マツダ新型RX-7(復活)につづく車として、新型マツダ・RX-9がお目見えします。新開発のロータリーエンジンを搭載。元はマツダ・RX-8の後継車として生まれ変わり世界から注目を浴びているそうです。
では、マツダ新型RX-9の発売日や特徴、燃費や価格、装備や安全性能、画像、動画、ライバル車や評判など、今わかっている情報を元にお伝えしたいと思います。
目次
マツダ・RX-9の歴史
マツダ・RX-7(3代目)(1997年1月-2002年8月・生産終了)
マツダ・RX-7です。エンジンは13B-REW型 654cc×2 直列2ローター。排気量は1.3L。トランスミッションは4速AT/5速MT。駆動方式はFR。丸っこいデザインが特徴ですね。2人~4人乗れるようですが、見た限り2人までようです。
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マツダ・RX-8 (2003年5月 - 2012年6月・生産終了)
マツダ・RX-8です。エンジンは13B-MSP型 654cc×2、13B-RENESIS水素ロータリー 654cc×2。排気量は1.3L。トランスミッションは4速、6速AT / 5速、6速MT。駆動方式はFR。
RX-7とどこが違うかといいますと、4人乗りで車体が一回り大きいことですね。そしてエンジンは水素ロータリーを搭載。他社では見られないエンジンを作っています。惜しまれながら2012年に生産・販売終了となりました。陰では新型RX-9や新型RX-7の開発が進んでいたようです。
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新型マツダRX-9の発売日
RX-VISION
VISION COUPE
新型マツダRX-9の発売日がとても気になります。実は2017年東京モーターショーでプロトタイプをお披露目をするばずでしたが、代わりにコンセプトカー「マツダ VISION COUPE」のお披露目をしました。見て分かる通り、4ドアクーペでしかも見た目、大きく見えます。
その上、マツダRX-7の復活も囁かれていますし、コンセプトモデルが存在していて名前は、マツダ RX-VISIONです。2017年11月現在、二つのコンセプトカーが出そろっていますので、どちらを優先するかですね。
2020年に、マツダ創業100周年と東京オリンピックに合わせて記念車として販売される運びとなっていますが、遅くても2019年には、発売されるのではないかと推測します。
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新型マツダRX-9の特徴
プラットフォーム
新型マツダRX-9のプラットフォームは、SKYACTIV TECHNOLOGYの理念の基づくSKYACTIV-BODY(スカイアクティブ ボディ)を使用するようですね。
要はトヨタのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)のようなものです。総合的な観点から車を一からトータル的に作る考えですね。確かにひな形がありますと作りやすいのとコスト削減などメリットがたくさんあります。
ただ、正直同じようなデザインになりそうな感じがします。特にRX-7の復活もあるといいますので、どのようなデザインで差別化をしていくかが今後の課題だと思います。
エンジン
エンジン | 旧RX-8/1.3L | 日産GT-R/3.8L | ホンダ・新型NSX/3.5L | ポルシェ718ケイマンS/2.5L |
パワーユニット | 水冷式直列2ローター | V型6気筒 | V型6気筒縦置 | 4気筒? |
最高出力 | 215[158]/7450 | 419[570]/6800 | 373[507]/6500-7500 | 257[350]/6500 |
最大トルク | 22.0[216]/5500 | 637[65.0]/3300-5800:● | 550[56.1]/2000-6000:● | 420/1900 – 4500:☆ |
最高出力(モーター用) | なし | なし | 前:27[37]/4000 後:35[48]/3000 | なし |
最大トルク(モーター用) | なし | なし | 前:73[7.4]/0-2000 後:148[15.1]/500-2000 | なし |
トランスミッション | 6MT/6AT | GR6型デュアルクラッチトランスミッション | 9速オートマチック+パドルシフト | 6速MT/7速PDK |
駆動方式 | FR | 4WD | 4WD(SPORT HYBRID SH-AWD) | MR(後輪駆動) |
*最高出力単位:kW[PS]/rpm
*最大トルク単位:☆N・m /rpm・ ●N・m[kgf・m]/rpm
*最高出力(モーター用)単位:kW[PS]/rpm
*最大トルク(モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
旧RX-8のエンジン表で他社は現行車です。新型マツダRX-9は、RX-8の後継車で、新世代ロータリーエンジンの「SKYACTIV-R(スカイアクティブ-アール)排気量1.6L(800ccx2)」が搭載される予定です。
もしかしたら、RX-7で1.6LでRX-8で2.0L以上で差別化するのではないでしょうか。でないとRX-9を出す意味がないですからね。
ロータリーエンジンでは、弱点である低回転でのトルクが低いという欠点をターボチャージャーで解決しようとしているそうです。もしそうなれば、更なるロータリーエンジンの進化が見られます。
また、RX-8では水素ロータリーエンジンを使っていたこともありましたから、試験的に搭載するかもしれません。ガスの出ない車を作るとすればかなり面白いです。
他にも、ロータリー+ハイブリッド化やEV車で作るという話もありますが、時間的に難しいのではないかと思われます。ロータリーエンジンを作ることが先決で、そのあとにモーターショーなどで実物をみるしかないようですね。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | 旧RX-8/1.3L | 日産GT-R/3.8L | ホンダ・新型NSX/3.5L | ポルシェ718ケイマンS/2.5L |
全長 | 4470 | 4710 | 4490 | 4379 |
全幅 | 1770 | 1895 | 1940 | 1801 |
全高 | 1340 | 1370 | 1215 | 1295 |
ホイールベース | 2700 | 2780 | 2630 | 2475 |
室内長 | 1755 | 1730 | 0970 | 不明 |
室内幅 | 1455 | 1475 | 1525 | 不明 |
室内高 | 1120 | 1095 | 1045 | 不明 |
重量 | 1360 | 1760 | 1780 | 不明 |
単位:mm/kg
旧RX-8のボディーサイズ表です。他社の現行車です。RX-8は、排気量1.3Lの割には他車とは引けを取らず大きいです。新型マツダRX-9では、1.6Lの排気量と噂がありますので、やはりもう一回り大きくなるのではないかと予測しますね。
燃費
燃費 | 駆動方式 |
旧RX-8 | G:9.0/FR |
日産GT-R/3.8L | G:8.8/フルタイム4WD |
ホンダ・新型NSX/3.5L | H:12.4 4WD/(SPORT HYBRID SH-AWD) |
ポルシェ718ケイマンS/2.5L | 不明 |
単位:JC08モード・km/L
単位:RX-8のみ・10モード/10・15モード燃費
旧RX-8の燃費表です。他社の現行車です。旧RX-8では燃費は9.0km/Lですので、新型マツダRX-9では、JC08モード燃費で12~13km/Lあたりでしょうか。
ロータリーエンジンの燃料の燃え方は、かなり効率的にいいのですが、構造的にシンプルなので壊れやすいと聞きます。この点は、注意が必要ですね。
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ボディー色
旧RX-8の燃費表です。けっこう色があります。今のところ、新型マツダRX-9では、追加とかはない気がしますね。これだけの色があれば十分だと思いますが、もし新しい色とつけるとしたら、個人的には渋めの茶色系が欲しいところです。
装備
新型マツダRX-9のプロトタイプになるのではないかと言われているRX-VISIONの内装です。画像が暗めわかりにくいと思いますが、けっこうしゃれた内装になっています。
新型RX-7との棲み分けは、どうなるかわかりませんが、おそらくシートの色やコックピットのレイアウトが幾分か変わるのではないかと推測します。
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出典:You Yube MAZDA RX-VISION 360 VIEW STYLING
マツダ・RX-VISIONの外装になります。なだらかな流線型と本格的なスポーツカーとして推しの強いデザインで、しかも2017東京モーターショーではVISION COUPEがお披露目されました。
ただ、これはあくまでもひな形モデルなので、新型マツダRX-9の外装がどちらのVISIONに似せてくるのか?わかりません。
また、新型マツダRX-7との兼ね合いもありますので、RX-7ではRX-VISION、RX-9では、VISION COUPEとなるのではないかと推測します。4ドアか2ドアの違いだけですので、この分け方が私にはしっくりと来ます。
安全性能
MAZDA i-ACTIVSENSE
出典:You Tube MAZDA i-ACTIVSENSE
旧RX-8では、基本的な安全装備ですね。新型マツダRX-9では、MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)の元で安全性能を高めると思われます。トランスミッションは、MTとATなのでたぶんメーカーオプションとして追加されるのではないかと推測します。
マツダRX-9の最新動画や画像は、どんどん公開されてくると思いますので、随時追加していきますね!
新型マツダRX-9の価格
各車 | 価格 |
RX-9(推測) | 800万円~1000万円~ |
日産GT-R/3.8L | 996万円~1870万円~ |
ホンダ・新型NSX/3.5L | 2370万円~ |
ポルシェ718ケイマンS/2.5L | 6MT:813万円~ 7PDK:865万円~ |
さて、新型マツダRX-9の価格ですが、推定としては800万円~1000万円と噂があります。ライバル日産GT-Rでは1000万円~ですね。
もし、1.6Lの排気量で800万円~だったなら、ちょっと価格が高いので、せめて500万くらいになるといいのですが。VISION COUPEは4ドアセダンなので、スポーツ系のRX-VISIONよりかは、すこしは安くなるのでないかと思います。ただ、欲を言えば、価格が500万円~でも購入は難しいかなと考えます。全部込みで300万円でおさまると買いやすいのではないでしょうか。
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ライバル車について
日産GT-R
出典:日産公式 GT-R
日産GT-R(6代目)です。先代は日産・スカイラインGT-Rですね。2007年から復活しました。価格が1000万円~。2007年6代目から10年になったので2017年には、もしかしたら、フルモデルチェンジがあるかもしれませんね。
ホンダ・新型NSX
出典:ホンダ公式 NSX
ホンダ・新型NSXです。価格は2370万円~。ハイブリッド搭載しています。この車は、もうスポーツカーの王者ですね。日本では限定100台だったのですが、200台ほど受注したそうです。人気、性能ともに王者の貫禄です!
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ポルシェ718ケイマンS
出典:ポルシェ公式 The new 718 Cayman S
ポルシェ718ケイマンSですね。ライバルと言うより比較で掲載しました。ポルシェも世界的有名なスポーツカーですね。価格は800万円~。
外国車の外装デザインはほんとすてきですね。このデザインを日本ではなかなか見かけないんですよね。日本車のデザイン性が上がれば、中身はいいものがありますからきっとかっこいい車ができると思います。
マツダRX-9の評判
RX-1がコスモスポーツ
RX-2がカペラロータリー
RX-3がサバンナ
RX-4がルーチェ
RX-5がコスモAP
RX-6が欠番で、
RX-7、RX-8と続き、VISIONが「RX-9」ではないのか?と言われている・・・
ってとこかな?— 光レーサー鉄四駆 (@LW5W114146) December 22, 2016
RX9が出ないとなると、何買えば良いかなー
— 新井 圭一 (@Saitama_Hyougo) December 20, 2016
まとめ
新型マツダRX-9はいかがだったでしょうか。
ちょっと、新型RX-7とのごちゃまぜとなりそうですが、コンセプトカーのRX-VISIONがあり、もうひとつのコンセプトカーのVISION COUPEがお披露目されました。
マツダの目標は、ロータリーエンジンの復活と、マツダというブランドの底上げですね。
今のマツダは、スカイアクティブで世界を席巻しています。ガソリン車やクリーンディーゼル車、その上でロータリーエンジンという戦略カードを持つことになります。さらに、電気自動車でも作ったらもう怖いものなしです。
新型RX-9では、今後のマツダの戦略に影響があると思いますので、マツダ車の今後の動向が楽しみですね。