ダイハツのムーブから派生した新型軽自動車「ムーヴキャンバス」は、女性が喜ぶような装備がいっぱい揃っています。日常生活をおしゃれに演出し、ご家族での遠出や子供の送り迎えなどにも使えます。色もカラフルなので、心からワクワクしてしまう車です。
では、ムーヴキャンバスの特徴や性能や価格や他のダイハツの軽自動車との比較を解説していきましょう。
目次
- 1 ダイハツ新型ムーヴキャンバスの発売日は?
- 2 ムーヴキャンバスの歴史
- 3 ムーヴキャンバスの特徴
- 4 ムーブキャンバスの装備
- 5 ムーブキャンバスのスペック
- 6 ムーブキャンバスの価格
- 7 まとめ
ダイハツ新型ムーヴキャンバスの発売日は?
ダイハツ新型軽自動車ムーヴキャンバスは2016年9月7日に発売されました。2016年9月にこの記事を書いていますのでまさに生まれたての車ですね。女性目線で作られた車です。
2017年9月11日、一部改良してスマートアシストⅡからスマートアシストⅢへ変更しました。
ムーヴキャンバスの歴史
2015年東京モーターショーでお披露目したムーブのコンセプトカーである「HINATA(ヒナタ)」を元に量産化し、ムーブキャンバスとして作られました。
デザイン性が高く、とてもおしゃれですね。しかもドアが観音開きとなっています。画期的な車でした。
ちなみに、ムーブキャンバスのドアは観音開きではありません。スライドドアを採用しています。
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ムーヴキャンバスの特徴
ボディサイズ
サイズ/車名 | ムーブキャンバス | ムーブ | タント | ウェイク |
全長 | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,655mm | 1,630mm | 1,750mm | 1,835mm |
ホイールベース | 2,455mm | 2,455mm | 2,455mm | 2455mm |
室内長 | 2,115mm | 2,080mm | 2,200mm | 2,215mm |
室内幅 | 1,345mm | 1,320mm | 1,350mm | 1,345mm |
室内高 | 1285mm | 1,280mm | 1,365mm | 1,455mm |
ダイハツの各軽自動車の全高の比較をしていきますと、ウェイク>タント>ムーブキャンパス>ムーブの順番です。
ムーブキャンパスは、タントとムーブの間で高すぎず、低すぎずってところでしょうね。
ウェイクの高さがかなり気になりますが、これは自分の用途に合わせて確認したほうがいいですね。
ようは、購入者にとってどれだけ車が扱いやすくスムーズな乗り入れや荷物の出し入れが重要になってきます。
車へ乗りこむ時に、ちょっとでも足を引っかけたり、上が低くて頭をぶつけたりして痛い思いはしたくないですよね。
ボディカラー
単色カラー
ファインミントメタリック
スムースグレーマイカメタリック
ナチュラルベージュマイカメタリック
ライトローズマイカメタリックⅡ
シルキーブルーパール(メーカーオプション:21,600円)
パールホワイトⅢ(メーカーオプション:21,600円)
ファイアークォーツレッドメタリック
プラムブラウンクリスタルマイカ(メーカーオプション:21,600円)
ブラックマイカメタリック
ツートーンカラー
パールホワイトⅢに組み合わされるカラー
ファインミントメタリック
スムースグレーマイカメタリック
ナチュラルベージュマイカメタリック
ライトローズマイカメタリックⅡ
シルキーブルーパール
*各メーカーオプション:64,800円
スムースグレーマイカメタリックに組み合わせられるカラー
ファイアークォーツレッドメタリック
プラムブラウンクリスタルマイカ
ブラックマイカメタリック
*各メーカーオプション:64,800円
外観の色は3通りあります。
人気は、やはりファインミントメタリック×パールホワイトⅢの組み合わせですね。夏だと涼しい感じがしてていいですね。
個人的に飽きのこない色としては、単色かスムースグレーマイカメタリックの組み合わせが好みですね。
一度、実車で色を確認したほうがいいと思います。
また、X メイクアップSAⅢ・X リミテッドメイクアップSAⅢ・G メイクアップSAⅢ車のインテリアカラーとして3色追加されます。
ファインミント(ファインミント・ファインミントXパールホワイトⅢのみ)
ミストピンク(ライトローズマイカメタリックⅡ・ライトローズマイカメタリックⅡXパールホワイトⅢのみ)
マイルドモカ(他の色)
ムーブキャンバスの装備
グレード構成
L
L SAⅢ
X SAⅢ
X リミテッドSAⅢ
X メイクアップSAⅢ
X リミテッドメイクアップSAⅢ
G SAⅢ
G メイクアップSAⅢ
標準装備(全車共通)
・アイドリングストップ(ecoIDLE)
エンジンを止める仕組みです。
走行中は、もちろんエンジンを止めるわけもいきませんが、エンジンをかけたまま信号待ちをしているとガソリンを消費しますね。その時に、自動的にエンジンを止めます。
燃料を消費させないためのシステムです。
・TAF&SOFI
TAFはTotal Advanced Functionボディの略語で、衝突安全機能が向上したボディとしてダイハツが作った造語です。
SOFIは、Safety-Oriented Friendly Interioの略語で乗員の安全を確保しながら、より安全におしゃれなインテリアを表現した造語です。
・ABS
アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System)の略です。
急なブレーキ操作をしてしまいますと、タイヤが地面を滑っていきます。
本来なら、ブレーキを徐々に押しながら減速させる(ポンピングブレーキ)のですが、気が付かないまま急に前の車に接近したりしますと、急ブレーキをしてしまいますよね。
ABSは、このようなことを先に気づいて電子制御で自動でポンピングブレーキをするシステムです。
・VSC
車両安定制御システムです。
曲がりすぎで横滑りを起こした車体のバランスをコントロールするシステムです。
・SRSデュアルエアバッグ
SRSデュアルエアバッグ全車装備です。
SRSサイドエアバッグがG”メイクアップSAⅢ”・X”リミテッドメイクアップSAⅢ”・X”メイクアップSAⅢ”に追加で標準装備されます。
・エアコン
各グレードでオートかダイアルの形が変わります。
・パワードロック
・電動格納式ドアミラー
・UVカットガラス
・スモークガラス(後部座席用)
標準グレード別:L/L”SAⅢ”の主な装備
・14インチ・フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・マルチレフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付)
・キーレスエントリー(1個)
・マニュアルエアコン(ダイアル式)
標準グレード別:X”SAⅢ”の主な装備
・14インチ・フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・マルチレフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付)
・電子カードキー(2個)
・オートエアコン(プッシュ式)
・置きラクボックス(後席)
標準グレード別:X”リミテッドSAⅢ”の主な装備
・14インチ・フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・マルチレフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付)
・電子カードキー(2個)
・オートエアコン(プッシュ式)
・置きラクボックス(後席)
・両側パワースライドドア(ワンタッチオープン予約ロック機能付)
標準グレード別:G”SAⅢ”の主な装備
・14インチ・フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・Bi-Angle LEDヘッドランプ(AFS/オートレべリング機能・LEDクリアランスランプ付)
・電子カードキー(2個)
・オートエアコン(プッシュ式)
・置きラクボックス(後席)
・両側パワースライドドア(ワンタッチオープン予約ロック機能付)
メイクアップグレード別:G”メイクアップSAⅢ”の主な装備
・14インチ2トーンカラード(シルバー×グレー) フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・Bi-Angle LEDヘッドランプ(AFS/オートレべリング機能・LEDクリアランスランプ付)
・電子カードキー(2個)
・オートエアコン(プッシュ式)
・置きラクボックス(後席)
・両側パワースライドドア(ワンタッチオープン予約ロック機能付)
メイクアップグレード別:X”メイクアップSAⅢ”の主な装備
・14インチ2トーンカラード(シルバー×グレー) フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・マルチレフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付)
・電子カードキー(2個)
・オートエアコン(プッシュ式)
・置きラクボックス(後席)
メイクアップグレード別:X”リミテッド メイクアップSAⅢ”の主な装備
・14インチ2トーンカラード(シルバー×グレー) フルホイールキャップ(「キャンバス」エンブレム付)
・マルチレフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付)
・電子カードキー(2個)
・オートエアコン(プッシュ式)
・置きラクボックス(後席)
・両側パワースライドドア(ワンタッチオープン予約ロック機能付)
出典:ダイハツ公式 グレード X”リミテッド メイクアップSAⅢ”
メイクアップグレード専用装備
外装
・メッキバンパーモール(フロント/リア)
・LEDフォグランプ(メッキリング付)
・リアコンビネーション(LEDストップランプ)(クリアクリスタル)
・メッキサイドモール
・メッキドアアウターハンドル
・14インチ2トーンカラード・フルホイールキャップ(「キャンバスエンブレム付」)(シルバー×グレー)
内装
・オーディオパネル(シルキーホワイト・カラー加飾リング)
・インパネトレイ(助手席)
・ワンプッシュ式 オートオープンカップホルダー(助手席)
・ドアアームレスト
・インテリアアクセントカラー(マイルドモカ)
・インテリアアクセントカラー(ファインミント)
・インテリアアクセントカラー(ミストピンク)
内装メッキ加飾
・インパネセンターシフト(メッキシフトレバーボタン付)
・メッキシフトゲートリング
・メッキエアコンレジスターノブ
・メッキインナードアハンドル(運転席/助手席)
・センタークラスター(クリアベージュ)
・専用フルファブリックシート(シートパイピング)
・SRSサイトエアバック(運転席/助手席)
標準装備とグレードで分れる装備、グレードとメイクアップ装備の3種類があります。表を比較してみますと、各装備一か所づつ増えていったり、微妙に変化しているところがあります。
こだわりのない人は気にせず標準装備だけにし、残った予算をカーオーディオの高級品を買って、足周りのホイールをアルミに変えて予算を回す事もできます。私は、そうしています。
メイクアップグレード専用の装備もありますが、好みがありますので細部までこだわりたい人は、とことんドレスアップしちゃいましょう。
ムーブキャンバスのスペック
エンジン
型式 KF型
水冷直列3気筒12バブルDOHC
最高出力:52ps/6800rpm
最大トルク:6.1kgm/5200rpm
各車共通です。走りは、実際に乗ってみて確かめてみましょう。
駆動方式・燃費
2WD
簡単に説明しますと、2WDは、前輪のみに馬力をかけて車輪を回します。特に市街地や通勤や送りむかえなら2WDで十分です。
JC08モード燃費:28.6km/L(全車共通)
4WD
4輪全体に馬力をかけて車輪を回します。
特に雪山(スキーやスノボなど)や海のマリンスポーツ(サーフィン・ダイビングなど)を行う人は、4WDがおすすめですね。
積む荷物が多いと後ろに重量がかかります。前輪だけの場合、後輪に馬力がないので滑る可能性があります。
その点4WDは、全体に馬力がかかりますので、荷物を多く積んだとしても後輪に踏ん張りが利きます。
JC08モード燃費:27.4 km/L(全車共通)
トランスミッション
CTV
AT(オートマチックトランスミッション)によく似てると言われていますが、ATは、ギアを使って変速します。
CTVは、ギアを使わずベルトやチェーンで滑車をつなげて、変速します。スムーズな変速を実現したトランスミッションです。
最小回転半径
全車共通で4.4mです。CTVで滑らかに変速をしている間に、余裕を持ってハンドル操作ができますので、小回りがうまくできます。
安全性
運転支援システム「スマートアシスト3」
・衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
先行車や周りの車が追いついたり追いつかれたり、危険性が出てきた時に緊急ブレーキで減速して、衝突の危険を回避するシステムです。
・衝突警報機能(車両・歩行者)
衝突回避ブレーキシステムが作動をする前に、警報やメーター内で危険をお知らせします。
・車線逸脱警報機能
車線から車輪が脱輪しないように、警報を鳴らしてくれます。
・誤発進抑制制御機能(前方・後方)
アクセルペダルの踏み間違いで、前方か後方に急発進をすることがあります。
その先に、もし障害物や歩行者がいたら警報やメーター内表示で危険をお知らせする機能です。
・先行車発進のお知らせ
信号待ちで、青に変わっても気が付かない時がありますよね。
前にいる車が発進したら、ブザーやメーター内表示でお知らせするシステムです。
・オートハイビーム
*2017年9月11日、一部改良追加でスマートアシスト3となります。
夜間走行中に前方からくるわずかな光を感知して、ロービームにします。また、ハイビームへと戻ります。前方の危険回避のためですね。自動的に切り替えをします。
運転支援システム「スマートアシスト3」の安全性は、とても充実してますね。
ただし、あくまでもハンドルを握るのは購入者です。できるだけ支援システムに頼らないように、自分の目で安全運転を志すことが大切です。
AFS
グレード別の設定(G”メイクアップSAⅢ”・G”SAⅢ”に標準装備)によっては、ハンドル操作している時に先を照らしてくれる「AFS」の装備をつけます。
この装備は、夜の走行のときに役に立ちます。夜の道では暗く、歩行者や障害物を瞬時に確認をするのが難しいですね。ものの先の先を照らしてくれるのが「AFS」のシステムなのです。
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ムーブキャンバスの価格
価格表
グレード/駆動 | 2WD | 4WD |
L | 118万円 | 131万円 |
L SAⅢ | 125万円 | 137万円 |
X SAⅢ | 136万円 | 148万円 |
X リミテッドSAⅢ | 142万円 | 154万円 |
G SAⅢ | 149万円 | 161万円 |
X メイクアップ SAⅢ | 141万円 | 153万円 |
X リミテッド メイクアップ SAⅢ | 147万円 | 160万円 |
G メイクアップSAⅢ | 154万円 | 166万円 |
本体価格で全部消費税を含んでおります。やはり、車をグレードアップするほど、価格が上がってきますね。
全グレードには、共通の装備を備えています。あとは装備付け足しで価格が変動します。
これから買おうと思っている購入者がどのような装備がまず必要かを検討してみて、見積もりをしてみましょう。
出典:YouTube 「新登場 ムーヴ キャンバス ダイハツ公式」
まとめ
新型軽自動車「ムーヴキャンバス」はいかがでしたか?
特徴的には女性目線で作られた車だと思います。色も装備も充実しています。
もちろん、男性の方にも4WDがありますので、価格を抑えながらアウトドアを楽しむセカンドカーとして利用できます。
ウキウキワクワクな車なムーヴキャンバスでご家族とともに車ライフを楽しんでみませんか?