新型トヨタ・スぺイドは、小型のミニバンとして販売されています。いまいち人気がありません。2015年4月~2016年3月にかけての販売台数は、24,309台(自販連調べ)の第30位です。その後は、確実に販売台数が落ちてしまい2016年6月にマイナーチェンジを販売促進のため行いました。
話によりますと、どうやら新型フルモデルチェンジの話が出ているようです。ちなみにトヨタ・ポルテ(姉)はスぺイドの姉妹車となります。ポルテは、別記事で紹介します。
では、新型トヨタ・スぺイドの最新情報と、モデルチェンジの発売日や特徴、装備や内装や外装や安全性能など今わかっている情報をもとにお話しします。
目次
トヨタ・スぺイドの歴史
初代(2012年7月~2015年7月)
2015年7月マイナーチェンジ 一部改良並びに特別仕様車「F”Queen”」
出典 グーネット カタログ トヨタ・スペイド(SPADE)F クイーン(2015年7月)
2016年6月マイナーチェンジ 一部改良並びに特別仕様車「F”Queen Ⅱ”」
出典 グーネット カタログ トヨタ・スペイド(SPADE)F クイーンⅡ(2016年6月)
初代から、2015年2016年のマイナーチェンジ及び特別仕様車です。排気量は1.5L。トヨタ・ポルテ2代目のフルモデルチェンジから姉妹車として発売。
姉のポルテの意味は、フランス語で「扉」という意味です。妹のスぺイドの意味は、トランプカードのスペード(SPADE♠)とSpace(空間)とWide(広い)をつなげあわせた造語です。
スぺイドの方が名前からしてクールビューティを演出している感じですね。
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新型トヨタ・スぺイドの最新情報
エンジン
エンジン | T・ スぺイド /1.5L |
パワートレイン | 直列 4気筒DOHC |
最高出力 | 2WD: 80 [109] /60004WD: 76[103] /6000 |
最大トルク | 2WD: 136[13.9] /44004WD: 132 [13.5] /4400 |
トランスミッション | 自動無変速機 (Super CTV-i) |
駆動方式 | 2WD /4WD |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
燃費と実燃費
燃費 | 2WD | 4WD | 実燃費 |
T・ スぺイド /1.5L | NA: 22.2 | NA: 16.0 | 2WD: 14.66 4WD: 13.80 (2012年10月登録) |
* 単位:JC08モード・km/L
*NA:自然吸気
現行車のエンジン表と実燃費です。今のところハイブリッドはついていません。
今度、行われるフルモデルチェンジでおそらくハイブリッドが搭載されるようですね。トヨタ・アクアクラスの1.5L+モーターです。あとは、NA車のガソリン仕様の2種類で改良されると思われます。
ハイブリッドになった場合は、トヨタ・アクアクラスと言われてますので、カタログ燃費で37.0km/Lの実燃費24.51km/L(2015年11月登録分)とトヨタ・スぺイドの燃費が飛躍的に向上します。これはありがたい話ですね。
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ボディ―サイズ
ボディ―サイズ | T・ スぺイド /1.5L |
全長 | 3995 |
全幅 | 1685 |
全高 | 1690 ~ 1720 |
ホイールベース | 2600 |
室内長 | 2160 |
室内幅 | 1420 |
室内高 | 1380 |
重量 | 1170 ~ 1230 |
乗員 | 5 |
最小 回転 半径 | 5.0 |
*単位:mm/kg
室内空間
ボディー色
ホワイトパールクリスタルシャイン メーカーオプション:32,400円
シルバーメタリック
ブラックマイカ
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク メーカーオプション:32,400円
スーパーレッドⅤ
ボルドーマイカメタリック
ダークブラウンマイカメタリック
スパイシーカーキパールクリスタルシャイン
シトラスマイカメタリック
特別仕様車 F“Queen Ⅱ”のボディー色
現行車のボディーサイズとボディー色ですね。排気量1.5Lにしては、見事なコンパクトの室内空間を実現しています。
新型フルモデルチェンジのフレームは丸っこいものから箱型っぽいものになりそうな感じです。私としては、トヨタでは唯一丸っこい車なのであまりフレームをあたってほしくないですね。かわいくて、しっかりと走りますし、荷物も載せられるので、個人的に好きなMT車があれば買いますもの。
ボディー色では、全9色です。今のところ、ボディー色の詳しい情報は出ていませんが、どれかの色の変更もありますね。
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装備
現行車の内装です。5人乗りです。シートアレンジができるということでけっこう荷物を入れている画像がありますが、やはり狭い感じがありますね。
この画像は大学生さんのイメージでラクロスの合宿へいくのでしょうか。スぺイドは、若者向きのプチバンですね。お子さんを載せて、ベビーカーを載せるともなりますと、ちょっと手狭かもしてません。
新型フルモデルチェンジとなった場合、ボディーサイズの限度がありますので、内装の形例えば、シートの前後をどうするか。元々、ボディーサイズが小さい部類に入りますので、室内空間を広げることは難しい感じはしますね。
電動スライドドア
現行車の外装です。電動スライド・ドアが一番の推しでしょうか。左側から入るときには、スライド・ドアで1ドア、運転手側は2ドアです。1ドア+2ドア+リアドアで計4ドアの数え方となります。4ドアトールワゴン(ミニバンを小さくした車)となるようです。
ワゴンとミニバンは意味合いは同じで、ワゴンの方が面長で、ミニバンは箱型っぽいイメージがありますね。
新型フルモデルチェンジとなった場合、フロントマスクがよりエッジの効いたものになると思われます。ヘッドライトがよりシャープでトヨタ・ポルテよりもより洗練された外観となるようですね。
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安全性能
Toyota Safety Sense C
出典 You Tube 【シエンタ】安全機能解説(Toyota Safety Sense C)
現行車の安全性能です。今は、Toyota Safety Sense Cですが、いずれToyota Safety Sense Pが搭載される可能性があります。
トヨタの安全性能は、もう出尽くした感じがありますが、Toyota Safety Sense Pの上は、ITS Connectといって、通信設備で車を危険から守るシステムがあります。これは、今のところこの設備は限られた範囲でしかまだ使えてはいません。通信衛星を飛ばして、GPSで車の位置を確認する技術もそろそろ出てきています。まずは、設備が揃うまではToyota Safety Sense Pの搭載の可能性が高いです。
新型トヨタ・スぺイドの価格
価格 | 2WD | 4WD |
G/1.5L | 192 万円~ | 207 万円~ |
F/1.5L | 182 万円~ | 197 万円~ |
Y/1.5L | 183 万円~ | 199 万円~ |
X/1.5L | 177 万円~ | 193 万円~ |
特別仕様車 F”Queen Ⅱ” /1.5L | 194 万円~ | 210 万円~ |
現行車の価格表です。ちょっと値段が高い気がします。新型フルモデルチェンジでは、ハイブリッドやToyota Safety Sense Pの搭載があれば、さらに価格が上がるかもしれませんね。NAガソリン車では、据え置きかもしれません。
スぺイドは、基本的な装備は標準としてついています。あとはメーカーセレクトパッケージが別につけられますので、その差で価格が大きく変わるでしょう。価格なりの車のクオリティはほしいところです。やはり車体価格が200万円を切らないとちょっと手が出せないかなと思いますね。
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新型トヨタ・スぺイドの発売日
新型トヨタ・スぺイドの発売日が気になりますよね。フルモデルチェンジは、2018年ごろだという話が来ています。
最新車は、2016年6月30日発売の 一部改良及び特別仕様車「F”Queen II”」です。そろそろモデルチェンジの話が大きくなってもよさそうなのですが、あまり大きな話にはなってないような気がしますね。
まとめ
新型トヨタ・スぺイドはいかがだったでしょうか。
トヨタ車ではあまり見られない丸っこいデザインで、私はとても好きです。ですが、やはり室内空間が気になります。今度行なわれるであろうフルモデルチェンジは、内装や外装を一新するかもしれませんね。その時に、この丸っこいデザインがどうなるかとても楽しみです。