新型トール(ダイハツ)とルーミー&タンク(トヨタ)の違いは?燃費や評判、CMは?

2016年11月9日新型ダイハツ・トールが発売されました。トールの名前の由来は北欧神話に出てくる雷神”THOR”と発音が同じ”TALL”の意味を持たせました。直訳しますと、「力も強く頼りがいがあり、しかも背に高い相棒」なのだそうです。

ちょっと軽自動車を少し大きくした感じの普通車ですが、中身はダイハツの得意な軽自動車技術を注ぎました。実はダイハツ・トールには他にも似た車があります。ダイハツがトヨタへ配給したのがトヨタ・ルーミー&タンクです。

では、新型ダイハツ・トールの特徴価格燃費装備内装外装安全性能評判、新型トヨタ・ルーミー&タンクとの比較を交えながらご紹介したいと思います。

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新型ダイハツ・トール★トヨタ・ルーミー&タンクの比較

プラットフォーム

ダイハツ・クー(2006年5月 – 2013年1月)

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出典:ウィキペディア ダイハツ・クー

トヨタ・bB (2000年-2016年)

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出典:ウィキペディア ダイハツ・bB

管理人のワンポイント説明

ダイハツ・ブーンのプラットフォームトヨタと共同開発した車がダイハツ・クーです。ダイハツ・トールのご先祖様となっています。このダイハツ・クーの兄弟車がトヨタ・bBですね。

クーとbBではターゲットの差別化を明確にしています。bBでは、20代の男性ユーザークーでは20歳~30歳代の働きざかりの女性と軽から普通車へいざなうための入門車として考えるユーザーをターゲットにしています。

いくら、他社からの供給とはいえ、少しは差別化しないと多種多様のお客さんには、対応ができませんね。とはいえ、画像を見る限りあまり変化のないような気がします。

ちなみに、ダイハツ・クーは2013年1月販売終了後を追うようにbBも2016年5月末で生産終了・7月には車種整理のため販売も終わり、公式サイトから名前が消えました。

他社でも車種整理が行われていくようですね。でもなぜだか、ダイハツ・ブーンは生き残ってます。これらを引継ぐダイハツ・トールとトヨタルーミー&タンクへ新しい一歩を踏み出します。

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価格

ダイハツ・トール
グレード2WD4WD
X146万円~163万円~
X”SAⅡ”152万円~170万円~
G162万円~179万円~
G”SAⅡ”168万円~185万円~
Gターボ”SAⅡ”180万円~なし
カスタムG177万円~194万円~
カスタムG”SAⅡ”183万円~200万円~
カスタムGターボ”SAⅡ”196万円~なし
トヨタ・ルーミー&タンク
グレード2WD4WD
X146万円~163万円~
X”S”152万円~170万円~
G162万円~179万円~
G”S”168万円~185万円~
G-T180万円~なし
カスタムG177万円~194万円~
カスタムG”S”183万円~200万円~
カスタムG-T196万円~なし

価格表を比べて見ますと、価格もほぼ同じです。トールを選ぶか?ルーミーを選ぶかは?は価格的には関係はないようですね。

今のところ、マイナーチェンジや一部改良や特別仕様車などの話は入ってきてはいませんが、おそらく、マイナーチェンジでスマートアシストⅢを搭載するかもしれません。そうなった場合、約10万円以下の金額で上がる可能性があり、時期としては、2018年11月くらいにマイナーチェンジが行われると推測します。

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エンジン

比較トール(2WD/4WD)ルーミー(2WD/4WD)タンク(2WD/4WD)
パワーユニット1.0L水冷直列3気筒(ターボ)1.0L水冷直列3気筒(ターボ)同じ
最高出力51~72[69~98]/6000同じ同じ
最大トルク92~140[69~98]2400~4400同じ同じ
トランスミッション自動無段変速機(CVT)・インパネチェンジ式シフト同じ同じ

エンジン比較表です。パワーユニットは、直列3気筒エンジンと直列3気筒インタークーラーターボ付きエンジンですね。共用した部品を使っていますので、エンジンは変わりません。

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ボディーサイズ

比較トールルーミータンク
全長3725~3700同じ3715~3700
全幅1670同じ同じ
全高1735同じ同じ
ホイールベース2490同じ同じ
室内長2180同じ同じ
室内幅1480同じ同じ
室内高1355同じ同じ
乗車定員5同じ同じ

*単位mmです。

ボディーサイズ比較表です。まったく同じです。タンクの全長で10mmほど差が出ています。これはもしかしたら印刷ミスかな?と思ったりもしますね。大差がありませんので、同じと判断します。

燃費

比較2WD4WDターボ
トール24.622.021.8
ルーミー24.622.021.8
タンク24.622.021.8

*単位JC08モードkm/Lです。

燃費比較表です。これまた、まったく同じ数字ですね。と言うことはエンジン部分と車体は同じで名前を変えているだけということです。トヨタとダイハツが仲良く名前を変えながら、トヨタとダイハツの販売店で自分たちが作った車を販売してもらう戦法ですね。

トールは、ルーミー&タンク以外でもスバルへOEM車を出していて、その名は「スバル・ジャスティ」です。数字的はみな同じですが、名前が違うだけなので、ブランドで選ぶかと悩みますよね。

【新型スバルジャスティ】ダイハツトール・トヨタルーミー/タンクとの違いや評判は?

2016年11月9日にダイハツから「トール」、トヨタから「ルーミー/タンク」が小型車として販売開始しました。ジャスティとの違いが気になります...

単色(トール編)

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出典:ダイハツ公式 トール 外観・カラー ファインブルーマイカメタリック

インペリアルゴールドクリスタルメタリック(*)
レーザーブルークリスタルシャイン
マゼンタベリーマイカメタリック
フレッシュグリーンメタリック
ファインブルーマイカメタリック
プラムブラウンクリスタルマイカ
ブラックマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック
パールホワイトⅢ
トール色
出典:ダイハツ公式 トール 外観・カラー
2トーン(トール編)

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出典:ダイハツ公式 トール 外観・カラー ブラックマイカメタリック×インペリアルゴールドクリスタルメタリック
ブラックマイカメタリック×インペリアルゴールドクリスタルメタリック
ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャイン
ブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック×フレッシュグリーンメタリック
ブライトシルバーメタリック×ファインブルーマイカメタリック
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出典:ダイハツ公式 トール 外観・カラー

ダイハツ・トールのボディー色です。単色と2トーンです。全9色と全5色計14色からなります

特にインペリアルゴールドクリスタルメタリックは豪華です。走ってるところを見たら、すごく目立つと思います。色が豊富なので選ぶのが大変ですね。(*)はトール限定色です。

単色(ルーミー&タンク編)

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出典 トヨタ公式 ルーミー外観・ボディーカラー ブリリアンカッパ―クリスタルマイカ

ブリリアンカッパ―クリスタルマイカ(*)
レーザーブルークリスタルシャイン
マゼンダベリーマイカメタリック
フレッシュグリーンメタリック
ファインブルーマイカメタリック
プライムブラウンクリスタルマイカ
ブラックマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック
パールホワイトⅢ
ルーミー
出典 トヨタ公式 ルーミー外観・ボディーカラー
2トーン(ルーミー&タンク編)

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出典 トヨタ公式 ルーミー外観・ボディーカラー ブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック

ブラックマイカメタリック×ブリリアンカッパ―クリスタルマイカ(*)
ブラックマイカメタリック×レーザーブルークリスタルシャイン
ブラックマイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック×フレッシュグリーンメタリック
ブライトシルバーメタリック×ファインブルーマイカメタリックimage
出典 トヨタ公式 ルーミー外観・ボディーカラー

(*)はルーミー限定です。タンクのボディー色は、ダイハツトールと同じです。色の違いは、1色ですね。

私としては、もうすこし色を変えてほしかったなって思います。ホント違う色の種類をもうすこし増やして差別化してくれると面白いのですが。中身や色までもいっしょなら、どれも同じです。ということはあとはブランド名でどこが売れるかっていえば、ずばりトヨタでしょうね。

装備について

内装&外装(トール編)

出典:You Tube 新登場 トール ダイハツ公式

家族向けの車ですね。荷物やスライドドアがあって、すぐにどこへでも行けそうなそんな雰囲気です。トールカスタムの映像も入っていますからどんな車か?確認が出来ます。

内装&外装(ルーミー&タンク編)

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出典:トヨタ公式 ルーミー 室内

ルーミーの内装&外装です。内装の方がトールと比べますと、見せ方にもよりますがルーミーの方が大人びた感じに仕上がっています

家族向けというよりも若者向きですね。外装はあまりトールと比べますと変わらないですね。

安全性能

衝突回避支援システム・スマートアシストⅡ

衝突回避支援ブレーキ機能
先行車との衝突の危険度が上がった場合、緊急ブレーキで減速させて危険を回避する機能です
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
人や対車両に対して、ぶつかりそうになった場合、警告音で知らせて、緊急ブレーキをかけるまえの注意を促します。これ以上の危険度が上がったら、衝突回避支援ブレーキが作動します。
車線逸脱警報機能
車体が運転中、車線からはみだしそうになったら、運転手へ警告し車線内へ戻るように促します。
誤発進抑制制御機能(前方)
低速(約10km/L)での走行で、突然障害物に接触しそうで、ブレーキを踏むところがアクセルを強く踏んだ場合、誤発進抑制制御機能が判定し、エンジンの出力を抑制します。警告音やディスプレイ表示で、お知らせします。
誤発進抑制制御機能(後方)
後方も前方と同じ機能です。
先行車発進お知らせ機能
自車が信号待ちで、先行車が前進したことを気がつかなかった場合、警告音やディスプレイ表示をして運転手に知らせます。

ダイハツ・トールのスマートアシストⅡはG・X・カスタムGではついていません残りのグレードは標準装備です。ダイハツのHPでは、セーフティ・サポートS[ベーシック+]の表記がありませんでした。スマートアシストⅡは、ダイハツの安全性能なんですがね。

ルーミーは一部のカスタムG-T、カスタムG“S”、G-T、G“S”、X“S”に標準装備されてます。ちなみに、ルーミーはセーフティ・サポートS[ベーシック+]を取得しています。

今度マイナーチェンジが行われる場合スマートアシスⅢを搭載するでしょう。どんな機能を追加するかといいますと、オートハイビームです。夜になりますと、自動的にヘッドライトが点灯し、普段はハイビームで対向車が来たときに、ロービームで切り替えてくれる機能です。

CM

トール編

出典:You Tube 2017 Daihatsu Thor CM Japan 3 (ダイハツトール)

ルーミー&タンク編

出典:You Tube Car Watch /トヨタ・ルーミーTV-CM「くつろぎカップル」編

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新型ダイハツ・トール★トヨタ・ルーミー&タンクの評判

トール編

https://twitter.com/streetk1005/status/914380541532585986

ルーミー&タンク編

まとめ

新型ダイハツ・トール★トヨタ・ルーミー徹底比較はいかがだったでしょうか?

ほぼ同じです。一部のボディー色や内装の雰囲気がシックなのかおだやかなのか?という選択になりそうですね。価格もほぼ同じですし、あとは購入予定者がどちらを選ぶかを予算を考えてから、決めましょう。

私、一個人としては小型車と言えば、やはりトヨタなんですよね。そして、軽と言えばダイハツという印象が強いんです。子供のころからトヨタはスポーツ車のイメージが強いものです。

それだけ昔の車には個性がありました。今では、右を見ても左を見ても同じよな車ばかりです。

ですが、今回のダイハツ・トールはダイハツとしては軽自動車の殻を破りたいということで、開発された車だと思いますので、販売台数がどのくらいあるのか?は気になるところですね。

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