ホンダ新型WR-Vが日本で発売?SUVやオートパイロット搭載や価格の考察!

2016年サンパウロ国際モーターショーでホンダ・新型コンパクトSUV「WR-V」がお披露目。WR-Vはインド市場と南米地域向けの車です。

インド優先で2017年3月16日、ホンダWRVが販売されました。ブラジルでは2017年前半に発売開始。(すでに販売されてる模様です)Honda R&D Brazilで開発・生産をしています。WR-Vの名前の由来は「Winsome Runabout Vehicle」の略で、訳しますと、魅力のある小型車車両ってところでしょうか。

あくまでも新型コンパクトSUV「WR-V」は海外戦略車です。日本ではまだ販売はしないと話にはなっているようですが、実は、まことしやかに日本で発売するのではないかと噂が立っています。しかもオートパイロット(自動運転)を搭載するかもしれません。

では、新型ホンダコンパクトSUV「WR-V」の特徴日本発売の考察、スペックボディーサイズ内装外装価格など今、わかってる情報をもとにお話ししますね。

※画像および、数値は日本で販売される車両とは仕様が異なる場合があります。またオプション装備を含むものもあります。あらかじめご了承ください。
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ホンダ新型WR-Vの日本発売はあるのか?

ホンダ WR-V

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出典 ウィキペディア ホンダ WR-V

トヨタ・C-HR

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出典 トヨタ公式 C-HR

管理人のワンポイント説明

2017年3月にインドで発売されたホンダ・WR-V日本での発売はあるのでしょうか。私は、アリだと思っています。理由は、コンパクトSUV車ですし、今空前のSUV車が売れています。例えば2016年12月、日本で発売されたトヨタのC-HRがかなり売れていると聞きます。(販売台数:2016年4月~2017年3月 43,600台 自販連調べ)

なぜ、コンパクトSUV車が人気なのか

SUV車は、大型アウトドア用の車として海外では人気です。コンパクトしたSUV車の燃費を向上させて、スタリッシュなデザインにまとめあげ、見た目がタフな感じにしたところにおそらく魅力を感じたのではないでしょうか

ようは、一般的な箱型セダンや軽自動車のハイトワゴン(ダイハツ・タントやホンダ・N-BOX)などのデザインや走りに飽きてきたところで、かっこいいSUV車が登場したわけですね。上記のC-HRの画像を見てもおしゃれですよね。

海外展開を重点にしているホンダでもトヨタ・C-HRの販売台数を把握していると思います。ただ、戦略的販売は、インドやブラジルが優先です。ここは譲れないとして考えますと、まずは海外の反応を見てから、日本発売へと踏み切るにではないでしょうか

時期としては、早くて2018年以降と先の話となります。ホンダの考えもありますのであくまでも推測です。日本仕様となった場合は、名前も性能も変わります。すごく楽しみなコンパクトSUV車になりそうな予感がありますね。

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ホンダ新型WR-Vの特徴

エンジン

エンジンWR-V
(インド版)
WR-V
ブラジル版
パワートレイン1.2L
i-VTEC[ガソリン]1.5L
i-DTEC
[ディーゼル]
1.5L SOHC 16V I-VTEC FlexOneエンジン
最高出力ガソリン[90]
/6000デイーゼル
[100]
/3600
ガソリン[115]
/6000エタノール
[116]
/6000
最大トルクガソリン[110]
/4800デイーゼル
[200]
/1750
ガソリン[15.2]
/4800エタノール
[15.3]
/4800
トランスミッション5速MT[ガソリン]
6速MT
[デイーゼル]
CVT
駆動方式FF(2WD)FF(2WD)

*最高出力(馬力・モーター用)単位:kw[PS]/rpm

*最大トルク(回転数モーター用)単位:N・m[kgf・m]/rpm

*SOHC(Single OverHead Camshaft):1本のカムシャフトとシリンダーヘッドで構成

管理人のワンポイント説明

ホンダ・WR-Vのインド仕様とブラジル仕様のエンジン表ですね。インドでは1.2Lと1.5Lが販売されています。しかも、日本では珍しいMT車です。ブラジル用エンジンにはFlexOneエンジンという仕組みが使われています。

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FlexOneエンジンとは、エタノール燃料で動かすエンジンのことをいいます。長所としては、燃料のコストが安いこと。短所としては気温が低いとエンジンがかからない、エタノールが臭くて不快感があるなど。対策として小型のガソリン貯蔵タンクを装備して、エンジンがかかりにくい場合に使用するようにはしているようです。

肝心の日本仕様ですが、もちろんFlexOneエンジンを使うことはなくインド仕様からの転用という形になります。日本ではなじみのないFlexOneエンジンですからね。ガソリン車とディーゼルではなくハイブリッド車ではないかと思います。元は、ホンダ・フィットをコンパクトSUV車にしたものがWR-Vということです。

日本では、2010年からハイブリッド車を販売しています。排気量は、インド仕様と同じで据え置きです。トランスミッションは、MTではなくCVTが主流でしょうね。フィットもMT車があります。私としては、ぜひ6速MT車を出してほしいところです。走り屋さんにとってはSUV車でしかもMTでガンガン走りたいと考えるでしょうからね。

ボディーサイズ

ボディーサイズWR-V
(インド版)
1.2L
1.5L
WR-V
(ブラジル版)
1.5L
ホンダ・
フィット
(日本仕様)
/
1.3L
1.5L
全長399940003955
全幅173417341695
全高160115991525

1550
ホイールベース255525552530

*単位:mm/kg

ホンダ・フィット(日本仕様)

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出典 ホンダ公式 フィット

ホンダ・ヴェゼル(日本仕様)

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出典 ホンダ公式 ヴェゼル

管理人のワンポイント説明

ホンダ・WR-Vインド・ブラジル仕様とホンダ・フィットを比較したボディーサイズ表です。見た目は、大きく見えますが数字的にはフィットが小さいですね。WR-Vの全幅が1734mmです。日本ですと3ナンバーとなりますね。ということは日本仕様にした場合、5ナンバーでいくか3ナンバーで行くかですね。

ただ、日本のホンダ・ヴェゼル1.5L(ガソリン・ハイブリッド)というSUV車がいます。3ナンバーで全幅が1770mmです。WR-Vよりかすこし幅が+36mmと広い上に、3ナンバーSUV車が2台ともなりますと、ちょっと売りにくくなります。なぜかと言いますと、WR-Vの排気量も1.5Lですし、エンジンもガソリンとハイブリッドなった場合、見た目同じ性能に見えてしまいますからね。

新型ホンダ・WR-Vの日本仕様をもし作るのであれば、全幅を1700mmギリギリに収めて、フィットの一個上のSUV車として、またヴェゼルはそのまた一個上のSUV車とすれば差別化ができると思いますので、5ナンバーでいけそうな気がします。

燃費&実燃費

燃費2WD4WD実燃費(e燃費調べ)
H・フィット
/1.3L
/1.5L
1.5L(H):
31.4

36.41.3L(NA):
21.8~
26.01.5L(NA):
19.0~
21.0
1.5L(H):
27.6~
29.01.3L(NA):
20.0~
20.81.5L(NA):
19.0~
21.4
1.5L(H)
(19.95~22.49)
2013年9月~12月発売ガソリン車:
1.3L
(16.13~17.37)
2013年9月発売1.5L
(14.77~15.31)
2013年9月発売
H・ヴェゼル
/
1.5L
H:
23.4

27.0NA:
19.8

20.6
H:
21.6

23.2NA:
19.0
H:
(16.60~18.81)
2013年12月発売NA:
(14.00~14.53)
2013年12月発売

*NA:自然吸気・T:ターボ(過給機)付・H:ハイブリッド・D/t:ディーゼルターボ・EV:電気

*e燃費の数値は、各環境下によって変化します。あくまでも参考数値です。

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vの元ベースあるホンダ・フィットとヴェゼルの燃費&実燃費表です。インド仕様でデイーゼル・ガソリン。ブラジル仕様では、エタノール・ガソリンでどちらとも公式サイトでは、記載されていませんでした。

新型ホンダ・WR-Vの日本仕様が、もし生産・販売されるとして考えた場合、やはりホンダ・フィットクラスの燃費は出してほしいですね。

燃費測定が20.0km/Lで実燃費が12~15km/Lはほしいところです。要は、エンジンとトランスミッションの兼ね合いですね。

インド仕様のMT車を変更して、CVTのみのハイブリッド車やガソリン車か、一部MT車も残すかですね。どちらにしてもインド仕様を元に、日本仕様は作られると思いますので、ホンダの思案のしどころですね。

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ボディー色

ブラジル仕様

レッドマーキュリーパール

真珠光沢ホワイトスター

タフタホワイトソリッド

クレーメタリックバリウム

ブラッククリスタルパール

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出典 ホンダ・ブラジル公式 WR-V ボディー色

インド仕様

プレミアムアンバーメタル

モダン鉄メタル

アラバスター シルバー メタリック

カーネリアンレッドパール

ゴールドブラウンメタル

オーキッドホワイトパール

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出典 ホンダ・インド公式 WR-V ボディー色

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vのインド仕様とブラジル仕様のボディー色ですね。はっきり言って地味です。日本仕様では、ブラジル仕様のレッドマーキュリーパールは絶対に外せないですね。色がシブくてものすごくかっこいいですね。ちなみにフィットは12色でピンクやブルー・パープルなどがあります。けっこう色の選択枠が増えると思われます。

装備

内装

ブラジル仕様

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出典 ホンダ・ブラジル公式 WR-V 内装

インド仕様

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出典 ホンダ公式 インド仕様 内装

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vのインド仕様とブラジル仕様の内装ですね。タッチパネルでは、ハンズフリー電話、Bluetoothシステム マルチメディア7 インターネットブラウザつきなど、通信装備されています。けっこう、装備が充実しています。

ただ、インド仕様では、タッチパネルは使いにくいですね。理由は、簡単でMT車だからです。左手は、いつもシフトレバーをもっていませんと、運転できません。タッチパネルしながらだと事故を起こしやすいです。もちろん、CVTも気をつけないといけませんね。日本仕様でも同じような装備となると思われます。

外装

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出典 ホンダ・ブラジル公式 WR-V 外装

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vのインド仕様とブラジル仕様の外装は、同じですね。ブラジルで生産をしています。もし、日本仕様を生産するのであれば、ブラジル生まれとなります。

故障した場合は、部品を取り寄せになるでしょうか。ホンダ・フィットの部品で共通なものがあれば修理できると思われます。まだ日本仕様が生産されるかは、まだアナウンスしていませんのでどうなるかですね。

安全性能

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出典 ホンダ・ブラジル公式 安全性能 *翻訳しています。

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出典 ホンダ・インド公式 安全性能 *翻訳しています。

ホンダ・センシング

出典 You Tube 安全運転支援システム『Honda SENSING』

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vのブラジル仕様の安全性能です。インド仕様のほうがシンプルですね。

日本仕様では、おそらくホンダ・センシング搭載でしょうね。MT車は搭載なし。安全性能は、ホンダ・センシングで、ばっちりですね。おそらく、オプションで追加という形になると思われます。

オートパイロット(自動運転)

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出典 ホンダ・ブラジル公式 オートパイロット *翻訳しています。

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vブラジル仕様には、オートパイロットが搭載されているようです。いわゆる自動運転(一定の距離、車が自動で運転するシステム)ですね。まさか、このWR-Vに搭載されているとは思いませんでした。ちなみにインド仕様は、MT車なのでついていません。

オートパイロット(自動運転)を日本仕様で搭載するかは、ブラジル仕様の結果次第でしょうね。おそらくデータどりのために搭載していると思われます。

どのようなレベルかわかりませんが、もしオートパイロットの数値がよければ、日本仕様で搭載される可能性があります。

日産セレナ(ミニバン)が、プロパイロットを搭載してますね。順次にプロパイロットを搭載していく話にはなっています。現時点では、日本国内でSUV車の自動運転オートパイロットが搭載されている車はまだ聞いたことがありませんので楽しみですね。

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新型ホンダ・WR-Vの価格

価格FF(2WD)換算(2017年5月現在1.72円計算)
WR-V
(インド版)
ガソリン車
75万ルピー129万円~
WR-V
(インド版)
ディゼル車
105万ルピー181万円~

*換算レートは、変動します。あくまで参考レートです。

管理人のワンポイント説明

新型ホンダ・WR-Vブラジル仕様では、価格が不明でしたが、インド仕様ではMT車で129万円~となっています。

日本仕様では、ホンダセンシングやオートパイロット(自動運転)の搭載が決まれば、おのずと価格が高くなります。かるく200万円は超えると思いますね。

コンパクトSUV車でCVTやMTでデザインもそこそこいいし、外観のシルエットもいいです。できれば、お手頃価格で購入したいものですね。

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ホンダ新型WR-Vの評判

まとめ

新型ホンダ・WR-Vは、いかがだったでしょうか。

ブラジルで作られてインドで発売したということで、ほどほどの車なんだろうと少しなめていました。ホンダ・WR-Vの姿をみて、新興国もかっこいい車を作るんですね。一目で気に入りました。仕様はそれぞれ違いますが、その国にあった車を作り、販売をしています。

今の日本の車業界にないものがあります。それは、車に対する情熱ですね。いい車を作りたい、かっこいい車をつくりたいという気持ちが出ています。いずれ、日本仕様が出てくると私は思います。

ですが、ブラジルで作られたホンダ・WR-Vのイメージを壊さないようにしながら、どうような性能で日本仕様を出すか、ホンダ・日本が試されます。今後がとても楽しみですね。

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