新型トヨタ・ノアのビックマイナーチェンジ情報が入ってきています。大家族には、もってこいの5ドアミニバンとして人気を得ました。ヴォクシーとエスクァイアの長兄として、今でも第一線を走っている車でもあります。最近では、ヴォクシーとエスクァイアに人気をすこし取られているようですが、実用車としてはシンプルで使いやすく飽きに来ない外観でとても重宝されていますね。
では、新型トヨタ・ノアの価格や燃費、外装や内装・評判・安全性能やCMなど、今わかってる情報を元にお話ししたいと思います。
目次
トヨタ・ノアの歴史
初代 R60G型 (2001年 – 2007年)
前期型 X(2001年11月 – 2004年8月)
後期型 X(2005年8月- 2007年6月)
初代のトヨタ・ノアですね。5ドアのミニバンとして新しくできた車です。駆動方式は2WD/4WD。排気量は2.0Lのみ。トランスミッションは、4AT(前期型)/CVT(後期型)と変わっています。
2006年8月まで、マイナーチェンジと特別仕様車を出しています。
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2代目 ZRR7#G/W/R型 (2007年 – 2014年)
前期型 X(2007年6月 – 2010年4月)
後期型 X(2010年4月 – 2014年1月)
2代目のトヨタ・ノアです。ボディーがいくらかごつくなったのか、箱型の近い外観となっていますね。排気量は2.0Lで駆動方式は2WD/4WDです。トランスミッションは、CVTのみとなりました。
新型トヨタ・ノアの発売日
新型トヨタ・ノアは、実はヴォクシーとエスクァイアのお兄さんにあたります。ですから、当然他の車がモデルチェンジをすれば、ノアもチェンジしますね。
2017年の7月3日にビックマイナーチェンジをしました。内外装や安全性能の見直しやグレ―ドの追加などしました。
新型トヨタ・ノアの特徴
プラットフォーム
トヨタ・ノアのプラットフォームは、先代のタウンエース・ライトエース・デルタワゴン/ノアの後輪駆動方式か引継いだのですが、トヨタ・イプサムのプラットフォームで使われていた前輪駆動方式に変換したものを使用しています。前輪駆動になりましたので、新規のプラットフォームとなりました。名前はありません。
エンジン
エンジン | T・ ノア/ 1.8L 2.0L | T・ヴォクシー/ 1.8L 2.0L | T・エスクァイア/ 1.8L 2.0L |
パワートレイン | 直列 4気筒 DOHC +モーター | 同じ | 同じ |
最高出力 | H:73 [99]/ 5200 G:112 [152]/ 6100 | 同じ | 同じ |
最大トルク | H:142 [14.5]/ 4000 G:193 [19.7]/ 3800 | 同じ | 同じ |
最高出力(モーター用) | 60[82] | 同じ | 同じ |
最大トルク(モーター用) | 207[21.1] | 同じ | 同じ |
トランスミッション | H:電気式 無段変速機 G:Super CVT-i | 同じ | 同じ |
駆動方式 | H:2WD G:2WD /4WD | 同じ | 同じ |
*最高出力単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク単位:N・m[kgf・m]/rpm
*最高出力(モーター用)単位:kw[PS]/rpm
*最大トルク(モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm
エンジン表です。エンジン部分は、さすがに同じものを使っています。エンジンの型番も同じなので馬力的には、横並びってところでしょうか。あとは、やはり名前や外観や内装といったところで、選択して検討するといいですね。
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ボディーサイズ
ボディーサイズ | T・ ノア/ 1.8L 2.0L | T・ヴォクシー/ 1.8L 2.0L | T・エスクァイア/ 1.8L 2.0L |
全長 | 4695: (5ナンバー)4710:(3ナンバー) | 同じ | 4695 (5ナンバー) |
全幅 | 1695: (5ナンバー) 1730: (3ナンバー) | 同じ | 1695 |
全高 | 1825~ 1870 | 同じ | 1825 ~ 65 |
ホイールベース | 2850 | 同じ | 同じ |
室内長 | 2930 | 同じ | 同じ |
室内幅 | 1540 | 同じ | 同じ |
室内高 | 1400 | 同じ | 同じ |
重量 | 1560 ~ 1730 | 1570 ~ 1620 | 1570 ~ 1730 |
乗員 | 7~8 | 同じ | 同じ |
*単位:mm/kg
ボディーサイズです。ボディーサイズの数値は、各車で微妙に違いがあります。ノア(Si)とヴォクシー(ZS)は、3ナンバーです。エスクァイアは5ナンバーのみとなっていますので注意が必要ですね。あとは、ほぼ同じ数字となります。
燃費
燃費 | 2WD | 4WD |
T・ ノア /1.8L 2.0L | H:23.8 G:16.0 | G:14.8~ 15.0 |
T・ヴォクシー/ 1.8L 2.0L | 同じ | 同じ |
T・エスクァイア/ 1.8L 2.0L | 同じ | 同じ |
*単位:JC08モード・km/L
燃費表です。兄弟なのですべて同じ数字となっています。実燃費では、購入予定者の環境によって変わってきます。あくまでも測定値ですので、注意が必要です。
例えば、大家族で週末頻繁にお出かけするとか、使う頻度が高ければおのずとガソリンが早くなくなります。それらを考慮してからハイブリッド車にするか、ガソリン車にするかを検討してみてくださいね。
ボディー色
ホワイトパールクリスタルシャイン
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
ブラック
ブラキッシュアゲハガラスフレーク
ボルドーマイカメタリック
シルバーメタリック
アバンギャルトブロンズメタリック
ボディー色です。普通のノアではラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークですが、ヴォクシーではイナズマスパーキングブラックガラスフレーク(深緑系)、エスクァイアでは、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(紫黒系)と各変更となります。それぞれの個性がでますね。
装備
出典 トヨタ公式 ノア 内装
内装です。シートは消臭機能付シート表皮を採用していますので、車の嫌なにおいを軽減します。たばこのにおいの消臭に期待できます。
ちなみに、ヴォクシーとエスクァイアとも同じ内装となりますが、内装色で差別化しています。エスクァイアの内装色は、黒中心。ヴォクシーの内装色は、黒・深い青・オレンジが中心となっています。選択する際には注意が必要です。
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出典:トヨタ公式 ノア 外装
出典:You Tube2017 新型 トヨタ ノア Si 4WD 内外装
外装ですね。ノア・ヴォクシー・エスクァイアのフロントマスク/エンブレムが違うだけです。ノアとヴォクシーには3ナンバー/5ナンバーがあります。エスクァイアは5ナンバーだけとなっています。ボディー規格では、一つでも範囲(長・幅・高)が広がればサイズアップ(エアロパーツなどで)とされるので注意が必要です。
安全性能
出典 You Tube 【シエンタ】安全機能解説(Toyota Safety Sense C)
安全性能です。toyota Safety Sense Cは、X・X“サイドリフトアップシート装着車”では、メーカー・オプションとなります。SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+SRSカーテンシールドエアバッグ(フロント・セカンド・サードシート)は全車、メーカーオプションです。
さすがにtoyota Safety Sense Cは全車装備とはなりませんでしたね。ですが、これもいずれ次期新型がでれば、全車装備となるかもしれませんし、Pの搭載となるかもしれません。ヴォクシーとエスクァイアもグレード名が違いますが、内容は同じです。
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新型トヨタ・ノアの価格
価格 | 2WD | 4WD |
HYBRID Si/1.8L | 7人: 326万円~ | なし |
HYBRID G/1.8L | 7人: 314万円~ | なし |
HYBRID X/1.8L | 7人: 301万円~ | なし |
Si /2.0L | 7人: 277 万円~ 8人: 274万円~ | 7人: 297 万円~ 8人: 293万円~ |
G /2.0L | 7人: 272 万円~ 8人: 269万円~ | 7人: 293万円~ 8人: 290万円~ |
X /2.0L | 7人: 249万円~ 8人: 246万円~ | 7人: 270万円~ 8人: 267万円~ |
X“ サイドリフト アップ シート 装着車” /2.0L | 7人: 267万円~ | 7人: 286万円~ |
Si”GR”SPORT /2.0L | 7人: 325 万円~ | なし |
価格表です。ヴォクシー・エスクァイアはグレード設定が違いますので、若干の金額に差があります。基本的には、メーカーオプションやディーラープションで装備を追加しますと価格が跳ね上がります。しっかりと検討の上、販売店へ行ってどんな装備があるのかを確認してみましょう。
トヨタ・ノアの評判
トヨタ ノアが降ってきた
車検一年あるから直してしばらく乗るかなこれもあと2年で自動車重量税減免が終わるから相場がめちゃ下がったねえ pic.twitter.com/nEOeBYeIJ8
— シリウス@和ストルティア (@siriusdqx) November 7, 2017
ノアとかは今回よくできた車に仕上げてきたと思う。下品さもない。トヨタ得意のぼにょんぼにょんの足回りでもなかった。あれは良いミニバンだ。
— Marksman(プランク定数推し) (@Laylack) February 1, 2017
トヨタだからできることなのでは?同じサイズの車を多数出せる企業ってそこまでないし、客にしたら選択肢増えてるわけだしね
ヴォクシー、ノア、エクスァイヤだってそうだし— みのじ (@minoji_linear) January 21, 2017
CM
【新型トヨタヴォクシー】ビッグマイナーチェンジ、ハイブリッドの価格は?煌2の評判は?
【新型トヨタ エスクァイア】ハイブリッド搭載で価格や燃費は?口コミ・評判は?
まとめ
新型トヨタ・ノアはいかがったでしょうか。
けっこう、シンプルでしかもハイブリッド搭載で、内装や外装が変わりました。
中型ミニバンは激戦区だと言われています。ライバルでは、日産のセレナ・ホンダ/ステップワゴンがいます。これらの車も改良があったりするかもしれませんね。
今後のトヨタ三兄弟(ノア・ヴォクシー・エスクァイア)の動向が楽しみです。