特アクアとは、安全性能をパックケージした特別仕様車です。昨今、衝突事故や追突事故に対する対策として自動ブレーキ支援システムを搭載しました。ちなみに、特アクアの「特」は、「得」ではなく特別仕様車の「特」です。「得」という言葉もかけてますね。
では、特アクアの特徴や安全性能の自動ブレーキ支援システムの内容や特徴、価格や装備や色やCMなど、普通のアクアとの違いも踏まえて今わかってる情報を元にお話ししたいと思います。
目次
特アクアの特徴
エンジン
エンジン | T・アクア 特別 仕様車 S“Style Black” /1.5L | T・アクア /S /1.5L (ベース車) |
パワートレイン | 水冷 直列 4気筒 DOHC | 水冷 直列4 気筒 DOHC |
最高出力 | 54[74] /4800 | 54[74] /4800 |
最大トルク | 111 [11.3] / 3600 ~ 4400 | 111 [11.3] / 3600 ~ 4400 |
最高出力(馬力・モーター用) | 45 [61] | 45 [61] |
最大トルク(回転数モーター用) | 169 [17.2] | 169 [17.2] |
トランスミッション | 電気式 無段 変速機 | 電気式 無段 変速機 |
駆動方式 | 2WD | 2WD |
電池 | ニッケル 水素 | ニッケル 水素 |
個数 | 20 | 20 |
*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
*DOHC(Double OverHead Camshaft):2本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成
ボディーサイズ
ボディーサイズ | T・アクア 特別 仕様車 S“Style Black” /1.5L | T・アクア /S /1.5L (ベース車) |
全長 | 3995 | 3995 |
全幅 | 1695 | 1695 |
全高 | 1455 | 1455 |
ホイールベース | 2550 | 2550 |
室内長 | 2015 | 2015 |
室内幅 | 1395 | 1395 |
室内高 | 1175 | 1175 |
重量 | 1080 | 1080 |
乗員 | 5 | 5 |
*単位:mm/kg
燃費
燃費 | 2WD |
T・アクア 特別 仕様車 S“Style Black” /1.5L | H: 37.0 |
T・アクア /S /1.5L (ベース車) | H: 37.0 |
*単位:JC08モード・km/L
トヨタ・アクア特別仕様車S“StyleBlack”(特アクア)のベース車は、アクア・Sとなります。ですからエンジン・ボディーサイズ・燃費は数値は同じです。走りや乗り心地など他のアクアとは、変わりがありません。
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特アクアのボディー色
トヨタ・アクア 特別仕様車S“StyleBlack”
出典 トヨタ公式 アクア 特別仕様車S“StyleBlack” ボディー色
*3 メーカーオプション32,400円
*4 特別設定色
トヨタ・アクアのボディー色
スーパーホワイトⅡ
ライムホワイトパールクリスタルシャイン (メーカーオプション32,400円)(特)
シルバーメタリック (特)
ブラックマイカ(特)
グレーメタリック
ブラックマイカ
ディープアメジストマイカメタリック(特)
スーパーレッドⅤ
オレンジパールクリスタルシャイン (メーカーオプション32,400円)
イエロー
フレッシュグリーンマイカメタリック
ブルーメタリック
クールソーダメタリック
チェリーパールクリスタルシャイン (メーカーオプション32,400円)
パープルメタリック
トヨタ・アクア特別仕様車S“StyleBlack”(特アクア)のボディー色ですね。参考としてトヨタ・アクアのボディー色も載せています。特アクアのダークブルーマイカは、特別色となります。他の色も設定できればいいのですが、どうも5色だけのようです。明るい色のほうがけっこう目立っていいと思うのですが。
特アクアの装備
内装
出典 トヨタ公式 アクア 特別仕様車S“StyleBlack” 内装色
出典 トヨタ公式 アクア 特別仕様車S“StyleBlack” 特別内装
トヨタ・アクア特別仕様車S“StyleBlack”(特アクア)の内装です。しっとりとした感じで飽きのこないデザインとなっています。ちなみに、元アクア・Sの内装色は7色あります。特アクアの方もあと一種類あればブラックと選択できて、楽しいと思いますが。今のところはブラックで統一しています。
外装
出典 トヨタ公式 アクア 特別仕様車S“StyleBlack” 外装
スマートエントリーパッケージ
出典 トヨタ公式 アクア 特別仕様車S“StyleBlack” 特別装備
トヨタ・アクア特別仕様車S“StyleBlack”(特アクア)の外装ですね。ほぼ、元アクア・Sと変わりがありません。スマートエントリーパッケージがついていますね。
あとはドアメッキが特別仕様車の標準装備です。ほかの外装に関しては、基本的な装備はついていますので、あまり気にしなくてもいいかなと思います。
特アクアの安全性能
Toyota Safety Sense C
出典 You Tube 【特アクア】レーンディパーチャーアラート
出典 You Tube 【特アクア】オートマチックハイビーム
出典 You Tube 【特アクア】プリクラッシュセーフティシステム
レーンディパーチャーアラート 車線逸脱による事故を未然に防ぐために (車線逸脱警報)
- 本システムは幅約3m以上の車線を自車速度約50km/h以上で走行時に作動します。また道路状況、車両状態およ び天候状態等によっては、ご使用になれない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
- レーンディパーチャーアラートはあくまで運転補助機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持っ て運転してください。
オートマチックハイビーム 夜間の歩行者などの早期発見に貢献
- 自車速度約30km/h以上で作動します。
- ハイ・ロービームの切り替え自動制御には状況により限界があります。運転時には常に周囲の状況に注意し、必要に応じて手動で切り替えるなど、安全運転を心がけてください。
- 道路状況および天候状態等によっては、ご利用になれない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
プリクラッシュセーフティシステム(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)衝突の回避や衝突時の被害軽減をサポート
- 警報は自車速度約15km/h ~ 140km/h*6、自動ブレーキは自車速度約10km/h~80km/hで作動します。また、道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態等によっては、作動しない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
- プリクラッシュセーフティシステムはあくまで運転補助機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。
- 数値は社内測定値。
- *6.
- 公道を走行する時は、法定速度や制限速度を順守してください。
先行車発進告知機能 (前のクルマの発進をお知らせ)
- ブレーキペダルを踏んでいる時に作動します。シフトポジションが[P]・[R]の時は作動しません。[N]の時はブレーキペダルを踏んでいなくても作動します。
- 先行車が約4m以上進んでも自車が止まったままだとシステムが判断した場合に作動します。なお、機能のON/OFFおよび通知タイミングについては変更することも可能です。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
- *6.
- 公道を走行する時は、法定速度や制限速度を順守してください。
特アクアの安全性能です。Toyota Safety Sense Cです。プリクラッシュセーフティシステムが自動ブレーキ支援システムといわれているものです。文章を読んでいきますと、「本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転」と書いていますね。
先日も事故がありました。話によりますとお客様が日産セレナの試乗車で自動ブレーキ支援システムがどのように作動するかを確認するために、お客様が運転で助手席に販売店員を乗せて試していました。しかも、当時は夜間の市道でおまけに雨が降っていました。
当然、販売店員は自動ブレーキ支援システムがなんたるかを知っているはずです。
販売店員は、いつもどうりの動きをすれば、自動ブレーキ支援システムが作動し止まるはずと思いお客様に「ブレーキはぎりぎりまで押さないでください」と助言したそうです。
しかし実際は自動ブレーキ支援システムは作動しないまま、前方の黒い車にぶつかってしまったのです。
なぜ、自動ブレーキ支援システムが作動しなかったのかと考えますと車自体には問題がなかったようです。ただ、試した時間が夜でしかも市道、雨が降っていた、ぶつけた車は、ボディーの色が黒だったということで、明らかに前方確認をしなかった運転者の過失となります。
トヨタも自動ブレーキと名を売って、いかにも車が自動的ブレーキをかけるよな感じで特アクアを販売しています。(本来は自動ブレーキ支援システム)販売店員でも自動ブレーキ支援システムがなんたるかを身をもって経験している人が何人いるんでしょうか。
この事故を機に各車もしっかりと教育をして、ちゃんと自動ブレーキ支援システムを扱う訓練しないと今後もこういった事故も起こりますね。ましてや、高齢者の事故が多いと言います。アクセルとブレーキの踏み間違いが特に多いそうです。
自動ブレーキ支援システムはあくまでも車が危険を察知し、ブレーキ補助するためのシステムです。運転手が危険だと思ったら早めにしっかりとブレーキを踏むという自己判断することが大事です。人間が危険を察知する判断の上で自動ブレーキ支援システムが成り立っていることを考慮して使っていくことがこれからの課題だと思います。
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特アクアの価格
価格 | 2WD |
アクア 特別 仕様車S“Style Black” /1.5L | 199 万円~ |
アクア /S /1.5L | 188 万円~ |
特アクアの価格表です。アクア・Sと11万円ほど差があります。トヨタセーフティ・センス・C分の54000円とスマートエントリーパッケージ分の55080円とストサイドドアハンドル・バックドアガーニッシュ分の約6480円分、特アクアに標準装備されています。アクア・Sではすべてメーカーオプションとなります。
ライバル車について
トヨタ・プリウス 特別仕様車 S“Safety Plus”
出典 トヨタ公式 プリウス 特別仕様車S“Safety Plus”
特プリウスこと、特別仕様車S“Safety Plus”ですね、排気量は1.8でもちろんハイブリッドです。アクアと同じで安全性能に特化した車となっています。
特アクアではToyota Safety Sense Cでしたが、特プリウスではToyota Safety Sense Pとなります。違いはレーダークルーズコントロールを追加しています。レーダークルーズコントロールは、ミリ波レーダーと単眼カメラで前方車を確認して車速に応じた車間距離を考えて追従走行を支援するシステムです。特に高速道路のロングドライブなど一定の流れに沿った運転の役にたつみたいですね。おそらく信号機の多い場所では、車が判断しにくい可能性がありますね。
特アクアの評判
特アクア買いました
— タマモに愛されたれゐくん (@rewi_kiriu) March 17, 2017
特アクアと特プリウスか。。。
いくらするのかなー。。。
大きさ的にアクアがいいけど、サイドブレーキが引くやつだったらやだな。。。— あら (@arai817) October 25, 2016
特アクアほちい
— さくやし (@sakiuya0312) October 13, 2016
CM
出典 You Yube 【プリウス・アクア】TVCM 特アクア・特プリウス篇2 60秒
まとめ
特アクアは、いかがだったでしょうか
特アクアや特プリウスに搭載しているToyota Safety Sense CやPを運転者がしっかりと内容を体で覚えることです。車を動かすのはあくまでも運転者です。アクセルとブレーキの操作を間違ってしまえば、事故が起きます。その点を重視してしっかりと自動ブレーキ支援システムを身につけましょう。