの歴史
初代(HT81S型)2003年-2005年
初代のスズキ・スイフト・スポーツです。2003年6月にスイフトの一部改良とともに新しくスポーツ系が作られました。当初は3ドアハッチバック、エンジンは直4の1.5L、駆動方式は2WD。トランスミッションは、5速MTのみ。外観をエアロパーツで車のシャープさを演出。エンジンも85 kW(115馬力)を出すという本格的なスイフト・スポーツ車となりました。2代目が販売されたあとも継続して、販売されていましたが、2005年の3月に販売終了しています。ちなみに、海外ではイグニスと呼ばれていました。
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2代目(ZC31S型)2005年-2010年
欧州仕様 3ドア
2代目のスズキ・スイフト・スポーツです。私がよく公道で見た黄色い車です。直4/1.5L→1.6Lへ変更。駆動方式も2WDと4WD(追加)トランスミッションは、5速MT/4速AT。なだらかなラインは、とてもかっこよくてしかも走りがいいし、MT車でもあります。欲しかった車なのです。排気量が一つ上になりましたので税金が高くなりました。2010年9月販売終了。3代目のフルモデルチェンジの生産ラインへの移行のためですね。
3代目(ZC32S型)2011年-2015年
3代目のスズキ・スイフト・スポーツです。直4/1.6L、2WD。トランスミッションは6速MT/CVT。2代目より外装シャープになっています。ヘッドライトもさらに強調されていますね。2016年12月27日販売終了。理由は4代目フルモデルチェンジの生産ラインを確保するためです。
【新型スズキスイフト&スポーツ】価格や燃費は?2017年発売日は?
新型スズキ・スイフト・スポーツの特徴
エンジン
エンジン | 4代目[予測] | 3代目[ZC32S型] | 2代目[ZC31S型] | 初代 [HT81S型] |
パワートレイン | 1.4L 直4 DOHC直噴ターボ? | 1.6L 直4 DOHC VVT | 1.6L 直4 DOHC VVT | 1.5L 直4 DOHC VVT |
最高出力 | [140] /6500? | 100[136] /6900 | 92[125] /6800 | 85 [115] /6400 |
最大トルク | [23.0] /2500? | 160[16.3] 4400 | 148[15.1] /4800 | 143[14.6] /4100 |
トランスミッション | 6MT 6AT? | 6速MT CVT | 5速MT 4速AT | 5速MT |
駆動方式 | ? | 2WD | 2WD /4WD | 2WD |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付
BOOSTER JET
出典 You Tube Meet the Suzuki BOOSTERJET engine
燃費&実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費 |
4代目 [予測] | MT:16.4 AT:16.2 | ? | なし |
3代目[ZC32S型] 1.6L | 6速MT: 14.8CVT: 15.6 | なし | 不明 |
2代目[ZC31S型] 1.6L | 5速MT車: 14.64速AY車: 13.6 | 不明 | 不明 |
初代 [HT81S型] 1.5L | ★16.0 | なし | 不明 |
* 単位:JC08モード・km/L
★単位:10モード/10・15モード燃費
*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド・D/t:ディーゼルターボ・EV:電気
3代目スズキ・スイフト・スポーツまでのエンジンと燃費表です。4代目のスズキ・スイフト・スポーツのエンジンでは、1.4リッター4気筒直噴ターボエンジン(BOOSTER JET)を搭載される話が出ています。公式では詳しい数値は出ていません。過去のデータを見ますと、1.5L→1.6L→1.6L→1.4L(推測)と排気量が変化しています。エンジンをターボ化してダウンサスしています。排気量を小さくして、ターボで2.0L以上のくらいの馬力を出すためですね。
最近の傾向として、各社ダウンサイジングの波が来ていますね。欧州車がけっこう盛んにおこなわれています。日本では2014年6月に発売されたスバル・レヴォーグ1.6Lエンジン搭載でなんと現行レガシィの2.5L車と同じくらいの馬力が出せるようになっていて、しかもレガシィ燃費が14.4km/lで、レヴォーグ燃費が17.4km/lと数字が高くなったと言われています。維持費としては税金も安くなります。
ただ、デメリットも多く、燃費が思ったよりも悪いこともあったり(車種によって)やエンジンのもちが悪いなど聞いたことがあります。
特にスズキ・スイフト・スポーツを買う方は、走りに対してすごいあこがれを持っています。スカッと走りたいんです。それが、故障つづきならと考えてしまいますよね。いい車に出逢えたら、自分にとっての最高の車になるんですが・・・。
さて、1.4リッター4気筒直噴ターボエンジン(BOOSTER JET)の実力はいかにという感じですね。楽しみです。
燃費の数字は、あくまでも推測値ですが、ボディーの重量が1000kgを下回ることになるので車体が軽くなったぶんかなり燃費がよくなるではないかと思われます。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | 4代目 [予測] /1.4L | 3代目[ZC32S型] /1.6L | 2代目[ZC31S型] /1.6L | 初代 [HT81S型] /1.5L |
全長 | 3900 | 3890 | 3765 | 3620 |
全幅 | 1735 | 1695 | 1690 | 1650 |
全高 | 1500 | 1510 | 1510 | 1525 |
ホイールベース | 2430 | 2430 | 2390 | 2360 |
室内長 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
室内幅 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
室内高 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
重量 | 970- 990? | 1050- 1070 | 1060- 1070 | 930 |
乗員 | 5? | 5 | 5 | 5 |
*単位:mm/kg
ボディー色
過去のスズキ・スイフト・スポーツのボディーサイズ表です。4代目フルモデルチェンジの数字は推測です。ダウンサイジングした1.4L4気筒直噴ターボエンジン(BOOSTER JET)は、2.0L以上の馬力を出します。規格的にも1700mm(5ナンバー)全幅が1735mmと35mmとわずかに広がっています。
排気量も2.0L以上となりますので3ナンバーとなるようですね。しかも軽量設計のプラットフォーム軽量衝撃吸収ボディー TECT使用して、車重を1000kg以内の収めるようです。
4代目フルモデルチェンジのボディー色は、上記のようなラインナップとなっています。スイフトといえば、イエローですね。あとは赤や青や白が人気です。そういえば、黒はみたことがないですね。スポーツ系なのでやはり紫系がひとつほしいところですね。
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装備
4代目フルモデルチェンジの内装だと言われる画像です。見るからにレーシング用のタコメーターですね。スイフト・スポーツ専用の内装が揃っているようです。シート色や内装装備はまだ不確定です。基本的には、シンプルかつ飽きないデザインとなると思われます。いかにも今から走るぞという感じがしますね。
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出典 スズキ公式 スズキ、フランクフルトモーターショーで新型「スイフトスポーツ」を初公開
出典 You Tube New Suzuki Swift Sport Trailer
4代目フルモデルチェンジの外装だと言われる画像です。3代目よりもすこしまた角ばった印象を受けます。特にヘッドライトが切れ長になっていてより顔を鋭くなっています。あとは、専用のフロントグリルや、フロントスポイラーやバンパーやテールランプやフォグランプが標準装備なのかメーカーオプションかですね。足回りでは、専用のデザイン17インチアルミホイール(切削加工&ブラック塗装)195/45R17タイヤがつくようですが、これも標準装備なのかはわかりません。おそらく上記の画像のアルミホイールだと思われます。標準装備ならうれしいですよね。
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安全性能
4代目フルモデルチェンジでの安全性能は、スイフトの名前がありますので、スイフトの安全性能から抜粋されたものと推測されます。デュアルセンサーブレーキサポートですね。2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントで最高ランクの「ASV++(ダブルプラス)」を獲得しました。かなりの優れものですが、メーカーオプションとなる場合があります。
新型スズキ・スイフト・スポーツの価格
価格 | 6MT | CVT |
2015年11月 | 172万円- | 179 万円- |
2013年7月 | 168 万円- | 178 万円- |
2013年1月 | なし | 174 万円- |
2011年12年 | 168 万円- | なし |
過去のスズキ・スイフト・スポーツの価格表です。確実に価格が上がっていますね。今回の4代目フルモデルチェンジの価格もすこし高くなるかもしれません。推測をしますと、約10万円~20万円~あたりでしょうか。
しかもあくまでも走りに特化した車です。安全性も高いし、装備も専用の物が付きますので、価格上昇は致し方ないところですね。
新型スズキ・スイフト・スポーツの発売日
4代目スズキ・スイフト・スポーツのフルモデルチェンジの発売日が気になりますよね。お披露目は、2017年9月12~24日(プレス・一般も含む)フランクフルトモーターショーとなります。
2017年8月現在では、公式からの予約という声がありません。あくまでもお披露目の形です。予約できる時期は、新型車発売日から一か月前らしいのでまだ正確な発売日がわかりません。予想としては、2017年の12月あたりか、春先の2018年3月あたりではないでしょうか。各販売店の予約は、2017年11月か2018年2月くらいからできるかもしれませんね。
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スズキ・スイフト・スポーツの評価
最近のFFの車は足がいいからアンダーにならないらしいし、ランボルギーニとかメルセデスとかフェラーリ買うよりも、中古のスイフトスポーツ買って改造費100万でライトチューンした方が気持ちよく乗れる説がある
— ether[エーテル] (@ether_run) August 12, 2017
https://twitter.com/jcdswift2017/status/896077772736479234
スイフトスポーツの新型が出る度に先代より軽量化をしてるのを他のメーカーに見習って欲しい
— のせふ (@nosefu1) August 2, 2017
まとめ
新型スズキ・スイフト・スポーツはいかがだったでしょうか
いったん、販売が終わったので心配はしていました。コンパクトカーのスポーツ系はなかなかなですし、MT車ならなおさら希少価値にあたります。フランクフルトモーターショーのお披露目がどんな感じとなるでしょうか。また、お披露目の際には、詳しい情報が入ってくるかもしれません。新しい情報が入り次第お伝えしますね。私としては、ワクワク感があってとても楽しみです。